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英検®4級の単語を楽しく覚える英検無料塾<第7回>

「どうして怒っていたの?」を英語にしてみよう!・・・これ、言いかたによっては余計怒らせるので気をつけて!

楽しんで英検の勉強をしよう!がコンセプトの英検®無料塾です。今日はラッキー7、7回目ですよ!これを頑張って解いたきみに、何か良いことが起こるといいですね。

今回も英検4級の必須単語を含んだ簡単な会話文を紹介しますので、英語にしてみてください!

4級合格必須の単語が入った会話表現、そして単語を一部入れ替えた「ボキャブラUP文章」の会話もいっしょに覚えてしまいましょう。

 

 

<チャレンジ> まずはなにも見ないで英訳文を考えてみましょう!LisaとJohnの会話です。
 
Lisa  「きのう、清水先生に会いましたか?」
John  「はいそうです。彼は怒っていました。」
Lisa  「どうして怒っていたのですか?」
John  「なぜって、ぼくが彼のランチを食べたからですよ!」
 
 
★ヒント ところどころに、正解の英語を入れて、穴埋め問題にしてみました。これでどうでしょうか?
 
Lisa  (    )  you  (    )  Mr. Shimizu, yesterday?
John  Yes,  I  (    ).  He  was  (    ).
Lisa  (    )  was  he  (    )?
John  (    )  I  (    )  his  lunch.
 
 
★大ヒント Initial Letter(頭文字)と文字数がわかれば、もう答えられますよね?
 
Lisa  (D _ _)  you  (m _ _ _)  Mr. Shimizu,  yesterday?
John  Yes,  I  (d _ _).  He  was  (a _ _ _ _).
Lisa  (W _ _)  was  he  (a _ _ _ _)?
John  (B _ _ _ _ _ _)  I  (a _ _)  his  lunch.
 
 
正解  では、答えです。
 
Lisa  Did you meet Mr. Shimizu, yesterday?
John  Yes, I did.  He was angry.
Lisa  Why was he angry?
John  Because I ate his lunch.
 
 
【入れ替え】 1・2行目の会話を、変えてみましょう!
 
Lisa  「きのう、サッカーをしましたか?」
John  「はいそうです。わたしは足を折りました。」
 
Lisa  「きのう、ニンニクを食べましたか。」
John  「はいそうです。わたしはにおいますか?」
 
 
★入れ替え問題の答え
 
Lisa  Did you play soccer, yesterday?
John  Yes, I did.  I broke my leg.
 
Lisa  Did you eat garlic, yesterday?
John  Yes, I did. Do I smell?
 
 
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投稿日: Nov 25, 2017 | 閲覧数: 378 | カテゴリー:

 

小学生の英語教育【その2】海外小学校の外国語教育事情

 

 

前回は「小学校の英語教科化を考える」というタイトルで、2020年から始まる英語の正式教科化についてお話をしました。

今回は、それでは海外の小学校ではどのような外国語教育が行われているのか、という点に着目して、イギリス・イタリア・フランス・タイ・マレーシア・オーストラリアでの教育事情についてお伝えいたします。

 

目次;

1.イギリスの小学校での外国語教育

2.イタリアの小学校での外国語教育

3.フランスの小学校での外国語教育

4.タイの小学校での外国語教育

5.マレーシアの小学校での外国語教育

6.オーストラリアの小学校での外国語教育

7.まとめ

 

1.イギリスの小学校での外国語教育

イギリスでは7歳から11歳までの子供たちに向けて外国語の授業が必修化となりました。

参考URL → Foreign languages to be compulsory from age seven

一番多く取り入れている外国語の授業は、フランス語になります。

次いでスペイン語やドイツ語になりますが、最近では中国語にも力を入れ始め、BBCの国営放送でも中国語の学習番組が放送され始めています。

参考URL → New BBC show offers Mandarin for pre-schoolers

イギリスの子供たちは、TVを見て外国語を学ぶ子供たちも多いのですね。

でも、英語は世界の公用語。その公用語として話すイギリスの子供たちにとっては、やはり英語以外の外国語学習を取り入れて話せるようになるには壁も厚いようです。

イギリスでは英語が母国語のため、移民が多い国ではありながらも英語を話せることは必須になります。英語の読み書きができないと生活をすることも難しいですが、逆にいうと、イギリスでは英語を話せれば生きていけます。

外国語を学ぶ必要性が特になくなれば、話すことがなかなか出来なくなる。これは、日本人が英語が不得意な理由にも共通するのかもしれませんね。

 

2.イタリアの小学校での外国語教育

イタリアの母国語は、イタリア語です。

ヨーロッパに位置するイタリアでは、小学校1年生から英語教育がはじまります。

英語の教科は必修科目となっているため、小学校1年生では週に1時間、2年生では週に2時間、3年生から5年生では週に3時間の英語の授業を実施しています。

もっとも、イタリアでは英語を話す教師の質があまり良くない、と言われていて、その点を改善すべきだという議論がよく出てきます。

イタリアにはもう一つ問題を抱えています。

イタリアは移民の多い国でもあり、その移民たちがイタリア語を話せない、ということです。

そのために外国語の英語よりもイタリア語の教育に力を入れている、という地域もあるようです。

このように、イタリアでも英語を話せない、あるいは苦手、という人は多いです。ただ、わたしがイタリアに滞在していたときには、教育に携わっている方や若い方は英語を話せる人が多かった、という印象です。

イタリア語と日本語で会話が成り立ってしまった、という不思議な経験もありました。

最終的には、言葉は「心で」話し合える、ということを実感しました。

 

3.フランスの小学校での外国語教育

フランスの母国語はフランス語です。

フランスでも、イタリア同様、小学校1年生から英語教育がはじまります。

しかり、やはりフランスでも英語講師の質はイマイチで、政府としては英語教育に力を入れているものの、英語を苦にして話さない、というフランス人は多いです。

プライドが高くて英語を話したくない、というわけではなく、単に苦手だという人も多いようです。

ちなみにフランスは移民の多い国でもありますが、植民地としてフランス語を話す教育を受けてきた移民が多いため、移民であっても、フランス語を話すには割とスムーズです。

以前出会ったフランス人のご夫妻は、辞書を片手に英語を一生懸命話そうとしてくださいました。

笑わないイメージのあるフランス人でしたが、実際に接してみて話をしてみたら、とても気さくな方が多かった印象を受けましたよ!

 

4.タイの小学校での外国語教育

タイの母国語は、タイ語です。

タイでも、やはり小学校1年生から英語教育がはじまります。さらに、一部の幼稚園では、英語のアルファベットを教えたり、英語学習プログラムを組んでいるところもあります。

タイでも、基本的にはタイ人の教師が英語指導を担当しますので、タイなまりの英語で話すことも多いのですが、ネイティブスピーカーの教師の導入も少しずつ進んできています。45分授業で筆記と文法中心の英語授業が週に3-4回あります。

ただし、タイでは英語を学んだからと言って、話せるようになるか?という点では、まだまだ課題のようです。この辺りの課題は、日本とも共通していますね。

また、タイでは近年、中学校で中国語や日本語の授業も選べるようになりました。

 

5.マレーシアの小学校での外国語教育

マレーシアの母国語はマレー語です。

もっとも、マレーシアは多国籍民族の国ですので、インド系や中国系、マレー系などの自国語を持つ人たちが集まっている国です。多くの人たちが、マレー語以外に話せる言語を持っています。

マレーシアでは小学校1年生から英語教育がはじまります。

ですが、さすがは多民族の国、小学校よりも前、幼稚園のころから英語のプログラムを組むように、という政府の方針も出来ています。

今まで挙げてきた国々に比べ、英語教育が徹底している国と言えるでしょう。

ただし、マレーシアでも英語を学んだからと言って、話せるようになるか?という点では、まだまだ課題もあるようです。

 

6.オーストラリアの小学校での外国語教育

最後に紹介するのは、また英語圏の国に戻ってオーストラリアの外国語教育事情です。

オーストラリアも、やはり移民が多い多国籍の国です。

そのため、外国語教育へは国を挙げて力を入れています。

小学校低学年から外国語を教え始めますが、フランス語、イタリア語、インドネシア語や日本語、中国語などその学校によって異なるという特徴があります。

バランスよく、読む・書く・聞く・話すの4技能を取り入れた授業を行っています。

オンライン学習やスカイプなどの多用をして、子供たちが興味を持って学習ができるような工夫が良くされている学習法を取り入れています。

もう一つ、オーストラリアの外国語教育で特徴的な点は、政府が制定する教科書がない、ということです。

それぞれに、自作の教科書を作成したり教師が独自に選んだ教科書を使って学ぶことができるので、わたしはとても素晴らしいことだと思います。

実は、わたしはオーストラリアで日本語を指導していた経験があります。

まず、日本語で作成した教科書を自作で作成し、独自のプログラムも作成します。

例えば50音を使ったかるたを作って、子供たちにゲーム感覚でひらがな・カタカナを導入したり、ピアノを使って日本語の歌を歌ったり、踊ったりすることを取り入れて、とにかく楽しく学習できるように工夫をしました。

ひらがなを黒板に書いて、自分の名前であいさつをすることは毎回行いました。

「わたしの名前は○○です」といったあいさつを生徒一人一人に行ってもらうのです。

子供の場合は、15分を過ぎると集中力が低下しやすいため、15分おきにプログラムを替えて教えていましたが、生徒たちの興味も持続し、効率もよかったと感じましたよ。

 

7.まとめ

日本だけでなく、外国語教育については諸外国でも大変な努力と苦労があるようですね。

どの国でもネイティブスピーカーの教師の育成というのが、今後の課題となっているように感じます。

今までご紹介した国のなかでは、オーストラリアでの外国語学習がひとつの見本となっているのではないでしょうか。効率よく、かしこまらずに自由な発想で、工夫がされているように感じました。

日本の英語教科化をする上でも、参考にしてほしいなあと思っています。

 

 
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投稿日: Nov 22, 2017 | 閲覧数: 618 | カテゴリー:

 

英検®4級の単語を楽しく覚える英検無料塾<第6回>

「お財布を失くした!」「心配しないで、わたしのバッグのなかにあるよ」
こんなちょっぴり怖い会話ですが、英語にしてみてね!

楽しんで英検の勉強をしよう!がコンセプトの英検®無料塾、今日で6回目です。

今日も英検4級必須単語を含んだ簡単な会話文をご紹介しますので、英語にしてみてください!

4級合格必須の単語を多めに入れた会話表現、そして会話文の単語を一部入れ替えた「ボキャブラUP文章」も忘れずにやってくださいね。

 

 

<チャレンジ> まずはなにも見ないで英訳文を考えてみましょう!今日はJohnとLisaの会話に戻ります。
 
Lisa  「どうしたの?(どこか悪いの?)、ジョン。」
John  「財布を無くしたんだ。」
Lisa  「心配しないで!私のバッグの中にあるよ。」
John  「ほんと?有難う!・・・でも・・・、なんで?」
 
 
★ヒント ところどころに、正解の英語を入れて、穴埋め問題にしてみました。これでどうでしょうか?
 
Lisa  What’s  (    ), John?
John  I  (    )  my  (    ).
Lisa  Don’t  (    ).  It’s  (    )  my  bag.
John  (    )?  Thank you!  ….(    ),  why?
 
 
★大ヒント Initial Letter(頭文字)と文字数がわかれば、もう答えられますよね?
 
Lisa  What’s  (w _ _ _ _), John?
John  I  (l _ _ _)  my  (w _ _ _ _ _).
Lisa  Don’t  (w _ _ _ _).  It’s  (i _)  my  bag.
John  (R _ _ _ _ _)?  Thank you!  ….(b _ _),  why?
 
 
正解  では、答えです。
 
Lisa  What’s wrong, John?
John  I lost my wallet.  *purseでも正解。
Lisa  Don’t worry.  It’s in my bag.
John  Really?  Thank you!  ….but, why?
 
 
【入れ替え】 1・2行目の会話を、変えてみましょう!
 
Lisa  「どうしたの?(どこか悪いの?)、ジョン。」
John  「明日テストがあるんだ。」
 
Lisa  「どうしたの?(どこか悪いの?)、ジョン。」
John  「バナナを10本食べたんだ。」
 
 
★入れ替え問題の答え
 
Lisa  What’s wrong, John?
John  I have a test tomorrow.
 
Lisa  What’s wrong, John?
John  I ate ten bananas.
 
 
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投稿日: Nov 21, 2017 | 閲覧数: 344 | カテゴリー:

 

英検®4級の単語を楽しく覚える英検無料塾<第5回>

プチプラの代表、ユニクロのシャツについて英語で表現してみましょう!簡単ですよ!

楽しんで英検の勉強をしよう!がコンセプトの英検®無料塾、4級も5回目に来ました!

英検4級では必ず出てくる「お買い物」関連の言い回しを練習しましょう。

今回も、入れ替えボキャブラUP文がありますので、合わせて覚えてくださいね。

 

 

<チャレンジ> まずはなにも見ないで英訳文を考えてみましょう!今日はJohnとShop Owner(店主)の会話ですよ。
 
Shop Owner  「いらっしゃいませ。(何かお手伝い致しましょうか。)」
John  「はい。このシャツはいくらですか?500円ぐらい?」
Shop Owner  「そこまで安くありません。2000円です。」
John  「それは、ユニクロシャツより高いです。」
 
 
★ヒント ところどころに、正解の英語を入れて、穴埋め問題にしてみました。これでどうでしょうか?
 
Shop Owner  (    )  I  (    )  you?
John  Yes.  (    )  (    )  is  this  (    )?  Is  it  around  five  (    )  yen?
Shop Owner  It’s  not  that  (    ).  It’s  two  (    )  yen.
John  It  is  (    )  (    )  than  a Uniqlo shirt.
 
 
★大ヒント Initial Letter(頭文字)と文字数がわかれば、もう答えられますよね?
 
Shop Owner  (M _ _)  I  (h _ _ _)  you?
John  Yes.  (H _ _)  (m _ _ _)  is  this  (s _ _ _ _)?  Is  it  around  five  (h _ _ _ _ _ _)  yen?
Shop Owner  Shop Owner    It’s  not  that  (c _ _ _ _).  It’s  two  (t _ _ _ _ _ _ _)  yen.
John  It  is  (m _ _ _)  (e _ _ _ _ _ _ _ _)  than  a Uniqlo shirt.
 
 
正解  では、答えです。
 
Shop Owner  May I help you?
John  Yes. How much is this shirt?  Is it around five hundred yen?
Shop Owner  It’s not that cheap.  It’s two thousand yen.
John  It is more expensive than a Uniqlo shirt.
 
 
【入れ替え】 2・3行目の会話を、変えてみましょう!
 
John  「このはがきはいくらですか? 10ドルぐらい?」
Shop Owner  「そこまで高くありません。1ドルです。」
 
John  「この岩はいくらですか?700円ぐらい?」
Shop Owner  「それは売りものではありません。」  *for saleを使って
 
 
★入れ替え問題の答え
 
John  How much is this postcard?  Is it around ten dollars?
Shop Owner  It’s not that expensive.  It’s one dollar.
 
John  How much is this rock?  Is it around seven hundred yen?
Shop Owner  It’s not for sale.
 
 
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投稿日: Nov 18, 2017 | 閲覧数: 366 | カテゴリー:

 

小学生の英語教育【その1】小学校の英語教科化を考える

 

 

日本人が英語に触れる機会は年々増えてきています。

世界はグローバル化が進み、子供たちにとっても、英語学習が非常に重要になってきました。

一部の小学校では英語の授業が本格的に取り入れられ始めていますし、ネイティブの英語教師による授業を始めている小学校もどんどんと多くなってきています。

小学校からの英語教科化が2020年から本格的に実施されることが決まりました。

英語が正式な「教科」になることによって、どんな影響や効果があるのでしょうか?

海外に長期間滞在してきたイチ日本人の立場から、英語の教科化について考えてみました。

 

目次;

1.小学生の身近にはすでに英語がある?!

2.小学生が英語を学ぶときのキーワードは「興味」です

3.試験のための英語にならないように

4.目的があるからこそおもしろい!

5.まとめ

 

1.小学生の身近にはすでに英語がある?!

インターネットやスマートフォーンの普及によって、小学生からゲームやYoutube、SNSなどを通じて身近でも英語に触れる機会が増えてきています。

ネットはWorld Wide Web(世界に広く貼りめぐらされたクモの巣)という名前の通り、気軽にスカイプやYoutube、SNSなどを活用して海外の人たちともコミュニケーションが取れる手段です。

「英語学習」というと、どうしても堅苦しく考えてしまいがちですが、身近にあるネットをみると、英語が頻繁に登場しますし、TVから入る英語も多くなってきていますね。

つまり、現代では子供たちも英語を使う機会がどんどんと増えてきた、ということです。

また、最近では高校や大学で、必須単位として海外研修を義務付ける学校も出てきました。

もはや、中学校からABCを始めたのでは遅い!という点ではだれもが一致した見解であると言っても良いでしょう。小学生のうちから、世界と触れる機会は、今後さらに増えていくはずです。

 

2.小学生が英語を学ぶときのキーワードは「興味」です

小学生が、英語に触れる機会があるとすれば、たとえば、趣味を通じて知り合った仲間たちとの交流をする上で、海外の人たちとの話をしたり情報交換をする、といったことも現実にそれほど有り得ない話ではなくなってきています。

オンラインゲームや、メジャーリーグベースボール、その他、日本のアニメを英語で語るサイトなどもたくさんあります。

子供たちに、いくら英単語を覚えろ!と言ってもなかなか自ら覚えるのは難しいかもしれませんが、たとえば「ゲームの対戦相手が何か言ってきてる!」となれば、だれでも何て言っているのかを知りたいと思うはず。

子供は、自分の興味があることがあれば、調べたり学習する時間を取るのは大人よりもたやすいですよね。その興味を持たせるきっかけを与えるのが、わたしたち大人の仕事かもしれません。

とにかく小学生が楽しく興味を持てる内容で、英語に触れるきっかけを与えることが重要なのではないかな、と感じます。

 

3.試験のための英語にならないように

小学校5・6年生の児童を対象にした文部科学省の調査によると「英語が好き、どちらかというと好き」での結果は70.9%でした。

ですが、中学生になると「読み書き」「定期テスト」が加わるためなのか、がくんと嫌いになってしまう子供が増えて来てしまうことがわかっています。

英語についてのアンケート調査 → https://goo.gl/7PZwr3

英語を「話す、聞く」授業では楽しかったのが、「読む、書く」授業が加わることになると、児童たちは、難しさを感じてしまい、さらに英語が「試験のための授業」となってしまうことも、中学生に入った途端に英語がいやになってしまう要因の一つでしょう。

また、英語を学ぶことへの抵抗の1つとして文法の活用や単語を覚えなければならなくなります。

それらも心理的な嫌悪感が発生してきてしまうことに繋がっているのです。

ではどのようにして、英語を学ぶためにモチベーションを持続して学習に取り組むことができるのでしょうか。

 

4.目的があるからこそおもしろい!

英語を「試験だけのために勉強しなければならない!」と感じてしまうと、確かに英語は面白くないものになるかもしれません。

英文法の問題を解いていくだけでは、眠くなってしまうかもしれません。

英語を学習するためには、まずは英語や海外に対する興味、そして小学校高学年生以上であれば、英語を学ぶ目的を持つと学習意欲が格段に高まってくるはずです。

「英語を使って~~しよう!」と思うことで、どんどん学んでいこう、という気持ちも働いてきます。

もちろん、学校で英語や、英会話の授業を増やしていく取り組みは必要でしょう。

ですが、それ以上に重要なのは、英語は試験のためだけに必要なのではない、という実感を子供たちに持たせることではないでしょうか。

生徒一人一人が英語を楽しんで学べるためにも、モチベーションを高めるための目的作りは、いずれ必要となってくるはずです。

 

5.まとめ

インターネットの普及に伴って、子どもたちにとっても英語は身近になりました。

小学校の英語教科化により、小学生が「試験のための英語」を勉強して、英語嫌いになることがないように、まずは小学生に英語に対する興味を持ってもらえる取組みが必要です。

その上で、子どもたちには英語を学ぶ目的意識を授けたり、英会話を実際に使う機会を与えてあげることが重要ではないかと思います。

次回は、海外での英語教育・外国語教育について、お話をしたいと思っています。

どうぞお楽しみに!

 

 
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投稿日: Nov 15, 2017 | 閲覧数: 404 | カテゴリー: