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公文式に通って中1で英検2級を取得しました!

今日は、「公文式の英語」についての寄稿記事をご紹介します。

9年間、KUMONの英語で英語を学び続けたお子様が、どのように英語を習得していったのかについて、そばで見守っていたお母様からの報告になります。

公文式での英語学習をご検討されていらっしゃる方は、ぜひご参考になさってください。

※この記事は、実際に約9年間公文式英語を続けたご家庭の体験談をもとにしています。学習当時の経験はそのまま残し、制度や教材など変更の可能性がある部分については、2026年9月現在の情報を補足しています。

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公文式で英語を習おうと思ったワケ

娘が小学校1年生の冬から中学3年生の3月までのおよそ9年間、ほぼ毎日行なった公文式の英語。

公文式のおかげで、娘は中1で英検2級を取得することができました!

今日は、そんなKUMONの英語について、紹介したいと思います。

娘は、幼稚園に入る前から英会話主体の英語教室に通っていました。

しかし、その教室では、英語は話せるようになるけれども、「英語を書けるように、という教育はあえてしていません」という方針で、それについてわたしは疑問を感じました。

そんなわけで、娘は小1の冬にはKUMONに切り替えをすることになったのですが、我が家が公文式を選んだのは、主に以下4点の理由からです。

私自身が子どもの頃に通っていて『公文式の良さ』を知っていたから  

まず、何よりも母親の私が、子どもの頃に通っていた公文式の良さを体感していました。

よく「プリントやるだけなのに月謝を払うのはバカみたい」という声を耳にしますが、公文をやってみればわかるのです。あのくらいの量のプリントをやらないと日本の受験には太刀打ちできないと。

ちなみに私は理系人間でしたが、公文のおかげで大学受験の英語は周囲よりも時間を割かずに済みました。

日本の受験システムに対応できるから  

学校英語や入試のあり方は、この十数年で大きく変わってきました。現在は「聞く・読む・話す・書く」の4技能をバランスよく伸ばすことが重視されています。

その一方で、英検や入試では、語彙・文法・長文読解に加えて、自分の考えを英文で書く力も必要です。会話だけでなく「読んで書く」学習を日々積み重ねられることは、我が家が公文式に魅力を感じた理由の一つでした。

「プリントやるだけ」といわれる公文式ですが、プリントの中では大量の英文を書いたり、多読を日々訓練することができていると思います。

学年を超えて学習できるから  

公文式の最大の良さは、学年に関係なく進められることです。

また、公文の英語長文の内容は伝記が多いので、子どもの知的好奇心を上手くくすぐるようにもできています。だから、幼稚園児であっても出来る子は高校生顔負けの英語長文を読めるようになっていくのです。

学年を超えた学習ができることで、子どもの英語力がどんどん伸びていくのは事実です。

公文式に通う小学生の英検取得実績が高いから  

娘が小学校に上がる頃には、大学入試などで民間の英語検定を活用する動きが今後広がるのではないか、という話も盛んに聞かれるようになっていました。

当時参考にしていた2017年度のKUMON独自調査では、英検3・4級の小学生合格者のうち15,000人以上が公文式の生徒とされていました。これはあくまで当時のデータです。

現在もKUMON公式では、2024年に実施した外部調査で、英検3~5級に合格した年長・小学生の41.2%が「KUMONの英語」経験者だったと紹介しています。調査条件は異なるため過去データとの単純比較はできませんが、公文式と英検との相性を考える一つの参考にはなると思います。

試験というものはある種の慣れも必要です。我が家にとって、日々の英語学習を積み重ねながら英検にも挑戦していける公文式は、相性の良い選択肢でした。

公文式の学習の基本は?

公文式は自学自習が基本です。私が子どもの学習を見ていた当時は、先生がプリントを採点し、子ども自身が訂正して進めていく姿がとても印象に残っていました。

ただし、公文式の先生の役割は採点だけではありません。現在の公式案内でも、一人ひとりの学力や学習状況を見ながら教材を選び、必要に応じてヒントやアドバイスを与え、自分の力で解けるようにサポートすることが指導者の役割とされています。一斉授業で詳しい解説を受ける塾とは、そもそも指導スタイルが異なると考えると分かりやすいでしょう。

ここからは実際に公文式の英語の学習のしかたについて、詳しくご紹介します。

基本的な通学頻度  

現在も公文式は週2回の教室学習が基本ですが、学習日は教室ごとに異なります。娘が通っていた教室では、月曜日と木曜日、または火曜日と金曜日という週2回の通い方でした。

なお、2026年現在は、教室によっては自宅でのオンライン学習と通室を組み合わせる学習形態もあります。実施状況や通い方は教室によって異なるため、入会時には希望する教室で確認するのがおすすめです。

宿題プリントの提出とその日のプリントを教室で解きます。 そして教室で解いた英語プリントの読みを先生に聞いてもらい、解いたプリントがすべて満点になったら帰宅できます。

公文式の英語教材について  

公文式の英語で、特徴的なのがE-Pencilと呼ばれる太めのタッチペンです。

プリントにある音声マークをE-pencilでタッチすると、ネイティヴの音声で単語や文章が再生されるというツールで、プリントを解く際には何度もネイティヴの英語を聞くことができます。

また、英語プリントについては、アルファベットごとに両面印刷されたB5サイズ程度の白黒プリントを解いていきます。(一部小さなお子様用のプリントはフルカラーもあり)

学校の教科書には準拠していないのでどの教材が具体的に何年生レベルなのかは正確にはいえませんが、レベルごとに以下のような形になっています。

※2026年現在、公文式英語の教材は3AからOまで段階的に用意され、G~LはⅠ・Ⅱに分かれています。O教材の後には大学教養課程相当のコンプリーターズコース(XP・XQ教材)もあります。以下の「学年相当」やプリント枚数は、娘が学習していた当時の教材構成や我が家での実感をもとにした目安で、現行教材とは異なる場合があります。

3A~B教材(幼児~小2相当)

カラフルでイラストの多いプリントで、アルファベットから身近な英単語までが学べます。B教材では中1基礎レベルの英語が学べます。

C~D教材(小3~小4相当)

身近な単語、フレーズを聞くことと読むことを行ないながら、英文を書いていきます。内容は中1レベルですが、解く量は800枚になります。

E~F教材(小5~小6相当)

内容は中1レベルですが、解く量は800枚になります。

G~I教材(中学相当)

対話文や長文を中心とした中学レベルの英語を学びます。英検を基準に考えると、Gが5級、Hが4級、Iが3級に相当します。Gからプリントの半分以上が長文になるため、解く枚数が各教科両面印刷400枚、計800枚を解いていくため、G~I教材を終えるためには最低でも2400枚のプリントを解くことになります。

J~O教材(高校相当)

対訳つきのさまざまな作品を読解していきます。あわせて高校で習う文法も学んでいきます。J~L教材までは解く枚数が各教科両面印刷400枚、計800枚、M~O教材まで各教科両面印刷200枚、計400枚の長文読解をしていきます。英検では準2級と2級レベルになります。

自宅学習について

公文式は学年の縛りがなく、先取り学習ができる学習方法です。特に先取り学習の速度に差が出るのが、自宅で行なう宿題プリントの量です。

公文式では毎日決まった枚数のプリント学習が必須で宿題として出されます。

このプリント枚数は子どもによって、あるいはそのときの他の習い事の都合等にもよって、多くしたり少なくしたりなどの調整をお願いすることができます。

娘の場合は公文式を始めた1年くらいは1日20枚以上のプリントをやっていました。

公文式に通って得たことと感じたこと

公文式は子どもの学力によって、スタートする教材(プリント)も変わってきます。

例えば、テストの点数が良くても解くのに時間がかかる、あるいは年齢的に、もう少し基本をじっくりやったほうがいい等、先生の判断でスタートする教材が決まります。

娘の場合は英会話教室である程度の単語は習得できていたものの、書く能力が乏しかったので、C教材からのスタートとなりました。

その後は、娘の性格も公文式に向いていたのでしょう。毎日コツコツプリント学習をこなしていきました。

結果として、娘は、なんと小6までに高校相当のJ教材が終わっていました。

プリントの枚数にして10,000枚以上は解いたことになります。

中1の春に英検2級にチャレンジしましたが、そのときの結果は文法やイディオムができていなかったということで、残念ながら合格に届きませんでした。

その後、公文式の英語だけでは文法やイディオム分野の対策が足りないと自覚したらしく、自宅で文法やイディオム分野の対策をしました。

そして、秋に再挑戦したときには、無事に英検2級に合格することができました。

2級の英検というと、高校レベルであるため、長文読解もなかなか手応えがあります。

しかし、娘には長文読解に対して抵抗がない様子には驚くものがありました。

もちろん、公文式だけでは文法の整理やイディオムなど、足りなかった部分はありますが、それにしても公文式の英語をやっていなければ、中1での英検2級の取得はあり得なかったと思い、公文式の英語には大いに成果を感じました。

振り返ってみると、公文式を続けた一番大きな収穫は、「長い英文を読むこと」そのものへの抵抗感がほとんどなくなっていたことだったと思います。毎日少しずつでも英語を読み、書き、音声を聞く。それを何年も積み重ねたことが、中学1年で高校卒業程度とされる英検2級に挑戦できる土台になりました。

ただし、公文式だけで英検2級対策がすべて完結したわけではありません。娘自身も文法やイディオムを別に補いましたし、現在の英検2級は一次試験でリーディング・ライティング・リスニング、二次試験でスピーキングが評価されます。公文式で培った基礎力を土台に、受験する級の出題形式に合わせた対策を加える、という考え方がよいと思います。

公文式英語の特徴や、実際に子どもを通わせて感じたメリット・弱点については、「英会話講師が検証する『公文式の英語』」でも詳しくご紹介しています。