スモールワールド Official Blog＆FAQ

スイカも良いけど、スイカバーも好き♪

 

海外にお住まいの方であれば、ご利用の方も多いと思うサービスがVPNです。

 

ただ、国内でしかインターネットを使わないという場合には意外に知られていない存在でもあります。

 

今日はこのVPNがあるおかげで中国在住の方とおしゃべりする機会を得ましたのでそれについてお話をしたいと思います。

 

 

本題に入る前に、まずVPNとは何か？ということを簡単にご説明します。私もそんなに詳しくないので、Googleさんに色々聞きながらのご説明になります。

 

まず「VPN」というのは「Virtual Private Network（バーチャル　プライベートネットワーク）」の略で、日本語では「仮想専用線」と呼ばれるのだそうです。

本当の「専用線」は、拠点間を物理的に接続し、独占的に使用する回線のことで、糸電話のようなものを想像してもらえれば良いかと思います。

セキュリティが高くて、データ容量も大きくてもスムーズに接続できますね。

 

ですが、ご想像の通り、本当の物理的な専用線を用意するというのは非常にコストがかかることですので、例えば大きな会社で機密情報を支店間でやり取りするなどが想定された使われ方なのかな、と思います。

 

一方で、VPNの場合には、暗号化記述を使ったりトネリングと呼ばれる仮想トンネルを使って通信をすることによって、専用線のコストを負担しなくても、プライバシーや情報を守りながらインターネットにつなげることが出来るのです。

 

冒頭で「海外にお住まいの方は良くご存じかも」という話をしましたが、それは、インターネット上では「ワールドワイドウェブ（WWW）」と言いながらも、結構海外からのアクセスを制限しているサイトが多いからです。

 

例えばヨーロッパに在住しているスモールワールド英会話の登録講師によれば「欧州ではYahooのサイトが閲覧できません」とのこと。ちょっと驚きですね！

 

一方で、中国やロシアではかなり厳しい制限があって、LineもYoutubeもTwittterも、色々な有名サイトやメディアを見ることが出来ない、という事実は多くの方がご存じかと思います。

 

 

そんなときに、VPNを使用すると、世界であなたとあなたのロケーションを識別する固有の番号であるIPアドレスが変更されます。

その、変更された新しいIPアドレスを使うことによって、英国、ドイツ、カナダ、日本など、事実上VPNサーバーがある、あらゆる国にいるかのようにインターネットを閲覧することができるようになるのです。

 

つまり、上記の先生もVPNを利用すればヨーロッパからでも「日本にいますよー」と思わせるIPアドレスを使ってインターネットを閲覧できるので、Yahoo Japanのサイトも見ることが出来るようになる、ということですね。

 

どうすればこの便利なVPNを使えるのか？ということですが、これはNetflixや日経電子版などと同じようなサブスク形式で、利用料を業者に払えば基本的には誰でも気軽に使うことができるサービスです。

 

多くの会社がVPNの提供サービスをしていますが、料金を調べると月額1,000円未満～と、思ったよりも安価に使えます！

 

 

そして、このVPNが素晴らしいなー！と思ったのが、このコラムの初めに記載した「中国人の方とおしゃべりする機会ができた」ことです。

 

以前にも記事にしていたのですが、ワタクシ、実はスモールワールド英会話・・・・ではなく、とある別のオンライン英会話スクールの生徒をやっております(^^;)

　　→　→　→　オンライン英会話スクールの選び方～スクール運営者の本音～

 

そのスクールでのグループレッスンを受講していましたら、「I am from bei-jing（北京）」という女性が同席されたのです！

 

さらにさらに、そのレッスン中に韓流ドラマやNetflix、Youtuberの話で盛り上がってまたビックリ！（私よりずっと韓流アイドルや俳優さんに詳しかったです。。。）

 

「え？　そうなの？　北京からでもそういうサイトってアクセスできるんですか？？？」

 

すると、先生曰く「VPNを使って英会話レッスンを受講している中国からの生徒はたくさんいるよ！」とのことでした。

 

厳密にいうと、中国でVPNサービスを提供したり利用するのはグレーゾーンで「違法行為」とみられることもあるようですので、その点は注意が必要なのですが、それにしても、国の規制をくぐり抜ける「仮想トンネル」があるって、素晴らしいな！と思いました♪

 

国が洗脳教育をしたり、うその情報を流し続けても最新テクノロジーがあれば正しい情報を得ることができるんですね。

 

ですが、一方でますます「情報格差」や高齢者の「情報弱者」の問題は深刻にはなってきます。うその情報の見分け方も困難ですので、偽情報をつかんでしまわないような判断力も求められます。

 

そうしたとき、直接海外と繋がって、現地の人と話して生の情報を得ることができる、という「オンライン英会話」の果たせる役割は大きいなあ・・・・と今更ながら感じてしまいました。

 

スモールワールドには中国の先生はいませんが、海外各所に在住の先生がたくさんいますので、ぜひ英会話だけではなくって各国の事情や文化なども学んでほしいな、と思いました。

 

 

参考サイト：　中国で使えるおすすめVPN