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英会話講師が検証する「公文式の英語」

※こちらは、公文式の英語を2017年まで子供に習わせていた経験のある元英語講師による寄稿記事です。公文式のメリット・デメリットについてお話しています!

 

 

目次;

1.はじめに

2.「公文式の英語」の特徴① イーペンシル

3.「公文式の英語」の特徴② 大量のプリント

4.「公文式の英語」の特徴③ 指導者には期待できない

5.「公文式の英語」の弱点は「話す力」

6.まとめ

 

1.はじめに

英語の習い事を考えたときに「英会話スクール」と「公文式の英語」、どちらにするべきかで迷っている方も多いと思います。

どちらにもメリットとデメリットがあるのですが、ここでは、英会話講師の視点からみた「公文式の英語ってどう?」というテーマで、英語学習のヒントなども含めてお話しができれば・・・と思っています。

 

2.「公文式の英語」の特徴① イーペンシル

公文式の英語は、どんなに小さな子どもであっても、英会話スクールのようにゲームやアクティビティをしたり先生と一緒に英語ソングで楽しんで・・・ということはなく、子どもたちはデスク前に座って英語プリントを自習ベースで学んでいく、というスタイルです。

英語プリントと、イーペンシルという少し太めのペン型音声機器を使って少しずつ「聞く・読む・書く」を繰り返して学習を進めていくのですが、このイーペンシルが、英語講師的にはとても優れているツールだと感じています。

英語プリントのマークに合わせてペンシルの先端をあてると、ネイティブの英語音声がペンシル内蔵のレコーダーから聞こえてくる仕組みになっているのですが、これが、子供が自分で英語音声を再生するときには非常に優れているのです。

通常の英語教材では音声を再生するのに、CD番号を追ったり、そもそもプリント(テキスト)とは別に機材を用意する必要があります。そのため、小さなお子さんが自発的に音声を聞いてリピートする、という作業は難しく、多くの英会話スクールでも音声を流すのは先生の仕事です。でも、このペンシルを使えば、子ども自身で、いつでも、何回でも繰り返して聞くことが出来るのです。

また、あえてヘッドセットではなく、ペンシルから音が聞こえてくるという点も「子供はヘッドセットが苦手だからなー。さすが、公文式さんは分かってはる」という感じで、本当にこのイーペンシルは良くできていると思います。

 

3.「公文式の英語」の特徴② 大量のプリント

 

apple、orangeなどの単語が並んだだけの幼児向けプリントから始まり、中学3年までの文法項目が終わるまでに、なんと、1,200枚・2,400ページのプリントがあって、しかも、子供によっては同じプリントを3回ぐらいやり直します。

100点をとっても、平気で「じゃあこの100枚分はもう一回復習してやりましょう」といった感じで平均でも2回ぐらいはやるのではないでしょうか。

英語は「毎日の積み重ね」が大事ですので、そういった意味では、大量のプリントを、しかも反復しながら進んでいくといったやり方は、非常に優れている英語学習の方法と言えるのではないかと思います。

ちなみに3A→2A→A→B→C・・・I2までの14レベル、1レベル100枚という構成で、各レベルの「学習のねらい」をピックアップすると以下のような感じです。

A:身近な単語(名詞・形容詞・動詞)を聞いて意味が分かる力を高める。イラストと英単語を頼りに身近な単語を音読できる力を高める。

F: 基本的なbe動詞の文・一般動詞の文の構文意識を育てていく。文単位での写し書きを通して、いろいろな人称の文を読み書きする。

H2: 動詞や形容詞を含んだ句、be going to、have toを使った文を読み書きできるようにする。比較表現・受動態を含む文を読んで理解できるようにする。主語の単複に応じて適切な動詞の形を使う。

 

4.「公文式の英語」の特徴③ 指導者には期待できない

上記で例示した「学習のねらい」を見て頂ければお分かりの通り、結構難しい文法項目も入っているのが公文式ですが、少なくとも公文式歴○年のうちの娘を見る限り、きちんと英文法を理解している様子は全くありません。

プリントには「ほぼ答え」となるようなヒントが入っているので、しっかりと理解できなくても何となく進むことが出来てしまうからです。

では、先生が指導してフォローしてくれるか・・・というと、残念ながら英語に堪能な公文式の先生って、あまりいない気がします。公文式の先生募集案内を見ると、「特別な資格や指導経験は不要です!」と大きく宣言しているぐらいですから当然と言えば当然でしょう。

英語講師の視点からは「しっかり理解出来なくても、細かい間違いは気にせず、自分から発言する力さえ養うことが出来ればOK」だと思うのですが、「自分から発信する力」というのが、実をいうと公文式の英語での一番の弱点なんです。

 

5.「公文式の英語」の弱点は「話す力」

英会話力を養うのに必要な、人と人とのコミュニケーション、これを非常に重視するのが巷の英会話スクールであるのに対し、公文式の英語では、この「コミュニケーション」「会話のキャッチボール」の練習機会は皆無に等しいです。

いくら英語の言い回しを勉強したところで、英語によるコミュニケーション能力が育つわけではありません。英語であろうと、日本語であろうと、やっぱり、人対人のコミュニケーションがベースになっているのが言語ですから、この部分が出来ないのは公文式の致命的なデメリットだと言わざるを得ません。

近年、公文式の英語は、低年齢での英検上位級合格者が続出したり、TOEFLと提携するなど、特に英語検定の分野で「結果を出せる学習方法」として注目されています。

英検などの検定試験では、コミュニケーション能力はそれほど必要とはされていない(というより数値化して測るのは困難な)ため、この部分が欠損していても合格出来てしまうからです。

でも、「英語でコミュニケーションができる子供に育てたい」「英会話力を特に伸ばしてあげたい」と思っている親御さんにとっては、公文式の英語だけでは実現は難しいと思った方がいいです。

 

6.まとめ

英語の学習は反復、日々の積み重ねが重要、ということにおいては、いかなる英語教育の専門家でも、反対意見を唱える人はいないと思います。そういった意味では、非常に優れた部分も多い公文式の英語です。

あとは、自習スタイルの弱点である英会話練習、コミュニケーションの部分をどう補うか。

英会話スクールと両方に通うことが出来ればもちろんそれに越したことはないのですが、予算的・時間的に厳しい場合には、安価で始められるオンライン英会話スクールを上手に活用したり、国際交流イベントに家族で定期的に参加するなどの工夫をしてみてください!

 

 
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投稿日: Dec 29, 2017 | 閲覧数: 50 | カテゴリー:

 

無料/格安サービスを活用した英語学習のススメ

 

 

英語を話せるようになりたい!

年々、日本では英語が話せることが「普通」になってきて、英語能力の重要性を実感することも多くなりました。

でも、子育て中のママや、毎日仕事に追われている方など、

「英会話を学びたいけど、時間がない。」

と、不満に思っている方々も多いと思います。

そこで、今回は「英語を独学&無料で習得する方法」を3つ、そして「時間のない方でも英会話を学べる便利で格安なサービス」を2つご紹介します。

 

目次;

1.スクールに行かなくても、効率よく英語は学べる!

2.Youtube で5−10分の視聴をする

3.ポッドキャストを5−10分間、集中リスニング

4.無料英語アプリを使う

5.格安サービスをうまく利用する

6.まとめ

 

1.スクールに行かなくても、効率よく英語は学べる!

時間のないあなたが、「どうやって独学で英語力を身につけるか?」

―――難しく考えがちですが、やり方次第では意外にも簡単なんです!

しかも短時間のスキマ時間を利用することで、効率が上がります。

一世代前の勉強法である「英単語リストのまる覚え」や「文法学習」も大切ですが、ここで紹介する効率の良い学習方法を実践すれば、「勉強」と思わずに楽しめる時間になります。

また、学習時間も、10分−15分ほどの短時間学習を何度かに分ける方が、効率がアップするので、一生懸命時間を作らなくてもスキマ時間を使えばOKです。

日本人は、ネイティブも驚くほど、文法力に優れています。
一方、リスニングやスピーキングなどの、とっさの反応を求められる段になると、頭が真っ白になってしまうことが多いです。

これを克服するには、まず、英語を耳に慣らすことから始めましょう。

 

 

2.Youtube で5−10分の視聴をする

まず、youtubeで5−10分くらいの短めな「英会話」を検索します。

次に、会話の中に出てくる人(特に外国人)の顔の表情や身振り手振りを見て、単語やフレーズを何度も繰り返し見て、覚えます。

このやり方は、お子さんと一緒に、あるいはお子様の英語力をアップさせたいときにも有効です。

思わず口ずさんでしまうような楽しい英語の歌や踊りを検索して、見せてあげてください。海外には、視覚的にも、独特でリズミカルな面白い動画がたくさんあります!

検索は ”Kids songs” と入力すれば、見きれないほどたくさんの英語の歌が出てきます。

子供が「楽しい」を実感し、英語を「覚えている」感覚や意識がないほうが、歌や踊りが心に残り、効果的です。

 

 

3.ポッドキャストを5−10分間、集中リスニング

英語をラジオで学べる方はそれで良いですが、ラジオだと時間に制約があり、しかも、家事や雑用を「しながら」聞く傾向にあり、「リスニングをした」と思っても、実際の理解度は疑問です。

「なんとなく」聴くよりも、5~10分くらいでも集中して英語を聴いた方が、英語が耳に慣れてきて、頭に入ってきますよ。中・上級者であれば、20~30分くらい聴いても効果が上がるでしょう。

参考までに、代表的なポッドキャストを紹介します。

BBC ポッドキャスト(イギリス英語)

Voice of America (アメリカ英語)

ポッドキャストは、各自のレベルや好みのジャンルによって選んだ方が、学習力も上がるので、自分が知りたい・興味のある分野をダウンロードして、聴くのがベストです。

 

 

4.無料英語アプリを使う

1、2で紹介したYoutubeやポッドキャストを見たり聴いたりする方法は、英語を耳で慣らすには効果的な方法だと思います。

でも、これだけだと自分がどれぐらい英語をマスターしたのかが良く分かりません。

そこで、ワンステップ上の方法として、アプリを活用する方法をご紹介します。

だれでも気軽に初められるおすすめの英語学習アプリで、今とっても人気なのが、Duolingoです。

初心者のレベルから学べ、レッスン毎のテストにパスすると、次のステップへ。そうでなければ、また、そのレベルの繰り返しで、できなかったところを強化してくれます。

この無料アプリは、ダウンロードした後、自分の好きな時間に好きなだけ学習ができ、うっかり何日も学習しそびれても、リマインダーをしてくれる優れものです。スピーキングやライティングの機能も使え、ネイティブの発音も聴けます。

その他、Google Play のアプリへ行き、数ある中から自分の興味があるアプリを検索し、自由にダウンロードして、自分に合ったアプリを探すのも楽しいものです。

 

 

5.格安サービスをうまく利用する

さて、今までは無料サービスを活用した英語学習方法をご紹介してきましたが、独学の英語学習では、英語理解力は上がっても、英会話の能力に欠けてしまうという難点があります。

では、英会話力を上達させるには、どのようにすれば良いでしょうか?

毎日が忙しい人たちなら、

「時間の空いているときに、ネイティブと英会話を学びたい。」

と思うでしょう。この問題を解決してくれるのが、安くて便利なオンライン英会話です。

無料ソフトのスカイプさえあれば、外国人や日本人講師と英会話の練習ができ、独学ではカバーしきれない、瞬時の英語対応力を磨けます。

オンライン英会話は、通常の英会話スクールに通うのと違って、自分の都合の良い時間に、好きな場所で格安にレッスンが受講できるので、コスパも良くおすすめな方法だと思います。

スモールワールド・オンライン英会話では、英会話はもちろん、英検や子供向け英会話など、それぞれのニーズに合わせた勉強方法で、日本人講師とネイティブ講師がレッスンを進めてくれます。

また、スモールワールドでは、家族みんなで学習できる環境を設けてあり、一人分のアカウントで、家族・兄弟合わせて4人まで利用できるので、家族ぐるみで楽しく英会話の学習ができます。

会員の年齢や興味に応じたレッスンをしてくれるため、学んでいる本人のモチベーションも高まるはず。試験や資格、海外留学に向けての準備、また子供向けの英会話など、必要に応じたプランを試してみましょう。

また、DMM英会話は、数多くの外国人講師が、スカイプ上でレッスンをしてくれるオンライン英会話です。

いろいろな国々の講師と接することによって、英会話のみではなく、その国々の独特なアクセントや言い回し、また、その国の考え方や文化も英語で理解できます。

その上、DMM英会話の会員ならば、良質な英語教材が、無料で利用できるという嬉しいサービスもあっておすすめです。

 

 

6.まとめ

ここでは、無料サービス、格安サービスを活用した英語学習をいくつか紹介してきました。

英会話を独学で習得するのは、とても安い方法ですが、3日坊主で終わってしまうことも良くあります。

全く英語力の無い方なら、無料サービスを使ってある程度のレベルまで英語学習することが第一ですが、入門クラスを脱したら、格安サービスのオンライン英会話をおすすめします。まずは、無料体験からはじめてみてはいかがでしょうか。

 
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投稿日: Oct 24, 2017 | 閲覧数: 20 | カテゴリー:

 

こどもの英会話レッスンなら、日本人講師?それともネイティブ講師?

 

 

「こどもを英会話教室に通わせたいんだけど、バイリンガルの日本人講師の方が良いのかそれともネイティブ講師の方が良いのか分からないわ。」という声をよくお聞きします。

今回は、現役英会話講師の立場から、それぞれのメリット・デメリットについてお話をしていきます。

目次;

1.日本人講師から英語を学ぶメリット

2.日本人講師から英語を学ぶデメリット

3.ネイティブ講師のレッスンの特徴

4.まとめ

 

1.日本人講師から英語を学ぶメリット

日本人講師が指導するときには、生徒がどこでつまずくかをよく知っている、というのがメリットとしてまず挙げられます。

英会話を学ぶ上で、日本人にとってはどこが難しいのか、ということを分かってくれるということは結構重要なポイントです。

 

例えば、ヨーロッパ圏の人にとっては、たとえば英語は話さなくてもドイツ語・フランス語・スペイン語、全てに代名詞She He They などに該当する言葉があって、日常的にも使っています。

そのため、輸入のESL教材(英語を外国語として学ぶ人用の教科書)では、she/ her he/hisなどは、簡単な説明と共にすぐに先に進んでしまいます。

Gogo Loves Englishという輸入のロングセラーESL教材のなかでも、レベル1のユニット5と6であっさりと代名詞を取りあげて先に進んでしまうのですが、日本語では

「彼女は・・・」「彼らの・・・」

なんていう言い回しを普段はすることがありませんよね。

指導経験上、一番初めに子供たちが混乱してつまづくのが、いつもこの2つのユニットでした。

そのあたりも、英会話レッスンをする上で日本人講師でしたら工夫をして指導を行うことが出来ますが、ネイティブ講師の場合には「なぜ分からないのか、分からない」ということが往々にして出てきてしまうのです。

一方、日本人の子供のシャイな特性なども良く分かっている日本人の先生であれば、生徒が分からない状態であることをすぐに察知してもらえるので、その場でフォローをしてもらうことが出来ますね。

 

また、日本人英会話講師であれば、生徒だけでなく、親御さん側からも直接コミュニケーションが取れますよね。

「うちの子はこんな感じで…。次のレッスンはこうして欲しい…。」

など、日本人講師と直接英語のことでお話が出来ますので、親御さんの意向に沿ったレッスンを実施頂いたり、色々と相談をして安心感を得ることも出来ます。

 

2.日本人講師から英語を学ぶデメリット

メリットの裏返しにはなってしまうのですが、日本語でも意思疎通ができる、むしろ日本語の方が、意思疎通をより良くできる、ということは英語学習においてはデメリットになることもあります。

英語を学んでいる、という意識だけでは「意思疎通をどうしても取りたい!」という必然が生じたときに「必死で英語の文章を組み立てる」という努力をする代わりに日本語に逃げてしまう子どもたちを、責めることは出来ません。

 

また、日本人講師は、どうしても英語のネイティブスピーカーではないので(もしかしたら中には長く海外に住んでいたという方もいらっしゃいますが…)アクセントの入った英語になってしまうこともあるでしょう。

個人的には、英語の発音にこだわりすぎるのはナンセンスだと思いますが(むしろ発言力や交渉力を重視したいです)、やはり「きれいな、かっこいー英語」をたくさん聞かせたい、という方針があるのであればネイティブ講師の英会話レッスンをご受講いただいた方が、満足感を得ることが出来るでしょう。

 

3.ネイティブ講師のレッスンの特徴

ネイティブ講師から受ける英語のレッスンは、やはりナチュラルイングリッシュなので正しい発音や、英語独特の表現をネイティブ講師から直接聞くことが出来ます。

ナチュラルな英会話では、スピードも容赦ないので、英語のシャワーを存分に受けることができますし、中級以上の会話力がある生徒さんであれば、ネイティブ講師のレッスンをぜひ受講頂きたいと思います。

 

そして、ネイティブ講師のレッスンではもうひとつ特徴があります。

それは、海外独特の、ユニークでアクティブな英会話レッスンが期待できる、ということです。

海外留学をしていないと経験できないような、日本人には思いつかないアクティビティもふんだんに盛り込んでくれるので、特に子供たちにとって、楽しめる英会話レッスンを提供してくれる先生の比率が日本人に比べて高いと感じます。

 

一方、ネイティブ講師のデメリットは、やはり

「生徒が「分からない」ことが分からない」

という点です。

また、日本人講師のようなきめ細やかなケアやフォローは、ネイティブ講師の場合は難しいでしょう。

日本人講師の多くは「英語好き、子供好き」という人たちであるのに対し、ネイティブ講師の場合には「あくまでもお金稼ぎの手段」ということで子供たちに英語を教えているケースもあるからです。

日本人に比べて、短期間で辞めてしまう先生が多いのも残念な点です。一時的に日本に滞在していたり、本国での事情で突然帰国をしてしまうケースも多いからでしょう。

 

4.まとめ

今回は日本人講師vsネイティブ講師ということで、英会話レッスンにおける両者のメリット・デメリットをお話していきました!

英会話を学ぶ目的や、子供の意欲や性格、そして親御さんがどの程度レッスンに関与したいかどうか、サポートへの期待、などによって、どちらの先生から学ぶのが良いかは異なってきます。

どうぞ、ご参考になさってくださいね!

 

 
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投稿日: Oct 12, 2017 | 閲覧数: 19 | カテゴリー: