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公文英語で英会話力は伸びる?オンライン英会話との併用も解説

公文の英語で、英単語や文法だけではなく、英会話の力まで伸ばせるのかどうか・・・。気になっている保護者の方も多いのではないでしょうか。

公文式の英語は、E-Pencilを使ったリスニングや音読、語彙・文法・読解を積み重ねる学習に強みがあります。一方で、相手の話を聞き、その場で自分の考えを伝える英会話には、会話のキャッチボールを経験する練習も大切です。

この記事では、公文英語で身につく英語力と英会話で必要な力の違いや、公文とオンライン英会話を併用するメリットや進め方についてご紹介できれば、と思っています。公文に通っている方、くもん英語を検討している方は、ぜひご参考になさってください。

関連記事:公文式に通って中1で英検2級を取得しました!

公文英語で英会話力は伸びる?

公文式英語は、英会話の土台になる「聞く力」「語彙力」「文法力」「英文を理解する力」を、毎日の学習を通して育てやすい学習法だと思っています。

ただ、公文英語を続けるだけでは、正直すらすらと英会話が出来るようになるというのは少し難しいかな、と感じます。なぜならば、英語を聞いて声に出す練習と、人とやり取りする練習は、それぞれ役割が少し違うためです。

E-Pencilや音読で「聞く・声に出す」練習ができる

公文式英語では、教材の音声を聞き、まねして発音し、音読する学習を行うのが主なスピーキング練習となっています。

E-Pencilを使うことで、単語や英文の音を確認しながら、文字と音を結び付けて学べるのが特長です。くり返し聞いて口に出す習慣は、英語の音やリズムに親しみ、「知っている単語なのに聞き取れない」「読めるのに発音できない」といったつまずきを減らす助けになります。
※教材の詳しい学習方法はKUMONの英語でもご確認ください。

「英語を声に出すこと」と「会話すること」は少し違う

くもんの音読練習では、正しい英文を見ながら発音できます。一方で英会話では、相手の質問を聞き、その意味を考え、自分に合う単語や文を選んで答える必要があります。

たとえば「I like soccer.」と言えることと、「What sport do you like?」と聞かれて自然に答えることには、少し違う力が必要だ、と言えば分かりやすいでしょうか。

公文英語だけで英会話力まで身につく?

公文英語で積み重ねた語彙や文法、音読の経験は、英会話に取り組む際の大きな土台になります。特に、英文を聞いて意味をつかみ、声に出すことに慣れていると、会話練習を始めるハードルも下がりやすいでしょう。

一方で、会話をする、という能力をより伸ばしたい場合には、習った表現を「自分のことば」として使う機会も意識して作ることが大切になってきます。

公文式の公式サイトでは、英語教材で養う力として「リスニング力」「音読力」「語彙力」「構文力」「英文読解力」が挙げられています。つまり、公文英語は英会話にもつながる基礎を幅広く育てる学習ですが、通常の教材学習そのものは、先生と自由に会話を続ける英会話レッスンとは役割が異なってしまうのです。

もちろん「公文では人と英語を話す機会がまったくない」ということを言いたいわけではありません。近年でも、KUMONで英語を学ぶ生徒向けに、オンラインで世界各国のグループリーダーと英語を使う English Immersion Hours(EIH) が実施されるなど、公文式としても実践的な英語を使う場の提供はしていらっしゃいます。

ただ、これは日々の通常教材とは別です。そのため、「公文だけで話せるか・話せないか」という二択だけで考えるよりは、公文で何が身につき、会話について何を追加したいのか、ということを分けて考えてあげたほうが良いのかな、と思っています。

※公文式英語の教材や自学自習のスタイルについては、当サイトの 「英会話講師が検証する『公文式の英語』」 でも、実際に子どもを通わせた経験をもとに詳しく紹介しています。宜しければこちらもご覧ください。

毎日コツコツ積み重ね学習、という公文式のコンセプトは英語の上達にもピッタリです!あとは双方向コミュニケーションの部分を公文以外に補足すると良いと思います!

公文英語が得意なのはどんな力?

公文英語は、英語をたくさん聞き、読み、書き、声に出す学習を積み重ねながら、英語の基礎をしっかり固めていくことを得意としています。ここでは、公文英語が特に優れていると思う点について解説をしていきたいと思います。

毎日英語に触れる学習習慣が身につく

英語力は、短時間でも継続して英語に触れることで少しずつ育っていきます。公文の英語では、子どもの学力に合った教材を自分で進める中で、英語学習を生活の一部にしやすいという点が大きなメリットだと思っています。

単語や文を何度も聞き、復唱し、書いて確認する流れを続けることで、「英語は苦手かも」という気持ちを小さくしながら、学習への自信も育てていけますね。

語彙・文法・英文を読む力を段階的に伸ばせる

公文英語では、やさしい単語や短い文から始めて、少しずつ文の形や長い英文へ進みます。対訳を参考にしながら英文の意味をつかみ、必要な語彙や文法を、くどいほど(笑)繰り返し確認するような設計になっているため、学習するお子さんも、英語の語順や表現に慣れやすくなっていきます。

伸ばしやすい力学習の積み重ね
語彙力ストーリーや例文の中で単語に繰り返し触れる
文法・構文理解英文の形を見ながら、書き学習で確認する
英文読解力短文から長文へ、内容を読み取る経験を重ねる

長文を読むことへの抵抗感を減らしやすい

英文読解では、知らない単語が出てきても、文の流れを追いながら意味を考える力が必要です。公文の英語教材は、さまざまなストーリーを読み進めるという形になっています。そのため、まとまった英文に触れる量を増やしやすいと言えるでしょう。

日々、英文(短い文からだんだんに長文になっていく)を読む習慣がつくため、学校でのテスト対策や英検対策にもなります。

当ブログの別記事でも、小学1年生の冬から中学3年生まで約9年間KUMON英語を続けたご家庭の体験談をご紹介しています。そのお子さんは小学校6年生までに高校相当のJ教材まで進み、中学1年生で英検2級に合格したそうです!

保護者(寄稿者)さまが特に成果を感じていたのが、長い英文を読むことへの抵抗感が少なかった点だそうです。また、英文法やイディオムについては公文以外で補った、とも書かれていました。つまり公文ですべての英語学習を完結させた、というよりは、「公文で読解を中心とした強い土台をつくり、必要な部分をあとから補った」一例として参考になると思います。

詳しくは 「公文式に通って中1で英検2級を取得しました!」 をご覧ください。

公文を続けてきたお子さんは、総じて「読解力が優れている」傾向が多いような気がします!日々、英文に慣れ親しむことが大切ですね。

英会話には「会話のキャッチボール」の練習も必要

公文式で英語の単語や文法を覚え、音読ができるようになることは、英会話の土台になります。

ただ、実際に人と英語で話す場面では、覚えた表現が発話できる、というだけでは足りないこともあります。相手の言葉を聞き取り、自分で考え、伝わる形で返すという「会話のキャッチボール」を経験することが大切だからです。

英会話では答えがあらかじめ決まっていない

問題集のように正解が一つに決まっているわけではないのが、英会話のおもしろさでもあり、難しさでもあります。「週末は何をしたの?」「どうしてそう思うの?」など、相手から思いがけない質問をされることもあります。そのため、自分の気持ちや出来事を、知っている単語や短い文で伝える練習が必要になります。

最初から長い文章を話そうとしなくても大丈夫です。短く答えて、少しずつ理由や具体例を付け足していくと、会話を続けやすくなります。

相手の話を聞いて、その場で自分の言葉を組み立てる

会話では、話す力だけでなく、相手の英語を聞く力も欠かせません。聞き取れなかったときに聞き返したり、わからない言葉を別の言い方でたずねたりすることも、立派なコミュニケーションです。

聞き取れなかった時に「Could you say it again?」と聞いたり、良く理解できないときに「What do you mean?」と聞いたりするという表現方法を学ぶと、これも一つのコミュニケーションになります。

「まずい!全然意思疎通できない」ではく、このような表現を知っているだけで、ちゃんと会話が成立してキャッチボールが続けられるようになります。

「知っている英語」を「使える英語」にする練習とは?

このような会話を通じて、知識として理解している単語や文法を、何度も使ってみることで、言葉が定着して、必要なときにちゃんと取り出しやすくなります。たとえば、好きな食べ物、学校であったこと、休日の予定など、身近なテーマで質問と答えを繰り返すだけでも十分です。

大切なのは、きれいな英語を一度で話すことよりも、相手に伝えようとすることです。間違いを直してもらいながら、「聞く・考える・話す」をくり返す経験が、自然な受け答えにつながっていくのです。

自習だけでは、どうしても欠けてしまうのがこの「双方向のコミュニケーション」です。これだけは公文以外のツールを使って補う必要があると思います。

公文英語とオンライン英会話は併用できる?

公文英語とオンライン英会話は、学習の役割を分けて考えると併用してあげることで、英語の学習効果が非常にアップする、と考えています。毎日の教材学習を無理に減らすのではなく、オンライン英会話を「習った英語を試してみる時間」として取り入れる方法です。

お子さまの年齢や英語経験、家庭で確保できる時間に合わせて、少ない回数から始めても大丈夫です。ここからは、具体的な併用方法について、ご紹介していきたいと思います。

公文でインプット、オンライン英会話でアウトプット

端的に言うと、インプットを担うのが公文、アウトプットがオンライン英会話、という方法がベストだと考えます。

公文では、同じ表現にくり返し触れながら、英語を読む力や理解する力を育てていけます。一方、オンライン英会話では、知っている単語や文を口に出し、相手に伝わる経験を重ねられます。

このように、公文で学んだ(インプットした)ことを実際に(オンライン英会話などで)使ってみることによって、「覚えるための英語」だけでなく、「伝えるための英語」として意識しやすくなるでしょう。

公文で習った単語や文法を実際の会話で使ってみる

レッスン前に、その週に取り組んだ単語や文法を親子で確認しておくのもおすすめです。たとえば、好きな食べ物、学校であったこと、週末の予定など、身近な話題に結び付けると会話が始めやすくなると思います。

先生に「この表現を使いたい」と伝えられるお子さまであれば、練習したい内容を事前に共有する方法もあります。(スモールワールドでは、事前に保護者の方が先生にメッセージ・リクエストを送ることが出来るという機能もあります!)

一つの文法(例えば過去形)を学んだら、それを使った会話をしたい、と伝えておくのです。プリントで「分かった」ということと、自分の言葉で「使った」ということでは、きちんと腑に落ちて自分のものにした、という感覚が全く異なります。

公文の「オンライン学習」とオンライン英会話は別もの

ここは少し紛らわしいところなのですが・・・。公文式には、教室への通室と自宅からのオンライン学習を組み合わせる「オンライン&教室学習」や、タブレットで教材に取り組む KUMON CONNECT があります。(2026年現在)

ただし、これらは公文式の教材学習をオンライン・デジタルでも進められる仕組みであって、「オンライン英会話」のような双方向コミュニケーションを行うといったものではありません。人を相手に質問したり答えたりする会話の回数を増やしたい場合は、オンライン英会話など別の会話練習を組み合わせる必要があるのです。

マンツーマンなら公文の進度や子どものレベルに合わせやすい

マンツーマンのオンライン英会話は、お子さまの理解度や性格に合わせて進めやすい点が魅力です。

英語を話すことに慣れていない場合は、あいさつや短い受け答えから始められます。反対に、英文を読めるお子さまなら、教材で学んだ表現を使って少し長めに話す練習もできます。

公文の進度と比べて難しすぎる内容を選ぶより、「少し考えれば言えそう」と感じられるレベルから続けることが、楽しく取り組むポイントです。

公文英語とオンライン英会話を併用するならどう進める?

公文英語とオンライン英会話を併用するときは、最初から回数を増やしすぎず、無理なく続けられる形を作ることが大切です。

公文の宿題や学校生活で忙しくなりやすいため、「英語が嫌いにならないペース」を優先してあげてください。

オンライン英会話は週1回からでもOK

コツコツ毎日学習に取り組む、といった公文式に慣れているお子さんは、オンライン英会話も「毎日やらないとダメ?」と思ってしまうかもしれません。

でも、はじめは週1回、1回あたり短時間のレッスンから始めても、全然大丈夫です!
まずは先生と英語であいさつをしたり、好きな食べ物や学校のことを話したりする時間として楽しむところから始めてください。楽しむのがコミュニケーションの絶対条件です!

もちろん、「週1回なら十分に英会話力が伸びる」と一律に言えるわけではありません。最初の目的は、人と英語を使うことを特別なイベントにせず、無理なく習慣にしていくこと。もっと発話量を増やしたい段階になったら、回数を増やしたり、家庭でも短い受け答えを取り入れたりするのがおすすめです。

たとえば、公文の宿題はこれまで通り続け、週末のどちらか1日にオンライン英会話を入れるだけでも「今週覚えた英語を人に使ってみる日」を作れます。レッスン前に使いたい表現を2~3個選び、終わったら「今日はこれが言えた」と振り返る程度なら、追加の負担も大きくなりにくく続けやすいと思います。

公文や学校で習っている内容と会話練習をつなげる

オンライン英会話のレッスン前には、その週に公文や学校で触れた単語・表現を2~3個だけ確認しておいたり、予め学習した内容をテーマに会話をしたい、とリクエストすると良いと思います。

ただし気負いすぎないで!準備をしても先生と対峙すると上手くしゃべれなかった、ということは誰でも良くあることですので失敗しても気にしないようにしてくださいね。

「今日はこの単語を言えたらOK」と小さな目標を決めると、成功体験にもなって良いですね。

英検を受けるときは不足している技能を補う

英検に挑戦する場合も、学習を一度に詰め込みすぎないようにしましょう。問題演習で間違えた単語や質問をオンライン英会話で使ってみると、覚えた内容が印象に残りやすくなります。面接形式に不安があるときは、自己紹介や簡単な質問への受け答えを繰り返し練習すると、本番でも落ち着いて話しやすくなります。

英検3級以上では二次試験として面接形式のスピーキングテストがあり、4級・5級にも申込者が受験できる独立したスピーキングテストがあります。公文で語彙や読解の土台を作りつつ、受験級に合わせて「声に出して答える」練習を追加しておくと、技能の偏りを減らしやすくなります。

英検の級ごとの学習や二次試験対策をオンラインで補いたい場合は、 スモールワールドの英検対策 の記事もぜひご参考にしてください。

公文英語とオンライン英会話の併用がおすすめなケース

公文英語でコツコツ学習を続けているお子さまにとって、オンライン英会話は「覚えた英語を人に伝える場」を増やす選択肢の一つです。すべての子どもに必要というわけではありませんが、読む・書く学習に加えて、英語でやり取りする経験を積みたい場合には、オンライン英会話との併用は非常に相性がよい方法と言えるでしょう。

公文英語は得意だけれど人を前にすると英語が出てこない

教材では英文を読めても、先生から質問されると黙ってしまうお子さまは少なくありません。間違えてはいけないという気持ちが強い場合もあります。

マンツーマンのオンライン英会話なら、あいさつや好きな食べ物など、答えやすい話題から始められます。短い文でも相手に伝わったという経験を重ねることで、英語を口にすることへの抵抗感を減らしやすくなります。

英検や学校英語だけでなく「話せる英語」も身につけたい

英検や学校の授業では、単語・文法・読解などを学ぶ機会があります。一方で、自分の考えをその場で伝えたり、相手の質問に合わせて答えたりするには、別の練習も必要です。

オンライン英会話では、正解を当てるだけではない会話のやり取りを経験できます。英語を将来のコミュニケーション手段として使ってほしいと考える場合にも、オンライン英会話との併用学習はおすすめです。

公文を続けながら会話練習だけプラスしたい

学習の土台として公文英語を続けながら、会話の時間だけを週1回程度追加したい場合にも、併用しやすいケースだと思います。生徒さんの負担を増やしすぎないためには、公文の進度や学校行事に合わせ、オンライン英会話の方は無理のない回数から始めることが大切です。

レッスンでは、最近取り組んだ単語や英文を使って話すようにすると、学んだ内容がより定着しやすくなります。くれぐれもToo Muchにならないように、お子さまが楽しんで続けられるペースを見つけてください。

公文を継続出来ているお子さんは、学習を習慣づけることが上手いと思います。オンライン英会話で、英語での交流体験を足すことによってより学習へのモチベーションは高まると思います。

まとめ|公文英語の良さを活かしながら「人と使う英語」も取り入れよう

公文英語は、毎日英語に触れながら、単語・文法・読解力を少しずつ積み上げていける学習法です。E-Pencilや音読に取り組むことで、英語を聞いて声に出す習慣づくりにもつながります。

一方で、相手の質問を聞き、その場で考えて答える英会話には、実際に人とやり取りする練習も大切です。公文で身につけた知識をオンライン英会話などで使ってみると、「知っている英語」を会話で使う経験を増やせます。

公文英語を続けながら、週1回から会話の機会を加える方法もあります。お子さまの目的や負担に合わせて、無理なく「人と使う英語」を取り入れていきましょう。

スモールワールドは公文式とは別のオンライン英語スクールですが、マンツーマンで先生を選び、英会話・学校英語・英検など目的に合わせてレッスンを選べます。「公文は続けたい。でも人と話す練習も少し足したい」という場合は、 スモールワールドのオンライン個別指導 も一つの選択肢としてご検討頂けたら嬉しいです。