今日のイラストはリンゴに挟まれたRickくん。かわいいですね!アップルパイを作っているようです。
楽しんで英検®の勉強をしよう!がコンセプトの英検無料塾です。英検に出てくる問題とはひとあじ違った問題になってきてしまっていますが、みなさま、楽しんでいただけていたらうれしいです。
もちろん、楽しみつつも英検に良く出題される単語を取り揃えておりますよ!
では、14回目の問題です。
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もちろん、楽しみつつも英検に良く出題される単語を取り揃えておりますよ!
では、14回目の問題です。
高い効果のある英語学習法の一つに、
「辞書を引かずに読める、易しいレベルの本を大量に読みこなしていく」
いわゆる多読法というものがあります。
最近では、この「多読法」が進化した形で、本の内容をCDなどの音声素材に読み聞かせをしてもらう「多聴多読法」も主流になってきています。
特に、幼児~小学校低学年ぐらいまでの子どもたちには、早期英語教育の最大のメリットである音声と文字、そしてイメージがダイレクトに伝わる「絵」を総合的に結びつけながら学べる、「絵本を用いた多聴多読法」は、広く受け入れられています。
今日は、初めて多読に挑戦する子どもたちのために、思わず手に取りたくなるような、楽しく興味深いお話が集められた、GR 〔グレイデッド・リーダーズ〕と呼ばれる絵本教材を厳選してご紹介していきます。
目次;
グレイデッド・リーダーズとは、専門家によって細かくレベル分けされ、単語数も制限された中で、自然かつ標準的な文法の英語で書かれた絵本が、同じレベルごとに数冊セットになったものです。
厳密には、グレイデッド・リーダーズは、英語圏のネイティブの子ども達の読み書きの教科書としてのリーダーズを指して、ノンネイティブ向けに書かれたリーダーズを、LR〔レベルド・リーダーズ〕と呼んで、2つを区別することもあります。
アメリカでは、英語がネイティブでないESLの子どもたちには、毎日、気に入ったリーダーズを一冊選んで読んでくる、という課題があるそうです。
絵を見れば、すぐに意味が推察できる文章をたくさんインプットすることで、自然な形で英語を吸収しつつ、スモールステップで、段階的に力をつけていくことができるのです。
イギリスやオーストラリアのリーダーズでは、それぞれのレベルごとにカラーで区分されており、さらに1カラーごろに30段階ほどのレベル分けが統一規格として出版されています。
グレイデッド・リーダーズは、もとはネイティブ向けですが、各レベル間の差が小さく、段階を追ってスムーズに学習を続けやすいものです。
また、同じ段階でも多くの選択肢がありますので、ご自身のお好み、そしてぴったりのレベルのものを選ぶのも簡単です。
日本で有名なリーダーズ絵本と言えば、ORT(Oxford Reading Tree)やCTP(Creative Teaching Press)があります。
でも、CD等の音声素材の入手も簡単で、1ページ1行の英文から始まる、ビギナーが導入しやすいリーダーズはたくさんあります。
1. Springboard/Springboard Connect
(出版社 Macmillan Education Australia)
Springboardは1~16までのレベル、Springboard Connectは1~30までのレベルに分かれた教材です。
フィクション・ノンフィクションを取り混ぜて、それぞれ8冊・5冊のパックになっています。
基本的にはイギリス系のもので、ときどきオーストラリアの題材も入ります。
決まった主人公はいないので、特定の世界観に入り込めなくても大丈夫。
金額がリーズナブルなのも魅力です。
2. Scholastic リーダーズ
-Sight Word Readers Box Set with CD
-First Little Readers Guided Reading A~C
-Folk & Fairy Tale Easy Readers Box Set
(出版社 Scholastic)
アメリカの有名な教材会社Scholasticから出ているリーダーズで、ネイティブの子どもたちも使っています。
最初は、3〜5ワードくらいの短い文章から読んでいきますが、内容は日常のさまざまな場面を羅網しており、0〜9歳頃まで年齢を選ばずに使えます。
フィクション、ノンフィクションで別のセットになっていますが、いずれもレベルごとの差が激しくないので、一気に進めていけるリーダーズだと言えるでしょう。
(出版社 Oxford )
Oxfordではキッパーシリーズが有名ですが、こちらはまったく別のシリーズで、アメリカ英語で書かれています。
ナビゲーターとなるキャラクターはいませんが、インタラクティブにアクティビティを楽しみながら進める、幼稚園〜小学生低学年向けのリーダーズです。
レベル間の差が少なく、英語学習者向けの配慮がされているので、もともと「読書」だけでは飽きやすいお子さんも、理解や発話を交えつつ、取り組むことができます。
(出版社 Apricot)※上のリンクから「多読」>Learn-Abouts
こちらは、理科と社会の分野に特化した、「英語のリピートを繰り返しながら同時に教科を学ぶ」タイプのリーダーズです。
知的好奇心にあふれる4歳〜9歳くらいのお子さんにぴったりです。
音声は、アメリカ英語。
学習者のニーズにしっかりと応える形で、基本文型を押さえる形で、英文を頻繁に繰り返しながら身につけていくよう編集されています。
5. Clifford Phonics Fun Reading Program Pack1~6
(出版社 Scholastic)
主人公は、大きな赤い犬のクリフォード。
ほのぼのとした内容で、お話としても楽しみながら、音声と文字を関連づけて読み方を学ぶ「フォニックス」が身につくシリーズで、アメリカでも大人気のリーディングプログラムです。
1レベル12冊ずつのセットになっています。
全6レベルですが、1〜3くらいまでは、特に難しい説明がいらず、自然と文法も体得できるはずです。
後半のレベルでは、すこし日本語でも説明を加えて意味が取れた後に聞くなど、少しペースを落としつつ、他のものと併用して進めていくと続けやすいでしょう。
いかがでしたか?
英語の多聴多読に挑戦しようとしたときに、どうしても特定の世界観に馴染みにくかったり、
「今やっている、同じレベルの本をもっと読んで慣れてから、次のレベルに挑戦したい」
などという希望がでてくることが多々あります。
そんなときこそ、横並びのレベルのさまざまな選択肢の中から、その都度、柔軟に絵本を選べる、グレイデッド・リーダーズの出番です。
ぜひ、ぴったりのリーダーを見つけて、多聴多読を楽しんでいきましょう!
Johnくんは、本を何冊もっているかと聞かれています。40冊!!でも全部マンガなんだそうです。
楽しんで英検®の勉強をしよう!がコンセプトの英検無料塾です。
前回、前々回と続けて、JohnとLisaの関係は悪化していっています。
最後には「頭おかしいの(だいじょぶ?)」とまで言われてしまったJohn。
今日こそは名誉挽回をしたいところですね。
では、13回目の問題を解いてみましょう。
小学生で英検受験をする子供が増えてきているのに合わせ、英検3級を目指す子供も増えています。
でも、近所の塾や英語教室で開催している英検4級、5級の受験と違って、英検3級にはちょっと遠くの会場まで出向く2次試験があります。
「うちの子まだ小学生だけど、英検の2次試験なんてできるかしら?」
と不安に思ったりしていませんか?
その不安な気持ちもすごくよく分かります!
そんなママ・パパたちに、ぜひ読んでいただきたいのが今回の内容です!
英検2次試験は、ある程度聞かれることが決まっています。
「聞かれる」ことと「答え方」をきちんと練習すれば大丈夫!
また年齢が低ければ低いほど、習得は早くスピーキング力はぐんぐん伸びます!
英検2次試験をきっかけにお子さんのスピーキング力を上げましょう!
それでは、次の章からは小学生に向けた、英検2次試験の効果的な練習方法をご紹介いたします!
目次;
英検2次試験では、部屋に入り、試験官と簡単なあいさつと自己紹介をし、その後に実際のテストに入ります。
ある程度流れが決まっているので、ぜひ、お子さんと一緒に練習をしましょう!
実際の試験官も、日本人であることがほとんどです。
ここでは、ママやパパが子どもといっしょに練習出来るフォーマットをご紹介いたします。
子ども:(部屋をノックする)May I come in?(←これ言えたら最高です。)
試験官:Please, come in.
子ども:Hello.(←にっこりスマイルであいさつ!)
試験官:Please, have the seat.
子ども:Thank you.(←「座っていいですよ。」と言われたら座りましょう。)
試験官:May I have your name, please?
子ども:My name is Hanako Tanaka!(←できれば大きな声ではきはきと!)
試験官:How are you today?
子ども:I’m good, thank you!(←受験者が小学生だとさほど難しいことは聞かれないはずです。“How are you?”と聞かれたら”I’m good, thank you!”と答えましょう。)
試験官:This is the 3rd grade test. Is that OK?
子ども:OK!(←OK?的なことを聞かれたら、OK!と答えましょう!)
ここまでが問題カードに入る前までの簡単な流れです。
英検2次試験の中には態度(attitude)という項目があります。
たくさん練習をして、自信を持って英語で答える練習をすれば態度(attitude)で満点が取れるはずです。
逆に思春期に入ったお子さんだとシャイになってしまい、変に減点されてしまうケースもあったりしますので、小学生は、とにかく元気印でがんばれば大丈夫です!
あいさつが終わったら、今度は本試験です。
ここでは、試験官が問題カードを手渡してくれますので、受け取ります。
その後、パッセージの黙読と音読を要求されます。
パッセージは英検3級や、英検準2級程度までであれば保護者の方でも恐れる必要はありません。
十分にお子さんと一緒に練習できる長さと語彙のレベルです。
この音読部分も、点数を稼いでおきたい箇所です。
英検の過去問題集などを購入して、過去問に載っている2次試験の問題カードを、1度ずつはお子さんと一緒に読み上げましょう。
「発音やイントネーションに自信が無いのだけれども…。」
と思うママ・パパもいらっしゃると思います。
でも、大丈夫!ぜひ、お子さんと一緒に練習をしてみてください。
発音よりも何よりも、まずはお子さんがパッセージを見て、ぱっと最後まで読めることの方がテストを合格する上で大切なことです。
「最後まで読み切る」ことができれば、発音やイントネーションを気にして小声になったり、何度もつっかえてしまうよりも、点数が良くなります!
英検の2次試験の問題と解答はある程度決まっています。
ここでは各問題に関してのちょっとしたコツをご紹介いたします。ここでは英検3級を想定してお話していきます。
【問題1の答えはパッセージの中にある!】
問題1の答えはパッセージの中に必ずあります。
問題自体が大ヒントなのです。
問題の中に含まれるキーワードがパッセージにも含まれているので、そのキーワードを見つけだし、解答をしましょう。
【問題2・3は英作文練習です!】
問題の2と3は、
「写真には何人写っていますか?」
「男の子は何をしていますか?」
などの質問がされます。
ここは、過去問題集の問題カードを使って英作文練習をし、さらに発話練習を行うと良いでしょう。
【問題4・5は答えを用意しておくべし!】
4・5は受験者に関する質問です。
「テレビを見ることが好きですか?」
「インターネットはよく使いますか?」
「それは何故ですか?」
英検3級程度ですと、テレビ、インターネット、スマートフォン、部活動、勉強に関することが聞かれます。
その他、過去問題を見て、どんな問題が多いかをチェックしたら、
「こう聞かれたら、こう答える!」
・・・などと、いくつか前もって準備をして予行練習をしておくと良いでしょう。
英検、とくに英語では「特に意見はない」、というのは好まれません。
また自分の意思と反してもいいので「センテンスではっきり答える」ことが重要です。
小学生だからといって、英検の2次試験については、それほど不安に思うことはありません。
過去問を解いていけば、それに類似したやりとりしか出てこないのが英検です。
事前にかなり準備が出来ますので、当日も心に余裕ができますよ。
また、親の介入を嫌がる中学生以上のお子さんよりも、低年齢のお子さんの方が、親子でたくさん練習が出来ます。
そこは、小学生英検受験の利点とも言えるかもしれません。
2020年以降の大学センター試験に代わり、英検などの4技能を測る民間のテストが段階的に導入されていきます。
今のうちに、英検などの試験に慣れていって、将来はお子さんがグローバルな人材になってくれたら、うれしいですね!
これは何ですか?の答えはいつも丁寧な回答ばかりではありません。「なんで聞くの?」なんて言われることもありますよね。。。。とほほ。
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今日から、また5級の連載を再開します。
1回目から10回目までの問題は、解いてくれましたか?
JohnとLisaはこれからも、まだまだ登場し続けますのでどうぞお付き合いくださいね。
さあ、それでは11回目の問題を始めましょう!