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英会話力は本当につくの?英語の学童保育とはどんな場所?

 

 

10年ぐらい前に出現してから、一気に拡大・人気急上昇中なのが英語の学童保育です。

学童保育といえば、学校が終わった後、働いている保護者が帰ってくるまでを家庭の代わりに面倒を見てくれるサービスです。

子どもの頃、利用していた方もいらっしゃるのではないでしょうか。

一方、英語の学童保育、英語学童とは、小学校1~6年生を対象とした、インターナショナルスクールの放課後版に近いものです。

英語が話せるネイティブ講師やバイリンガル講師と、放課後をいっしょに過ごすことで、英語環境の中で子供を預かってもらえるサービスになっています。

今日は、首都圏のメジャーな英語学童について、カリキュラムや費用などの情報をご紹介します。

 

目次;

1.英語学童の比較

2.まとめ

 

1.英語学童の比較

ジョイキッズワールド あんふぃい
教育理念はフィジカルエデュケーションとイングリッシュ。

外国人講師とレッスンや遊びを通して生きた英語を身につける。

また、身体を動かし、フィジカルな体験をすることで社会性や強調性を身につけていくことを目指しています。

 

【カリキュラム】

週2~5回コースあり。

リーディング/ヒアリング/カンバセーション/プレゼンテーションの4つのコースからレッスンを受講することができます。歌や本など毎月変わるレッスンテーマも用意されています。

 

【費用】

①月謝

週2回コース ¥20,000

週3回コース ¥30,000

週4回コース ¥40,000

週5回コース ¥50,000

※長期休みのある3・4・7・8月は割増料金。

※19時以降の延長料金は30分500円です。

 

②その他の費用

入会金 ¥20,000

おやつ代(週2~週5コースにより \2,000~\5,000)

 

【預かり時間】

平日15時~19時(最大延長は20時まで)

長期休み中は10時より受け入れ。

 

【施設のポイント】

プレイランドという遊具やボルタリングなどが楽しめるスペースがあります。

運動不足の子どもも多いので、屋内にいても身体を動かせるので天候に関係なく楽しむことできます。家族でプレイランドに入ることもできるので、レッスン以外でも親子で英語に触れることができます。

 

【アクセス】

ららぽーと湘南平塚、センター南、相模大野ステーションスクエア

 

Kids UP
楽しく英語力や知的好奇心を伸ばすことを目的とする。

脳科学などの理論に基づいたカリキュラムを採用。

スクールでの会話は基本的に英語のみ。英語漬けで留学しているような環境となっています。

 

【カリキュラム】

スポーツやクラフト、算数、理科、社会などを英語で学ぶことができます。

帰国子女やインターナショナルスクール出身の子どもへ向けたスペシャリストコースもあります。

 

【費用】

①月謝

週2回コース ¥33,000

週3回コース ¥48,000

週5回コース ¥64,600

※18時半から19時半までの延長は1ヶ月4000円。

※19時半以降の延長は30分400円。

 

②その他の費用

入会金・入会セット ¥35,050

維持管理費・おやつ代(半年分) ¥30,000

※送迎サービスは無料

 

【預かり時間】

平日10時~20時

学童保育は13:30~18:30(最大20:30まで延長可能)

 

【施設のポイント】

モニターカメラが設置されており、専用ページで子供の様子をリアルタイムで見ることができます。

また、指定の小学校へのお迎えと自宅付近のバス停までの無料送迎を行っているのでスクールまでお迎えに行く必要がありません。

 

【アクセス】

大森や成城、門前仲町など都内に10スクールあり。

 

 

Kids Duo 
やる気スイッチの英会話スクールが母体で学童保育と幼児教育を行なっています。

グループ全体で「子供の頑張りをポイントに換算してポイントを貯めていくプログラム」があります。

貯めたポイントは、おもちゃや文房具などと交換できますが、これは、こども自身のやる気を継続できるような工夫とのこと。

ネイティブ講師と日本人のバイリンガル講師がレッスンを行うので、海外の文化と日本の文化の両方を体験することができ、一人ひとりの個性や感性を育てています。

 

【カリキュラム】

アート&クラフト、音楽、運動、ゲーム、読み聞かせ、パターンブロック(※)など、1日に2つのプログラムを、全て英語で学びます。

クラスは年齢で分かれていないので、幼い頃から色々な年齢の子どもと遊ぶことでコミュニケーション能力も身につけることができます。

※パターンブロックとは、海外や有名小学生で取り入れられている、ブロックや形を作るなど手を使って算数を学ぶ方法のことです。

 

【費用】

①月謝

週2回 ¥33,000

週3回 ¥46,000

週4回 ¥56,600

週5回 ¥64,800

※往復送迎付き。送迎がない場合や片道送迎の場合で1,000円~5,000円程度の割引あり。

※19時半以降の延長料金は30分400円。

 

②その他の費用

入会金 ¥20,000

維持管理費(半年分) ¥12,000

教具・おやつ代(半年分)\10,000~\20,000程度

 

【預かり時間】

平日 13:30-19:30(最大20:30まで延長可能)

スクールによっては夏休みなど長期休み中には午前中から開校しています。

 

【施設のポイント】

近隣の小学校へ送迎を行っています。その後、スクールに到着した事を保護者にメールにてお知らせするサービスもあり安心してお任せできます。また、スクールでの様子は毎日連絡帳でお知らせしてもらえます。

 

【アクセス】

全国に1,376スクールあって、関東は65スクール(そのうち都内には28スクール)あります。

 

 

2.まとめ

今回は、関東にある英語学童の比較を行いましたが、3スクールとも、子供と楽しく英語を自然に身につけていくことを主にしています。

預かり時間は最大20時から20時半までと大差はないものの、小学校や自宅への送迎を行っているスクールもあり、お迎えの時間を気にする保護者にはありがたいサービスだと思います。

お住いの地域や金額など、考慮する部分は様々だと思いますが、もしも「うちの子供も入れてみようかな」と思ったら、実際に施設を見学していくとイメージが湧きやすいでしょう。

もしも、学童になかなかなじまない・・・あるいは、週末には英語に触れる機会が極端に減ってしまう・・・ということを気にされる場合は、自宅でも学べるオンライン英会話や家庭教師もおすすめです。

レッスンは自宅で行うので、お子さんの成長を目の前で見続けられるのは、利点も多く、嬉しいことではないでしょうか。

 

 
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投稿日: Mar 04, 2018 | 閲覧数: 440 | カテゴリー:

 

英検®5級の単語を楽しく覚える英検無料塾<第16回>

ケーキの買い物が今日の英会話例です! スイーツ好きの女の子は、ぜひ覚えておきたい言い回しですね。

楽しんで英検の勉強をしよう!がコンセプトの英検無料塾です。

5級頻出単語を含んだ簡単な会話文をご紹介しますので、英語にしてみてください!

5級合格必須の単語を多めに入れた会話表現、そして会話文の単語を一部入れ替えた「ボキャブラUP文章」も忘れずにやってくださいね。

では、16回目の問題です。

 

 

<チャレンジ> まずはなにも見ないで英訳文を考えてみましょう!今日もLisaが買い物をしていますよ。
 
Lisa  「このチョコレートケーキはいくらですか。」
Clerk  「200円です。」
Lisa  「とっても安いですね。3切れもらってもいいですか。」
Clerk  「すべてあなたのためのものですか?」
 
 
★ヒント ところどころに、正解の英語を入れて、穴埋め問題にしてみました。これでどうでしょうか?
 
Lisa  (H    )  (    )  is  this  (    )  cake?
Clerk  It’s  (    )  (    )  yen.
Lisa  That’s  (    )  (    ). Can  I  (    )  (    )  pieces?
Clerk  (    )  (    )  you?
 
 
★大ヒント Initial Letter(頭文字)と文字数がわかれば、もう答えられますよね?
 
Lisa  (    )  (    )  is  this  (    )  cake?
Clerk  It’s  (    )  (    )  yen.
Lisa  That’s  (    )  (    ). Can  I  (    )  (    )  pieces?
Clerk  (    )  (    )  you?
 
 
正解  では、答えです。
 
Lisa  How much is this chocolate cake?
Clerk  It’s two hundred yen.
Lisa  That’s very cheap. Can I have three pieces?
Clerk  All for you?
 
 
【入れ替え】 1・2行目の会話を、変えてみましょう!
 
Lisa  「このパンはいくらですか。」
Clerk  「98円です。」
 
Lisa  「このかぼちゃはいくらですか。」
Clerk  「140円です。」
 
 
★入れ替え問題の答え
 
Lisa  How much is this bread?
Clerk  It’s two ninety-eight yen.
 
Lisa  How much is this pumpkin?
Clerk  It’s one hundred and forty yen.
 
 
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投稿日: Feb 28, 2018 | 閲覧数: 453 | カテゴリー:

 

中1英語でつまずきやすい3つの壁を越えて、中学生でも英語を得意に!

 

 

あれだけ好きだった英語が中学校に入って嫌いになった。

得意だと思っていたけど、英語の成績が悪かった。

という方は多いのではないでしょうか。

中学校に入ってから英語嫌いが急増したという調査結果もあります。

今回は、お子様が中1英語でつまずく3つの壁と、それを克服して中学生になっても英語が得意な子供に育つためのコツをご紹介します!

 

目次;

1.第一の壁 文字学習

2.第二の壁 多い+面白くない

3.第三の壁 4技能習得

4.3つの壁を乗り越えるために

5.まとめ

 

1.第一の壁 文字学習


まず最初に立ちはだかるのが文字(アルファベット)の学習です。

小学校の外国語活動のテキストにはアルファベットが載っていますが、文字を紹介する程度であって、書く練習は原則行わないことになっています。(2020年からの教育改革では小5からは文字学習が本格導入されます)

一方、小学生のうちから英語教室や公文教室などで英語を学んできた子供が増えているために、中学校に入ってからの英文字の導入には、ほとんど時間を割かずに中学校の英語授業は進行していきます

ですので、文字がなかなか覚え切れていない生徒は、書けるようになる前に授業が進んでしまい、遅れを取ってしまうことがあります。

英会話スクールでは、元気よくあいさつや会話応答が出来ていた、という子どもが、アルファベットの書き順でバツがつけられたりすると、プライドが傷つけられた気持ちになることもあるでしょう。

 

2.第二の壁 多い+面白くない


現在の外国語活動は、成績がつきません。(これも2020年からは評定が加わるようになります。)

外国語に触れるだけでいいので、ゲームやアクティビティをやる小学校の先生が多いです

しかし、中学校の英語は教科ですので、先生は成績をつけなければなりません。

また、学習指導要領では中学校の英語の目標は「コミュニケーション能力の基礎を養う」ことですが、現状は高校入試で点数が取れるようになることです。

そのため、中学校の英語では、どうしてもゲームやアクティビティは排除され、代わりに文法を習ったり、教科書の本文をきちんと読めることに重点を置くようになってきます。

文法も、読解も、面白いものではないので、外国語活動と中学校の英語とのギャップに苦しんでしまう中1生も多いのです。

外国語活動の授業時間は年間35時間ですが、中学校の英語の年間授業時間は140時間です。

小学校では週1しか英語をやらなかったのが、中学校では週4もやることになります。

授業時間が増えた上に内容が面白くない。

もう、英語の授業はいやだ→英語が苦手、の道へ一直線です。

 

3.第三の壁 4技能の習得


小学校の外国語活動では「話す」と「聞く」の2技能しかほとんど使いません。

しかし、中学校に入ると「読む」と「書く」を加えた4技能を学ぶことになります。

2つから4つへ。これは、英語にあまり触れてこなかった生徒には大きな負担になります。

しかも、中学生は多感な思春期の時期ですので、小学生であればあまり抵抗のなかった「英語を話す」ということに、抵抗を持つ時期でもあります。

結果として、小学校でせっかく行ってきた「話す」「聞く」の練習量は減り、代わりに出てきた英語の読み書きに苦戦し、英語が嫌いになってしまうのです。

 

4.3つの壁を乗り越えるために


それでは、この3つの壁を乗り越えるためには、小学生のうちに何を準備しておけば良いのでしょうか。

まず、文字学習については小学校卒業までに、あるいは中学入学してすぐに、大文字・小文字を完璧に書けるように練習しておくと良いでしょう。

小学校3年生では国語の時間にローマ字を習得しますが、割とあっさりと終わってしまうため、完全にはマスターしないままの子供も多いです。

親御さんに余裕があれば、ぜひこのタイミングで一緒にローマ字が完璧にできるように手助けをしてあげてください。

英語学習では、ローマ字の弊害もいろいろと論議されていますが、少なくとも中学生になってから、アルファベットのbとd、iとlなど、紛らわしい文字につまずいてしまうよりは、アルファベットぐらい全部書けるよ~、という中学生になっていてほしいと思います。

これは、第三の壁である4技能学習にも言えることです。

出来れば、小学生のうちに4技能を使用する環境を作ってあげてください。

小学生向けの英語ドリルを使ったり、公文の英語、あるいは比較的安価で出来るオンライン英会話スクールに通うというのもひとつの手です。

小学校4年生以上になったら、「話す」「聞く」だけではなく「読む」「書く」ことも意識して、英語に触れられると良いですね。

また、中学校に入った際に「今まで得意だった<話す>以外の読み書きの要素でバツをもらって気持ちが腐ってしまう」子供も多い、と前述しました。

保護者の立場からは、

「小学校の英語と中学校の英語は、上手くつながっていないのが今の日本の英語教育の現状」

ということを理解してあげてください。

「小学校で、○年も英会話教室に通わせてやったのに」

なんていう小言はくれぐれも禁句です!

 

5.まとめ


第二の壁にあるように、中学校に入った途端に、英語の学習量は増えて、進度も早くなってしまいます。

ゲーム・アクティビティを中心とした英語学習で「英語大好き!」という想いを持ってもらうことももちろん大切です。

ですが、読み書きも含めて、小学生のうちから英語4技能をまんべんなく学習して準備しておくことが、中1で英語の壁につまずかないようにするためには、とても大切なことです。

 

 

【参考】
中学校学習指導要領 第2章 各教科第9節 外国語

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/gai.htm

中学校学習指導要領 「生きる力」

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/youryou/chu/

http://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/new-cs/qa/02.htm

 

 
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投稿日: Feb 23, 2018 | 閲覧数: 1277 | カテゴリー:

 

英検®5級の単語を楽しく覚える英検無料塾<第15回>

コーヒーが飲めないJohnくん。代わりに牛乳をもらえますか?と英語で聞いてみましょう!

楽しんで英検の勉強をしよう!がコンセプトの英検無料塾です。

Johnに愛着を感じてくれている人が増えつつある今日この頃です。有難うございます!

英検の類似問題・・・というわけではないのですが、英検の頻出単語を使って英会話を組み立てています。

ボキャブラリーを増やしていけば、合格間違いなしです!

では、15回目の問題です。

 

 

<チャレンジ> まずはなにも見ないで英訳文を考えてみましょう!今日はJohnとLisaの会話に戻ります。
 
Lisa  「コーヒーを一杯ほしいですか。」
John  「いいえ結構です、ありがとう。コーヒーは飲めません。」
Lisa  「何なら飲めるのですか。」
John  「牛乳を一杯もらってもいいですか。」
 
 
★ヒント ところどころに、正解の英語を入れて、穴埋め問題にしてみました。これでどうでしょうか?
 
Lisa  Do  you  want  a  (    )  (    )  (    )?
John  No,  (    )  you.  I  (    )  drink  (    ).
Lisa  What  (    )  you  (    )?
John  (    )  I  (    )  a  (    )  (    )  (    )?
 
 
★大ヒント Initial Letter(頭文字)と文字数がわかれば、もう答えられますよね?
 
Lisa  Do  you  want  a  (c _ _)  (o _)  (c _ _ _ _ _)?
John  No,  (t _ _ _ _)  you.  I  (c _ _ _ _)  drink  (c _ _ _ _ _).
Lisa  What  (c _ _)  you  (d _ _ _ _)?
John  (C _ _)  I  (h _ _ _)  a  (g _ _ _ _)  (o _)  (m _ _ _)?
 
 
正解  では、答えです。
 
Lisa  Do you want a cup of coffee?
John  No, thank you.  I can’t drink coffee.
Lisa  What can you drink?
John  Can I have a glass of milk?
 
 
【入れ替え】 1・2行目の会話を、変えてみましょう!
 
Lisa  「紅茶を一杯ほしいですか。」
John  「ありがとう。 紅茶は大好きです。」
 
Lisa  「水を一杯ほしいですか。」
John  「いいえ結構です、ありがとう。 ジュースが一杯ほしいです。」
 
 
★入れ替え問題の答え
 
Lisa  Do you want a cup of tea?
John  Thank you.  I like tea very much.
 
Lisa  Do you want a glass of water?
John  No, thank you.  I want a glass of juice.
 
 
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投稿日: Feb 20, 2018 | 閲覧数: 363 | カテゴリー:

 

英語を学ぶには、どちらが正解?英会話スクール V.S. 学習塾の英語

 

 

日本にいながら、国際言語である英語を学べる機会は、ここ数年で多くなってきました。

小学生のような小さなお子様が英語を学ぶ際に、英会話スクールがよいのか、はたまた学習塾がよいのか、悩まれた経験のある保護者の方は多いのではないでしょうか。

今日は、英会話スクールの英語と、学習塾で学ぶ英語、両者の特徴を比べてみたいと思います。

 

目次;

1.英会話スクールで学べる英語=「話す・聞く」

2.学習塾で学べる英語=「読む・書く」

3.まとめ

 

1.英会話スクールで学べる英語=「話す・聞く」

英会話スクールは、その名の通り「会話」に特化した授業を行うのが特徴です。

日本で「英語ができる、できない」の判断基準の最たるものになっているのも、この英会話ができるかどうか、ではないでしょうか。

英会話スクールで重視しているのは、ずばり

「話す」「聞く」の技能を高める

ことです。コミュニケーションということに重きを置いているのが特徴になりますね。

メリットとしては、「授業」という堅苦しい枠にとらわれないスタイルのものが多く、何より受講者が楽しんで英語を学べるということです。

ネイティブの英語話者とちょっとした会話ができるだけで、嬉しくなってしまいますね。

その小さな自信が積み重なり、さらなる意欲や、「海外に行ってみたい!」といったモチベーションになりますので、効果は高いと言えます。

ネイティブ・外国人が指導をする割合が、学習塾よりも高く、外国人の先生と触れ合うことで異文化に触れられる機会にもなりますので、これも、英会話スクールで英語を学ぶメリットの一つと言えるでしょう。

 

一方、デメリットは、やや料金がお高いことでしょうか。

8人ほどまでのグループレッスンだと40分~50分の授業で相場は大体1レッスン3000円程度です。

これが少人数だと4000円ほど、プライベートレッスンになると7000円ほどとなり、費用がかさんでしまいます。

 

2.学習塾で学べる英語=「読む・書く」

学習塾で英語を学ぶときには、いわゆる「受験英語」を学び、基礎から英語を身に付けていくという特徴があります。

例えば小学生で、英語を全く習ったことがないという児童が、アルファベットから学び、文字と音の関係をつかみ、少しずつ文法を積み上げて、英語の構造を理解していくことができます。

学習塾では、論文やテストの文章題などがすんなり解けるように、

「読む」「書く」の技能を高める

ことを重視しています。

英会話スクールとは違い、活字(長文読解など)を使った授業ができるので、国語である日本語も含めて、論理性を高めていくことができます。

もちろん、英語を書く力も身に付きます。本をたくさん読む子は国語力が高いなどと言われますが、英語もやはり同様です。

日本語脳と英語脳の2つを鍛えることで、将来的に英語を使用する際の基礎をしっかり身に付けることができます。

小学校を卒業する年齢にあたる12歳以降は、言語習得が難しいなどと言われますが、そもそもの基礎がなければ難しいのは当然です。

そういう意味では英語が話せるかどうかは別にしても、確実に基礎は身に付くでしょう。

 

学習塾で学ばせることのメリットは他にもあります。

まずは、学習塾では、日本人講師が日本語で授業を行うのが基本なので、子どもにとっても理解しやすいという点。

もう1つは、英語だけでなく他の科目の授業も行なっているので、他科目をまずは受講し、様子を見てから、英語を習わせるかどうかを判断できるという点です。

スクールの質を予め見ることができるし、習い事を別々に2つ通うよりは利便性も高いでしょう。

 

デメリットとしては、日本人講師による日本語での読み書き指導がメインになるため、英会話をする機会がないに等しいということです。

脳にインプットされたものをアウトプットする機会は残念ながら、テストの解答用紙ぐらいでしょうか。学習塾に通っている間に話せるようになるのは、難しいと言えます。

 

3.まとめ

「英会話スクール」「学習塾」にそれぞれメリット、デメリットがありますが、ゴールをどこに設定するかでそれぞれの特徴を生かして活用することができるということが、おわかりいただけたのではないでしょうか。

英語に限らずすべての言語は、コミュニケーションの道具にすぎないので、「読む」「書く」「聞く」「話す」という4つの技能はどれも大事です。

スタートはどこでもよいので、英語を使って世界中の人と意思疎通ができるようになると、未来は大きく開けてくることでしょう。

 

 
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投稿日: Feb 16, 2018 | 閲覧数: 392 | カテゴリー: