講師として英検を指導し、個人では18歳の頃に英検準1級を一発で取得した元英語講師のJINです。
結論、まず手をつけるべきなのは皆さんも知っての通り単語です!
- とにかく最初は準1級レベルの単語を覚える
- 問題集は単語をある程度覚えてから
- 最後は必ず過去問で本番に向けて追い込む
英検の対策といえば「単語」「過去問」が主流ですよね、結論からいうと軸は間違いなくこの2つです。
しかし、皆さんは苦手分野に特化した勉強や過去問を隅々まで使った勉強をしていますか?
とくに過去問をただ単に解いてしっかり使えていない人がかなり多いように感じます。
今回の記事では18歳の頃に英検準1級を一発で合格し、その後イギリスの大学に行って卒業した筆者が、オススメの準1級勉強法と4ヶ月スパンのイチオシ学習スケジュールをすべて公開します。
- 正しい問題集や過去問の使い方がわかる
- 英検準1級に合格するためにやるべきことを理解できる
- 紹介するスケジュールをやり抜けば合格の確率大幅アップ
リスニングが苦手なんですけどどうすればいいですか?
そんな時は過去問に入る前にリスニング用の問題集を使ってみましょう
本気で一発合格を目指している人向けの英検準1級完全攻略ガイド
本記事における主な情報源
作成元・著者 | 題名 |
文部科学省 | 各資格・検定試験とCEFRとの対照表 |
文部科学省 | 大学入試改革における英語資格・検定試験の活用について(関係資料集) |
文部科学省 | 連絡協議会用 試験概要説明 |
公益財団法人 日本英語検定協会 | 準1級の試験内容・過去問 |
公益財団法人 日本英語検定協会 | 各級の目安 |
旺文社 | 資格・語学 | 英検 | 準1級 |
※上記の文献、調査結果および情報源は筆者である私が英検準1級記事を執筆するうえで基礎知識として参考にした文献の一部であり、必ずしも上記文献の内容に沿って執筆した訳ではございません
【2023年最新版】英検準1級におすすめのオンライン英会話ランキング|準1級対策するならココで決まり!
もっとも重要な英検準1級対策は単語で間違いありません
まずは英検準1級に合格する上でもっとも重要な勉強は単語学習である理由を解説します。
英検準1級レベル単語の習得
何度も何度もいろいろな記事で言っているので聞き飽きたかもしれませんが、英検という試験は単語力が一番重要な試験です。
とくに英検準1級では最初の語彙力だけを問う語彙問題に42問中25問も振り分けられています。
- 語彙問題
- 長文読解
- ライティング
- リスニング
つまりすべての項目で必要になります。
まずはこの土台を築き上げておかないと、合格どころかそもそもしっかりとした実践対策にも移ることすらできないというのが持論です
元講師おすすめの単語・熟語・フレーズの覚え方
英検準1級の受験者であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習をオススメします。
ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
おすすめの英検準1級向け単語帳
私が一貫してオススメしている英検準1級用の単語帳はこちらのでる順パス単です。
正直パス単以外の単語帳は思いつかないくらいで、過去問の統計データを基にした頻出単語の選出が素晴らしいです。
私自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません
文法に関しては「最低でも高校卒業相当の文法レベル」が必要です。
文法に自信が無い、苦手意識があるという人は大学受験用などの文法書で復習/予習をしましょう。
問題集を使って問題に慣れる
次のステップは問題集や参考書を使って英検準1級レベルの問題に慣れるというプロセスです。
問題集で流れを掴み、慣れていく
まず英検準1級レベルの語彙取得に取り組んで、ある程度覚えたら次にオススメなのが「問題集で英検準1級試験の出題内容に慣れる」です。
「過去問ではなく問題集」
非常に大事なのですが、過去問は問題集の後に使うのがオススメです。
英検に限らず英語試験の対策問題テストは実際の試験レベルより若干低く作られていることが多く、最初にとっつきやすいのは問題集なのです
元講師おすすめの問題集
オススメの問題集は定番のものが2冊あります。
長い間大人気の問題集なので、コレでオッケー!
より多くの実戦経験を積みたい方は最初に紹介した集中ゼミの方がオススメです。
ある程度英検準1級レベルの単語と熟語を覚えた上で問題集に入ると、より効率的に英検準1級合格への道を進めます
問題集を使う際の注意点
問題集をただただ解いているだけではあまり効果があるとは言えません。
ロボットのように右から左に解いていってマルバツを付けているだけでは頭にも残らなければ、身にもなりません。
- 間違えたら、どうして間違えたのかをまず確認
- どこでどう違う解き方をしていたら正解していたのか、それとも単なる知識不足だったのかを分析
- わからない単語は問題や文章内、リスニングのスクリプト内にあったかを確認→わからないものはすぐに調べて覚えなおす
問題集使いこなすというのはこういうことです。
わからない単語が出てきて理解できなかったのであれば、都度しっかりと調べて覚えなおす癖をつけると、英検準1級に限らずこれからの英語人生にも必ず役に立つでしょう。
過去問は必ずやらなければならない勉強
おおまかなステップの最後は過去問での追い込みです、ここでは正しい使い方などを解説します。
試験が迫ってきたら過去問で追い込み
試験日が迫ってきたら過去問で追い込みをかけましょう。
過去問を飛ばして試験に挑むのはあり得ません
単語帳を使って覚えた英検準1級レベルの語彙、問題集を使って慣れた解き方を駆使して、過去に出題された問題を解いてみましょう。
過去問は好きなものを選んでオッケー
英検準1級の過去問はさまざまな出版社から出版されています。
3回分収録のものもあれば、6回分収録のものもあったり、自分の好きな出版社や試験日までの残りを逆算して選びましょう。
とくにこだわりがなければ、毎年バージョンが更新されている旺文社のものがオススメ
自分の残り日数などと照らし合わせながらニーズに合ったものを選びましょう
過去問を解く際に必ず気を付けなければいけない注意点
ここでは過去問を解く際の注意点を詳しく解説します。
英検準1級の過去問を解くときは必ず時間を計る
問題集をやる時はやらなくてもいいですが、過去問を解くときは必ず時間を計って解きましょう。
きっちり時間を計ることで、本番でもスムーズに時間切れになる確率を大幅に軽減できます。
過去問を解く過程で自分に最適な時間配分を見つけましょう
同じ問題を最低2回はやる
少し退屈かもしれませんが同じ問題を2回は解いてみてください。
一度解いた問題は時間を空けてもう一度解いてみましょう
1回目で最初に間違えたところを覚えなおして解けるようになっているのか自分を試すためです。
もしそこで2回同じ間違いをしてしまうようならば覚えが足らなかった証拠です、3回目の間違えを犯さないように必ず2回で覚えましょう。
私は試験対策する時に2-3周は必ず解きます
答え合わせを必ずしっかりやろう
問題集のところと重複しますが、答え合わせを答え合わせだけで必ず終わらせないようにしましょう。
過去問や問題集には答えだけでなく解説も付いてくるし、リスニングの原稿だって付いてきます。
- どの単語を知らなかったのか(聞き取れなかったのか)
- どの部分で解答(聞き)間違いをしたのか
- どこでどういう理由で間違えてしまったのか
最低でもこの3つは解決させてください。
知らない単語が出てきたならその単語を覚えましょう、リスニングであれば解説と答えを読んだ後もう一度聴いてみましょう。
この質の高い答え合わせが出来ないのであれば過去問や問題集を買った意味がありません
とはいえ、どういう時間軸でどの教材を使って勉強するのが効果的なのか気になる方もいるでしょう。
そんな方のために、私の知識をすべてつぎ込んだ実践4ヶ月スケジュールを作りましたので、紹介していきます!
【超実践】英検準1級の合格を目指す為の4ヶ月勉強スケジュールを大公開
ここからは、元英語講師かつ準1級を一発合格した経験のある私が、独自に設計した合格を目指す4ヶ月学習スケジュールを公開します。
英検準1級合格を目指すための学習計画1ヶ月目
1ヶ月目にやるべきことや手にするべき参考書は以下のとおりです。
私の試験勉強に対する考え方【音声解説付き】
今でも信じられないのですが、私は18歳のころ、3ヶ月でIELTSを4.5から6.5(英検でいうと準2級レベルから準1級~1級レベル)に伸ばしました。
勉強量はもちろん多かったのですが、それ以上に今重要だったのが勉強と目標に対する考え方の部分です。
実際に勉強をはじめる前に目標設定や、スケジュール組みなどをやっておくのがオススメ
昔からあるPDCAのフレームワークに沿って、効果的に勉強を改善しながら進められたのが最大の要因です。
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Act:改善
簡単にいえば、上記の頭文字を取って、サイクルを回して改善を続けるというものです。
この記事ですべて紹介すると長くなってしまうので割愛しますが、私が当時行ったすべての行動、考え、目標設定の方法などはコチラの記事で解説しました。
まずは過去問を解いて合格までの距離を測る
以前は「過去問は最後の仕上げ」と思っていたのですが、目標までの距離を測るうえでまず過去問を解いてみるべきという結論にいたりました。
自分の現在地を把握することで、その後の戦略も変わるからです。
- 目標スコアとの差が大きい→中期的に中間地点の目標も立てる
- 意外と目標スコアとの乖離が少ない→苦手部分を克服 or 得意を伸ばすなど特化した戦略を立てる
- まったく理解できない→まず基礎から固める必要がある
英検には過去問題集があるので、存分に活用しないともったいないです。
最終的には必ず必要となる本なので、まず対策の第一歩として過去問に掲載されている問題を1回分、本番と同じ時間設定で解いてみましょう。
合格までの距離を客観的に理解するのが目的です
準1級の合格点については、別の記事で解説していますので、まだ知らない方はチェックしておきましょう!
- 英検準1級の過去問題集を手に入れる
- 本番と同じ時間で測って採点する
- 合格までの距離と苦手ポイントや得意ポイントを理解する
この工程を踏まないと、目標に直進できるような対策はできません。
自分の苦手克服ポイントや、スコア稼ぎポイントは自分にしかわからないのです。
残りは単語学習のみを行う
過去問題集を解いたうえで、まだ合格まで距離があると感じた場合は、1ヶ月目は単語学習に全振りします。
- リーディングでわからない単語がたくさんあった
- リスニングの内容を理解できなかった
- 採点をしてみたら点数が低かった
初受験の人なら、恐らく単語力が足りていないのが原因です。
英検の勉強で最初に手をつけるべきなのは準1級レベルの単語対策
当たり前ですが英検準1級レベルの単語力がなければ、準1級に合格することはできません。
- 筆記試験の語彙問題を解けない
- 筆記試験のリーディングを読めない
- リスニング試験のリスニングを聴けない
この状態で7割程度正答していないといけない英検準1級の一次試験合格はほぼ不可能です。
準1級レベルの単語力がない=英検準1級に合格できないと言っても過言ではありません
英検準1級学習プラン1ヶ月目で必要な本
1ヶ月目に必要な書籍は先ほども紹介した「パス単」と「過去問」のみです。
最初から何冊もたくさん買う必要はありません、できるだけムダなものはオススメしたくないので、このプラン内で紹介する本はすべて必要最低限のものだけを紹介します。
英検準1級単語・熟語の覚え方
重複になりますが、私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方と12個のテクニックや考え方は、以下の2記事で完全解説しています。
とくに12のテクニックはかなり重要なので、ぜひチェックしてみてください。
また、「覚えたはずの単語を忘れてしまう…」そんな悩みを抱えている方のために、単語を忘れてしまう原因を解説した記事を書きました。
単語学習が不安な方は、こちらも併せてチェックしてみてください。
1ヶ月目の目標は最低でも単語帳の4割程度を覚える
このプラン最初の1ヶ月目は単語学習一本です。
目標を一本に絞っているからこそ、パス単に載っている単語の4割は覚えられるように頑張りましょう。
「そんなのムリ」
そう思うかもしれませんが、単語帳に載っている単語がすべて見たことのない単語なわけではありません。
4割の中にはすでに知っている単語も多数含まれているはずなのです
- 英検準1級のでる順パス単を手に入れる
- 単語学習の考え方をチェックしておく
- 1ヶ月間でパス単の4割くらいを目標
単語帳に関しては、現状パス単以上のものはないので、唯一無二の存在です。
自分に合いそうな覚え方を見つけて、4割覚えられるようにがんばりましょう!
英検準1級合格を目指すための学習計画2ヶ月目
それでは次に勉強スケジュール2ヶ月目にやるべきことや必要なものを解説します。
2ヶ月目も単語学習を基本軸に
2ヶ月目の単語目標は「単語帳の6割覚える」です。
1ヶ月目で覚えた単語も必ず復習します。
復習の時間も取らなければならないので、2ヶ月目は6割までと少しペースダウンです
ここで英検準1級の内容を頭に叩き込んでおく
- 何分のテストなのか
- 何問のテストなのか
- どんな問題が出題されるのか
敵を知らなければ倒すことはできません、戦略を練ることもできません。
英検も同じです。
2ヶ月目では必ず英検準1級の問題内容をしっかりと頭に入れておきましょう
合格を目指すために必要なステップです。
英検準1級全体の問題数構成は以下の記事でご確認いただけます。
とはいえ、私の書いた記事は簡略的なものとなっています。
すべてを紹介しきれている訳ではないので、2ヶ月目はコチラの参考書をオススメします。
2ヶ月目の1ヶ月を通してこの本を読破しましょう。
- どこで点を稼げそうなのか
- 苦手ポイントはどこか
- どこを重点的に対策すべきなのか
役に立つ情報をたくさん得られます。
- パス単の単語を6割覚える(復習も忘れず!)
- 英検準1級の問題内容を理解しておく
- 徹底的にやりたい方は準1級総合対策教本を読破する
単語に関して重要なポイントは、1ヶ月目に覚えた単語の復習を定期的に行うこと!
復習をしないと覚えた意味が一切なくなります!
英検準1級合格を目指すための学習計画3ヶ月目
次に勉強プラン3ヶ月目にすべきことや必要なものを紹介します。
単語帳の7割~8割を覚える
2ヶ月が終わり、先ほど紹介した単語帳の6割覚えてくれたことでしょう。
3ヶ月目は単語帳の7割~8割を目指して単語学習を続けましょう。
苦手分野の補完をしよう
- リーディング
- リスニング
- ライティング
この中の苦手分野の知識を補完しましょう。
リーディングが苦手な人の場合
リーディングが苦手な方ができる対策はたくさんあります。
単語力などは勉強すればするほどついてくるのでやるしか方法はないのですが、長文読解に関しては以上のようなコツを覚えるとすごく楽になります。
またこのようなテクニックは英検を越えて一生使える英語スキルです。
準1級対策に役立つどれかを選べ!と言われたら、速読、スラッシュリーディング、スキミングとスキャニングの3つを選びます
以前は書籍を紹介していましたが、この3つに関してはすべて記事を書きましたので、無料でイメージをつけられます。
ぜひ、リーディングに問題を抱えている方は、以下の記事をご覧ください。
また、英検準1級のリーディングに特化した記事もありますので、併せてご覧ください。
とはいえ、英検準1級の文脈で問題を解かなければ直接的な対策にはならないので、そのうえでリーディングに特化した問題集を手に入れるのもオススメ!
とくにオススメの問題集はコチラです!
- 速読法、スラッシュリーディング、スキミングとスキャニングを理解
- 準1級リーディング特化の問題集で実践練習をする
- 回数を重ねるごとに戦略や精度を高める
リーディングのポイントは、スピードと準1級の問題に合った戦略と解き方です。
一般的なリーディング力を高めながら、準1級の文脈で改善を続けましょう!
また、リーディングに苦手意識をもっている場合、文法力が足りない可能性もあり得ます。
- 単語の意味はなんとなくわかるけど、文章として理解できない→文法・構文力不足
- 単語もわからないし、文章としても理解できない→語彙・文法・構文力不足
文法知識は読解力の助けになる
つまり、長文を読んでいる際にスラスラ読めず、頭がこんがらがってしまう場合は、英文法の勉強、再チェックが必須となります。
英検準1級であれば、高校卒業レベルの文法はカバーしておきたいです。
オススメの英文法テキストは「CEFRに基づく英文法」
CEFRのA1~B2レベルの文法を網羅し、問題を解いていくというテキストです。
この表を見てわかる通り、B2は英検準1級の上限値として扱われているので、まさにドンピシャの英文法範囲が完全にカバーされています。
ちなみに日本語書籍っぽいカバーですが、中身は洋書です
全編英語のものではなく、教科書のような日本語の解説本が欲しいという方は「総合英語 Evergreen」のような英文法書で基礎をつけるという形になります。
- 単語はなんとなく理解できるけど、文として読めないのは文法力不足!
- CEFRに基づく英文法または総合英語 Evergreenで最低限の文法知識をつける
手遅れになる前に、最低限レベルの文法・構文をカバーしておくのは非常に重要です!
リスニングが苦手な人の場合
リスニングが苦手な場合、聞く姿勢や考え方を変えた方がいい可能性もあります。
たとえば 、英検準1級まで来たらもうリスニング中に日本語に訳しながら聞くのはやめる
この先英語を使っていきたいと思うのであれば早急にこの時点でその癖をつけておくべきです。
時間はかかりますが、リスニングの聞き方は変えられます。
決して「ネイティブレベルになる」という意味ではなく、日本語というフィルターを通さずにそのまま聞いたものをとどめておくということ
本質的なリスニング力を鍛える方法は、いくつかあります。
英検準1級の対策で直接的に使えるのは、音源とスクリプトさえあればできるシャドーイングとリピーティングです。
リスニングに特化した問題集の音源とスクリプトを使って実践してみましょう。
オススメの問題集はコチラ!
以前は、書籍を紹介していましたが、シャドーイングやリピーティングに関してはすべて記事を書いて、無料でやり方がわかるようにしました。
ぜひ、リスニングに問題を抱えている方は、以下の記事をご覧ください。
また、英検準1級のリスニングに特化した記事もありますので、併せてご覧ください。
- シャドーイングとリピーティングを理解
- リスニング特化の問題集で実践練習をする
- 回数を重ねるごとに戦略や精度を高める
リスニングのポイントは、そもそもの聞き方と準1級の問題形式に対する慣れです。
ライティングが苦手な人の場合
ライティングが苦手、わからない人は基礎知識をつけるところからはじめましょう。
まずは「英語ライティングのルール」を知ることが非常に大切
効果的なトレーニングは「英語の論文やエッセイで使われている言い回しをたくさん覚えて自分のものにする」です。
思っている以上に英文ライティングにはルールがたくさんあります。
英文ライティングが得意になる為にも必要なのは英語表現の引き出しを増やしておくことです。
会話で使う言い回しとライティングで使う言い回しはまったく異なります、会話をするようにライティングをしてはいけません
ライティングに関しては、情報量が多すぎるためオススメの書籍をご紹介します。
どちらでも構いませんがこのルールブック的な本を読んで、一体英文ライティングとはどういうものなのか、という知識を深めるのもライティングに苦手意識のある方にはオススメ。
オススメの英検準1級特化の問題集はこちら。
また、英検準1級のライティングに特化した記事もありますので、併せてご覧ください。
とはいえ、本質的にライティング精度を上げて実力をつけるには、添削が必須です。
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内容・評価 | |
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ライティングのポイントは、まずライティング自体に慣れることです。
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英検準1級合格を目指すための学習計画4ヶ月目
最後に、本番当月の4ヶ月目にすべきことと必要なものを紹介します。
単語学習は復習のみ
4ヶ月目の単語学習は、今まで覚えたパス単の7割から8割が頭から抜けないように復習のみを行います。
覚えたと思っていても浸透していない単語はたくさんあるはずです、ここからはその浸透度を上げる作業です。
最初の10日で予想問題集をこなす
実践練習は、まずは過去問ではなく予想問題集からやっていきます。
理由は過去問よりも問題集の方が比較的易し目のレベルで作られているから
簡単な問題→難しい問題に移っていくのがセオリーなので、問題集から先に手を付けます。
過去問に入る前のいいウォームアップになります。
オススメの問題集は以下の2冊です。
時間に余裕があってより多くの実戦経験を積みたい方は集中ゼミの方がオススメです
英検準1級の対策全体でオススメの参考書や問題集は、以下の記事でまとめています。
興味がありましたら、ぜひ一覧でチェックしてみてください!
最後の20日で過去問を使った実践+研究
問題集をしっかり終えて次にやるべきは「過去問」です。
テストの対策をする上で過去問をやらないで挑むのはあり得ない
実際の問題よりも易し目に作られている場合が多い問題集を終えたら、過去問に取り組んで本番に備えましょう。
過去問はさまざまな出版社で出版されていますが、思い入れがとくにないいのであれば、旺文社のものは毎年アップデートされているのでオススメ。
- 必ず時間を測って本番を意識しながら解く
- 時間を空けて同じ問題を2回以上やる
- 答え合わせは丸付けだけで絶対に終わらせない(先述)
以上私が絶対的にオススメしたい4ヶ月勉強スケジュールでした!
一次試験に合格して二次試験を目指している方はこちらの記事で対策法などをまとめています!
独学できる気がしない!すぐサボってしまう人はどうすればいい?
ここまでは、ほぼ独学で行う対策スケジュールを紹介しました。
このスケジュールはすべてひとりで根気よくコツコツやらなければならない
費用を最小限に抑えて対策したいのであれば、上記のスケジュールが一番オススメなのは変わりません。
しかし、独学というのは自宅で筋トレ器具を買ってトレーニングするようなもので、続ける難易度が高く、やめたくなる瞬間は毎日襲ってきます。
- 「本当に自分ではどうしようもなさそう」
- 「自分だけだと何をすればいいか一切わからない」
- 「先生的な存在がいないとサボってしまう」
このようなタイプの方も多いのではないでしょうか?
私も学生時代そういうタイプだったので、気持ちは痛いくらいわかりますし、そのことについて自分を責める必要もありません
ただし、その状況で何もやらない場合、当たり前ですが合格する確率はかなり低いのも事実なんです。
「じゃあどうしたらいい!?」
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