講師として英検を指導し、個人では18歳の頃に英検準1級を一発で取得した元英語講師のJINです。
ひとつ結論をいうと、長文であれば準1級からは読むスピードを鍛えることも重要になってきます
- 読めない理由は「単語力不足」「文法力不足」「英文の読み慣れ不足」のどれか
- 精読と音読をリスニングスクリプトを使って行う
- スキミングとスキャニングを覚える
長文アレルギーのような長文読解に苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか。
私もそうでした、本を読むのは今でも好きではないです。
でもそんな私でもポイントやコツを押さえてしっかり対策することで英検準1級には一発で合格できましたし、上の級である1級でも筆記はほぼ満点を取れています
今回の記事は読書が苦手ながらも、リーディング問題を解くのは結構得意な筆者がリーディング攻略法を解説していきます!
- 実際に英検準1級を一発で合格した筆者が考える対策法や勉強法を知れる
- 具体的なアクションプラン付きだから今すぐ簡単に実践可能
- 各問題に特化した解き方のコツや対策法を理解
オススメの参考書や問題集を早く教えてください!
わかりました、まずわかりやすい表を貼っておきますね
書籍名 | でる順パス単 英検準1級 | 英検準1級 過去6回全問題集 | 準1級 予想問題ドリル | 英検準1級集中ゼミ | 最短合格! 英検準1級 リーディング問題完全制覇 | CEFRに基づく英文法 | 総合英語 Evergreen | 毎日の英速読 頭の中に「英文読解の回路」をつくる |
オススメ度 | (5.0) | (5.0) | (4.0) | (4.0) | (4.5) | (4.5) | (3.5) | (4.0) |
値段・コスパ | (5.0) | (5.0) | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (4.5) | (4.0) |
特徴 | ・定番で間違いない単語帳 ・対策に必須 ・データを基に頻出単語を網羅 | ・実際の過去問6回分収録 ・対策に必須 | ・定番の英検準1級問題集 | ・定番の英検準1級問題集No.2 ・内容は予想問題ドリルより長め | ・英検準1級リーディング問題に特化した問題集 ・大人気の英検書 | ・準1級を目指す人に最適な文法問題集 ・中身は洋書 | ・どうしても解説書で文法基礎を固めたい方へ ・有名書 | ・英文速読を鍛えるレッスン ・内容は簡単だが、リーディングがとくに苦手な人に |
本気で一発合格を目指している人向けの英検準1級完全攻略ガイド
本記事における主な情報源
作成元・著者 | 題名 |
文部科学省 | 各資格・検定試験とCEFRとの対照表 |
文部科学省 | 大学入試改革における英語資格・検定試験の活用について(関係資料集) |
文部科学省 | 連絡協議会用 試験概要説明 |
公益財団法人 日本英語検定協会 | 準1級の試験内容・過去問 |
公益財団法人 日本英語検定協会 | 各級の目安 |
旺文社 | 資格・語学 | 英検 | 準1級 |
※上記の文献、調査結果および情報源は筆者である私が英検準1級記事を執筆するうえで基礎知識として参考にした文献の一部であり、必ずしも上記文献の内容に沿って執筆した訳ではございません
英検準1級の筆記試験で単語力が一番大事な理由
まずは英検準1級の筆記試験で単語力が最重要である理由を解説します。
筆記試験は単語力で6~7割決まる
英検という試験において、とくにその中でも筆記試験において英検準1級レベルの単語力取得は第一重要項目です。
- 筆記試験の語彙問題を解けない
- 筆記試験のリーディングを読めない
- 筆記試験のライティングで幅広い単語を使って書けない
致命的ですよね。
語彙問題に関しては完全に出題英単語を知っているか知らないかの問題なので、成績は単語力に100%依存します。
単語力が足りなければ筆記試験でいい得点は取れません
私がおすすめする英検準1級単語・熟語の覚え方
英検準1級の受験者であれば私が英検1級取得し、累計15,000語を覚えた単語カードもしくは暗記アプリを使った単語学習をオススメします。
ノートに書いたり、暗記シートを使ったり、単語帳をただ眺めているだけではだめです
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
私が一貫してオススメしている英検準1級用の単語帳は、でる順パス単です。
私自身英検1級まで合格する過程でパス単以外の単語帳は使ったことがありません
- 英検準1級 でる順パス単を手に入れる
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
英検準1級筆記試験の問題内容
英検準1級の筆記試験は4つのパートに分けて構成されています。
下の級である英検2級よりも語彙問題が5問増えています、つまり英検準1級ではよりいっそう単語力強化が必要です。
英検準1級の問題集や試験内容については、以下の記事で詳しく解説しています。
英検準1級リーディング大問1「語彙問題」の概要・解き方・コツ
まずは英検準1級の大問1である「語彙問題」の解き方や問題内容を解説します。
語彙問題が英検準1級攻略にとても大切な2つの理由
語彙問題は英検準1級攻略において非常に重要になります。
英検2級と比べると問題数が増加
英検2級と英検準1級の筆記試験の問題冊子を比較していただけるとわかるのですが、最初の語彙問題の問題数がは英検準1級のが多いです。
正確な話をすると、英検2級の語彙問題が20問であったのに対し、英検準1級では25問に増えています
さらに英検2級では長文系の問題が18問であったのに対して英検準1級では16問に減っています、つまり英検準1級では語彙問題の重要性がさらに増しているのです。
誰でも取れる問題だからこそ落とせない
語彙問題は、英検準1級レベルの単語をしっかりと覚ていれば誰でも解けます、難しくはありません。
合格する人のほとんどは、語彙問題で満点近く取っているはず
裏を返すと誰でも頑張れば取れる問題だからこそ、この分野で点が取れないと他の受験者に置いていかれます、さらにいうなら受かりません。
英検準1級の受験を考えている人はまずこの語彙問題に向けた知識を固めていく必要があるのです
語彙問題の出題パターン
- 登場人物がひとりでその文章の穴埋め(もしくは登場人物無しの単なる記述)
- 登場人物が二人で会話に応対する文章の穴埋め
基本的に英検準1級の語彙問題では20問がこの2種類で構成されています。
割合的には圧倒的に登場人物ひとり(記述)の問題がほとんどで、登場人物が2人の問題はかなり少ないです。
しかし求められていることはまったく変わらず、英検準1級レベルの語彙力を幅広く使うことができるかどうかです
登場人物がひとりの場合の出題例
たとえば 前者の登場人物がひとりの場合、こんなような形式で問題が出されます。
The emergence of artificial intelligence would help to increase the ( ) at work.
1: Productivity 2: Responsibility 3: Captivity 4: Proximity
登場人物が二人の場合の出題例
登場人物が2人の場合ではこのような形式で問題が出されます。
A: I bought my daughter a very expensive dress the other day.
B: You shouldn’t ( ) her too much.
1: Spoil 2: Overlook 3: Pursue 4: Evacuate
こちらは私がオリジナルで作ったものなので、実際の問題レベルとは異なる可能性もありますが、出題形式のイメージはこのような感じ。
一番知っておいてほしいのが「語彙問題は知っていればすべて解ける」という点
つまり勉強すればここは誰でも得点が稼げます、さらに英検準1級ではここに25問も割り振られているのでラッキーと思うべきです。
知っていればサクサク解けるので、語彙問題にいかに時間を使わずに素早く進められるかも英検準1級筆記試験全体の進みを考えると重要
直近の英検準1級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
英検準1級の語彙問題の解き方
The emergence of artificial intelligence would help to increase the ( ) at work.
1: Productivity 2: Responsibility 3: Captivity 4: Proximity
結論から話すと、先ほど言ったように英検準1級の語彙問題は「知っているか知らないか」という次元の問題なので、解き方よりも対策法のが重要です。
知っていれば即答できる問題なのです。
「人工知能の出現は職場における○○を向上させるだろう」
1:生産性 2:責任感 3:監禁 4:近接
1番の生産性以外はもはや的外れです。
知っていれば1秒で解けますが、知らなければいつまで経っても正解を導き出すことは不可能
この語彙問題に絶対に時間を使わないようにしましょう。
分からなければ考え込まずに飛ばしてください。
語彙問題で時間のムダ遣いはダメ
英検準1級リーディング大問2「長文語句問題」の概要・解き方・コツ
次は英検準1級の大問2である「長文語句問題」の解き方や問題内容を解説します。
英検準1級長文語句問題の出題パターン
英検準1級の長文語句問題ではショートストーリーなどの短い文章が2種類用意されており、各長文3問ずつを解きます。
- 単語力
- 熟語力
- 文法力
- 前後関係の理解
直近の英検準1級級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
英検準1級の長文語句問題の解き方
それでは長文語句問題の解き方を見ていきましょう。
各段落の空所の前後関係をしっかりと読み取ろう
長文語句問題のもうひとつの特徴として「段落ごとに問題がひとつ振り分けられている」点は覚えておきたいです。
空所に合う文を選ぶ問題なので、その段落にある空所の前後関係さえ分かっていれば解けます
前後関係が分かっていたらあとは文法含め4つの選択肢の意味が分かっているのかどうかです。
長文語句問題では問題の先読みはしなくてもいい
長文読解ではまず「問題の先読みをするべき」と常に言ってきましたが、この長文語句問題では先読みの必要性はそこまで高くありません。
普通の長文読解問題とは異なり、長文語句問題では文章全体に対する設問では無く空所に文を当てはめる問題だからです。
先に選択肢を見てもあまり効果は無いですし、どちらかというと時間のムダです
一気読みは厳禁
先ほども言いましたが、英検準1級の長文語句問題は各段落に割り振られています。
段落ごとに読んだ流れで解いていくようにしましょう
物語を最初から最後まで一気に読んでから問題に移っていては時間のロスが発生し、効率的ではありません。
1段落目を読んだらすぐにその1段落目に出てくる問題を解いていくようにしましょう
一気読みをしない代わりに解き終わったら必ずすぐ見直し
一気読みをする必要はありませんが、1文章3問の問題を解いて、物語を最後まで読んだら物語全体の知識がついたうえでもう一度設問と回答を見直しましょう。
「最初からしっかり読み返せ」という訳ではまったくありません、むしろ読み返しも厳禁です。
ストーリーをすべて読み終わったうえで、先に解答した問題で選んだ選択肢と物語全体の内容にズレがないか、矛盾がないかどうかササっと確認しましょう
最悪わからない時は消去法を使うしかない
語彙力と文法力が大きく問われる英検準1級の長文語句問題では、わからない時に考え込むのはNGです。
何度も何度も読み返しても答えは出てきません。
そういう時は、最終的に消去法。
この問題は英検準1級に出てくる数ある問題のひとつに過ぎないと割り切って消去法で進めましょう
英検準1級リーディング大問3「長文内容問題」の概要・解き方・コツ
そして最後に英検準1級の筆記試験大問3である「長文内容問題」の解き方や問題内容を解説します。
長文語句問題と長文内容問題の違い
英検準1級では2種類の長文問題に分かれている為、この2つの違いを知ることは非常に大切です。
- 長文語句問題=長文内の空所に適切な文を選ぶ
- 長文読解問題=長文全体の内容に関する質問に対して適切な答えを選ぶ
つまり長文語句問題は文法的にもある程度重点を置いており、長文内容問題はみなさんが良く知る長文読解問題です。
- 長文語句問題=文法的要素がより大きい問題
- 長文内容問題=読解的要素がより大きい問題
このような区別もできます。
語句問題では空所の前後関係理解が非常に重要である一方で、内容問題では長文全体の大まかな理解が必要になります。
どちらの方が易しく、どちらの方が難しいというのはありません
英検準1級長文内容問題の出題パターン
英検準1級の長文内容問題は長文語句問題と同様基本的に3つの文章(大問3A, B, C)から構成。
問題数は英検2級と比べると2つ減っています
直近の英検準1級過去問はこちらの日本英語検定協会公式HPでPDFにて確認できます。
英検準1級の長文内容問題の解き方
それでは準1級の「長文内容問題」の解き方を見ていきましょう。
本文を読みはじめる前に問題文に目を通すのは鉄則
長文読解を解く上でこのテクニックは必須です。
長文語句問題の記事ではこれとまったく逆のことを言いましたが、最初に解説した通り長文語句問題と長文内容問題は同じ「長文」が付いている問題でも求められていることが違います。
長文内容問題では物語の全体像を把握した上で設問に回答しなければなりません
必ず問題の先読みをする必要があります。
とくに英検準1級の長文読解問題の本文はそこまで長い文章では無いので、なおさら問題文を先読みしておくべきです
問題文の中のキーワードを見つけ出す
問題文を先読みする際に必ずするべきなのは問題文の中で出てくるキーワードを抜き出すという所です。
- 数字
- 人物名
- 名称
- 色
- 時間
- 値段
問題文を先読みする際にキーワードを抜き出しておけば、本文でそのキーワードが出てきたときにすぐ対応できます。
問題文すべてに気を取られていては、時間が余計にかかって意味が無いので、自分が重要だと思うキーワードは先読みの時点でいくつか押さえておきましょう。
重要なキーワードを知っておくことで物語の全体像がつかみやすくなります
時間がない切羽詰まった時の対応策
英検準1級の長文内容問題はライティング問題の前に出てくる問題です。
問題文も本文も一語一語しっかり読んでいては、タイムアップ
本当に時間がない時はまず本文にある各段落の最初の1文だけ読みましょう、基本的に段落の最初の一文は概要が書かれていることが多いからです。
各段落の一文目を読めば本当になんとなくですがその物語の概要がつかめます
英検準1級リーディング問題の対策法・勉強法
それでは英検準1級の対策方法を解説していきます。
私の試験勉強に対する考え方【音声解説付き】
今でも信じられないのですが、私は18歳のころ、3ヶ月でIELTSを4.5から6.5(英検でいうと準2級レベルから準1級~1級レベル)に伸ばしました。
勉強量はもちろん多かったのですが、それ以上に今重要だったのが勉強と目標に対する考え方の部分です。
実際に勉強をはじめる前に目標設定や、スケジュール組みなどをやっておくのがオススメ
昔からあるPDCAのフレームワークに沿って、効果的に勉強を改善しながら進められたのが最大の要因です。
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Act:改善
簡単にいえば、上記の頭文字を取って、サイクルを回して改善を続けるというものです。
この記事ですべて紹介すると長くなってしまうので割愛しますが、私が当時行ったすべての行動、考え、目標設定の方法などはコチラの記事で解説しました。
まずは過去問を解いて合格までの距離を測る
以前は「過去問は最後の仕上げ」と思っていたのですが、目標までの距離を測るうえでまず過去問を解いてみるべきという結論にいたりました。
自分の現在地を把握することで、その後の戦略も変わるからです。
- 目標スコアとの差が大きい→中期的に中間地点の目標も立てる
- 意外と目標スコアとの乖離が少ない→苦手部分を克服 or 得意を伸ばすなど特化した戦略を立てる
- まったく理解できない→まず基礎から固める必要がある
英検には過去問題集があるので、存分に活用しないともったいないです。
最終的には必ず必要となる本なので、まず対策の第一歩として過去問に掲載されている問題を1回分、本番と同じ時間設定で解いてみましょう。
合格までの距離を客観的に理解するのが目的です
準1級の合格点については、別の記事で解説していますので、まだ知らない方はチェックしておきましょう!
- 英検準1級の過去問題集を手に入れる
- 本番と同じ時間で測って採点する
- 合格までの距離と苦手ポイントや得意ポイントを理解する
この工程を踏まないと、目標に直進できるような対策はできません。
自分の苦手克服ポイントや、スコア稼ぎポイントは自分にしかわからないのです。
英検準1級レベルの単語、熟語、文法の習得
何度も言いますが英検準1級の筆記試験において英検準1級レベルの単語、熟語、文法力がないと話になりません。
どの筆記試験の問題でもまったく同じです。
- 語彙問題
- 長文語句問題
- 長文内容問題
すべてで共通して必要な知識なのでまずこの部分の特訓からはじめましょう。
私が一貫してオススメしている英検準1級用の単語帳は、こちらのでる順パス単です。
- 英検準1級 でる順パス単を手に入れる
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
文法力・構文力が足りない人は必ず土台を作っておく
単語はなんとなくわかるけど、文章としてスラスラ読めないという場合、文法や構文知識が足りていない可能性が非常に高いです。
- 単語の意味はなんとなくわかるけど、文章として理解できない→文法・構文力不足
- 単語もわからないし、文章としても理解できない→語彙・文法・構文力不足
文法知識は読解力の助けになる
つまり、長文を読んでいる際にスラスラ読めず、頭がこんがらがってしまう場合は、英文法の勉強、再チェックが必須となります。
英検準1級であれば、高校卒業レベルの文法はカバーしておきたいです。
オススメの英文法テキストは「CEFRに基づく英文法」
CEFRのA1~B2レベルの文法を網羅し、問題を解いていくというテキストです。
この表を見てわかる通り、B2は英検準1級の上限値として扱われているので、まさにドンピシャの英文法範囲が完全にカバーされています。
ちなみに日本語書籍っぽいカバーですが、中身は洋書です
全編英語のものではなく、教科書のような日本語の解説本が欲しいという方は「総合英語 Evergreen」のような英文法書で基礎をつけるという形になります。
- 単語はなんとなく理解できるけど、文として読めないのは文法力不足!
- CEFRに基づく英文法または総合英語 Evergreenで最低限の文法知識をつける
手遅れになる前に、最低限レベルの文法・構文をカバーしておくのは非常に重要です!
英文速読法を鍛える
英文速読の力を身に着けることは、リーディングにおいて非常に重要です。
速読に関するご要望が多かったので、この度さまざまな側面から速読を理解できるよう、多くの記事を執筆しました。
各側面、順番に解説していきます!
速読力を高めるうえで知っておきたい13のコツ
準1級リーディングに関わらず、文章を速く読むうえでのコツは以上の通りです。
しかし、準1級レベルに特化して言うのであれば、特に重要なのが
- 返り読みしない
- 指や鉛筆で追う
- 極力日本語に訳さない
- 1ワードずつ読まない
- スラッシュリーディング
- 頭の中で声に出して読まない
- 高校卒業レベルの英文法知識
- 問題の先読み
この辺でしょうか?
もっとも大事なのは「返り読みしない!」で間違いありません
返り読みをしないためのアイデアは、後に紹介します。
上記13個のコツをもっと詳しく知りたい、どのように実行できるかどうかは以下の記事で解説しています!
演習問題と共に体系的に理解したい人は参考書もアリ
私がココでいくら説明したとしても、最終的には実際に問題を使ってトレーニングを積まなければなりません。
- もっと詳しく書籍を使って理解したい
- 演習問題と共に体系的に練習したい
- 筆者の言っていることが信じられない…
オススメの速読に関する参考書は次の通りです。
書籍名 | 英語の速読入門 | TOEIC TEST 速読WPMトレーニング | 大学入試 世界一わかりやすい 英文速読の特別講座 | 英語ネイティブスピードリーディング | 10 Days to Faster Reading | SPEED READING: The Complete Blueprint To Speed Reading | Speed Reading: Learn How to Read and Understand Faster in Just 2 hours |
オススメ度 | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (4.0) | (4.5) | (4.0) | (4.5) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (3.5) | (4.0) | (5.0) | (5.0) |
対象 | 初級者~中級者 | 中級者(TOEIC受験者) | 高校卒業レベル(大学受験者) | 初級者~中級者 | 上級者 | 上級者 | 上級者 |
準1級レベルであれば、頑張って洋書を読むことも可能かと思いますが、難しすぎるものを選んでも逆効果なので、現段階のレベルに応じて参考書を選んでみましょう。
参考書の選び方や、各書籍の特徴は、以下の記事ですべて公開しています!
英語は必ず頭から読む練習をしよう
皆さんご存じの通り、英語と日本語では語順がまったく違います。
そのような側面から、日本語に訳しながら読もうとして、後ろから読んだり、前後行ったり来たりしている方もいるのではないでしょうか?
これを「返り読み」と言い、リーディングでは最大級の悪癖です
そんな悪癖を矯正するのが、スラッシュリーディングです。
英語を英語の語順で読むことを目的としており、母国語に訳してしまったり、返り読みをするのを防止します。
「英語を英語のまま読む訓練」というとわかりやすかもしれません。
たとえば、ハーバード大学にて、J・Kローリングが行ったスピーチの一部を使ってみます。
I was convinced / that the only thing / I wanted to do, ever, / was to write novels. / However, my parents, /both of whom came from impoverished backgrounds / and neither of whom had been to college, / took the view / that my overactive imagination / was an amusing personal quirk / that would never pay a mortgage, / or secure a pension. / I know that the irony strikes / with the force of a cartoon anvil, / now.
引用元:Text of J.K. Rowling’s speech – Harvard Gazette
1つの塊で何ワード入れるべき?といえば、脳のメモリーは5ワード~9ワードまで塊で処理できるとされており、これくらいの感覚で区切るのが理想です。
スラッシュを入れることが目的ではないので、慣れたらスラッシュの数は減らす、最終的にはスラッシュを入れなくても塊で読めるように
最初はルールを守るのも重要ですが、慣れていくうちにルールに縛られ過ぎないように!
より詳しいスラッシュリーディングのやり方や、スラッシュリーディングの効果、オススメの参考書やアプリについては以下の記事でガッツリ解説しています!
また、それ以外にも、通訳者が愛用する「サイトトランスレーション」という似たトレーニングもあります。
すべて一つひとつやる必要はない
ここまで、速読上達のアイデアをいくつか紹介しましたが、「すべてやれ!」という訳では決してありません。
まずは試してみて、合いそうなものを継続しましょう。
たくさんの方法に手を出し過ぎるのはよくない
とはいえ、私が一番オススメしておきたいトレーニングは、やはりスラッシュリーディング。
「英語を英語のまま読む」というのは、誰もが持っておきたい基礎的な技術だからです。
速読トレーニングに関しては、以下の記事ですべてまとめています!
多読を理解して英語を読む習慣をつけよう
「多読」とは、漢字のとおり英語で書かれたものを、大量に読むことを表し、英語では「Extensive reading」または「ER」と呼んでいます。
- 幅広く
- カンタンに
- 楽しめるものを
以上のような側面を特徴としています。
問題を解いたり、何かを暗記したりすることはなく、とにかくいろいろ読む!
辞書を頼らずに、テンポよく読んでいくことが重要
「多読」と言ってしまうと難しく聞こえますが、カンタンに言えば「読書趣味の習慣をつけよう」ということです。
だからこそ、簡単に楽しめるものを読むという側面も重要視されています。
準1級を目指す方であれば、さらにその先を見据えているかと思いますので、多読習慣はオススメです
多読は簡単に読めるものでなければならない
そこで私が提案したいのは、「BBC Learning English」と「SmartNews」
BBC Learning Englishは、英国BBCが作る英語学習者向けのコンテンツサイトで、SmartNewsは英語ニュースを手軽に読める無料ニュースアプリです。
多読素材を選ぶ際は「習慣として続けやすい×自分が楽に読めるレベル」のものを選んでみましょう!
- BBC Learning English、スマートニュースをチェック
- 上記でなくても自分が興味をもって、楽に読めるものを選択
- 毎日コツコツ、ムリなく習慣化させる
\ 毎朝たった3分、ニュース記事で英語を浴びる /
※今すぐダウンロードして完全無料で使えます
精読と音読はリスニングスクリプトを使って行う
「精読」とは、特定の学習目的や課題を持って、 漢字のとおり詳細に文章を読むこと。
The readers carefully and closely read a short text with the intention of gaining an understanding of as much as detail as possible.
訳:できるだけ多くの詳細を理解することを意図して、短いテキストを注意深く読むこと
引用元:Learning Teaching, 1994
英語では「Intensive reading」と呼び、大量に文章を読む多読(Extensive reading)とよく比較されています。
- ゆっくりと
- 注意深く
- 短く難しいものを
このような要素が主に重要と言われていますが、「多読」に比べるとかなり曖昧で、日本でいう「精読」はさらに複雑。
決まったルールはなく、英語講師でも全員細かいやり方は異なります。
もっとも徹底的にやる場合、私が思う精読のやり方は以上の通りですが、準1級のリーディング対策でここまでやる必要はありません。
さらに、精読と音読でオススメしたいのが、リスニング音源のスクリプトを活用した方法です。
リスニングスクリプトを精読すれば、ムリなく行えるうえに、リスニングとの相乗効果も期待できる
やや奇抜なアイデアかもしれませんが、準1級を目指す方には非常にオススメです。
それではここから具体的なアクションプランの解説!
音読は学校でもやるものなので、どんなものかイメージしやすいかと思いますが、実は間違った効果的ではないやり方をしてしまっている方が多いです。
「意味がない」とも思われがちですが、しっかり行えば効果は期待できます!
最後のリピーティングおよびシャドーイングは、主にリスニングのためのものです。
ただし、シャドーイングは正しく行えるようになるまで時間がかかるので、準1級を目指す方であればリピーティングの方がオススメ!
この手順を踏めば、リーディングとリスニングの両方で、大きな相乗効果を見込めます!
長文読解ではスキミングとスキャニングテクニックも使える
リーディングテクニックの「スキミングとスキャニング」を聞いたことがありますか?
これはネイティブが英語問題(彼らにとっては国語の問題)を解く際にも使うリーディングテクニックです。
私もイギリス在住時にこのテクニックを使った方がいいと教わり、たしかにかなり問題を解く効率が向上しました
聞いたことない!教えてください!
スキミングとスキャニングとは
まず動詞であるSkimとScanの意味を今一度確認してみましょう
- Skim:すくい取る
- Scan:精査する
この時点でイメージ少し湧いてきたのではないでしょうか?
スキミング:文章の要点だけをすくい取り、全体像を把握するテクニック
スキャニング:たくさんの文の中から探しているキーワード(内容、情報)をスキャンするテクニック
スキミングの具体的な使い方
このテクニックを適用する方法としては、まず「見出しごと最初の段落だけを読む」という方法があります。
ほとんどの読解問題では、最初の段落にその物語の概要、導入が載っていますので、そこである程度どんなことについて書かれているのか、という所をすくい取ることができるという訳です。
先にスキミングしてからスキャニング
英語だけでなく、国語のテストなどを解く際に問題を先に読む派ですか?読まない派ですか?
私は、基本先に問題を読むべきだと思っています。
ただし、問題を読むより先にスキミングをします、スキミングをすることによって物語、トピックの概要をつかむことが出来るからです
その後に問題文を読んでスキャニングの作業に入ると、効率的に問題を解けるようになります。
準1級にはどう活かせばいいですか?
まずは問題集を使ってこの方法が自分に合うかどうか試してみてください
「もっと詳しく知りたい!」と言う方のために、スキミングとスキャニングに特化した解説記事を書きました!
ぜひご覧ください!
問題慣れするために問題集をこなす
単語、熟語、文法知識というのはいわば野球の素振りのようなもので、実際に実践練習をこなしていかないと大幅な点数アップは見込めません。
さらに事前に実践慣れすることで、本番よりスムーズにムダなしに解答を進められます。
オススメの問題集は
より多くの実戦経験を積みたい方は、最初に紹介した集中ゼミの方がオススメです。
ある程度英検準1級レベルの単語と熟語を覚えた上で問題集に入ると、より効率的に英検準1級合格への道を進めます
- 準1級レベルの単語をある程度覚える
- 7日間完成 英検準1級 予想問題ドリルまたは英検準1級集中ゼミ を手に入れる
- 問題内容を確認しながら解き、自分の得意不得意をチェック
最後は過去問で本番に向けて準備
苦手分野の補強をし、英検準1級レベルの単語、熟語を十分に覚えたら最後は必ず過去問で追い込みをかけましょう。
受験するのは英検準1級なので、最終的には過去問での対策は避けられません
問題集でもいのですが、やはり最後は実際のレベルで問題を解くことが必要になります。
過去問集は筆記試験だけでなくリスニングでも使えるので、合格したいのであれば必ず1冊は持っておくべきです
- 最新の英検準1級 過去問集を手に入れる
- 時間を測って解いてみる
- 意味のある正しい答え合わせ(次の項で説明)をする
問題集や過去問の正しい使い方
問題集や過去問はただ単に解いて丸付けしているだけではまったく意味がありません。
ここでは、問題集や過去問を解く際に最低限気をつける3つのポイントを紹介します。
過去問題を解くときは必ず時間を計る
本番のスピード感に慣れることが大切です。
なので過去問や模試を解くときは必ず本番と同じ時間を設定してタイマーをかけておきましょう。
これにより、本番でもスッと問題に入れる
自分なりの時間配分を頭に刻み込むことができ、本番中に焦ることが無くなります
同じ問題を2回はやる
少し退屈だと思うかもしれませんが同じ問題を2回は解いてみてください。
たとえば 先ほど紹介した6回分が収録されている過去問集だったら1から解いていって6で終わりますよね?
6まで行ったら次は1に戻ってきてください。
最初に間違えたところを覚えなおして解けるようになっているのか自分を試すため
2回同じ間違いをしてしまうようならば覚えが足らなかった証拠です、3回目の間違えを犯さないように必ず2回で覚えましょう
間違いを間違いのまま終わらせたらお金、労力、時間のムダ
過去問や模試を解いていくにおいてわからないところが必ず出てくることでしょう、その分からなかったところをそのまま放っておいては成長できません。
間違えたところは答えと解説と照らし合わせながら
- 「なぜ間違えたのか」
- 「どういう理由でこの答えになるのか」
以上を突き止めて絶対に放置しないでください、放置するくらいならやらないのと同然です。
問題内で知らなかった単語や表現は必ず覚えなおしましょう
準1級リーディング対策に使えるおすすめ参考書・問題集・教材
書籍名 | でる順パス単 英検準1級 | 英検準1級 過去6回全問題集 | 準1級 予想問題ドリル | 英検準1級集中ゼミ | 最短合格! 英検準1級 リーディング問題完全制覇 | CEFRに基づく英文法 | 総合英語 Evergreen | 毎日の英速読 頭の中に「英文読解の回路」をつくる |
オススメ度 | (5.0) | (5.0) | (4.0) | (4.0) | (4.5) | (4.5) | (3.5) | (4.0) |
値段・コスパ | (5.0) | (5.0) | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (3.5) | (4.5) | (4.0) |
特徴 | ・定番で間違いない単語帳 ・対策に必須 ・データを基に頻出単語を網羅 | ・実際の過去問6回分収録 ・対策に必須 | ・定番の英検準1級問題集 | ・定番の英検準1級問題集No.2 ・内容は予想問題ドリルより長め | ・英検準1級リーディング問題に特化した問題集 ・大人気の英検書 | ・準1級を目指す人に最適な文法問題集 ・中身は洋書 | ・どうしても解説書で文法基礎を固めたい方へ ・有名書 | ・英文速読を鍛えるレッスン ・内容は簡単だが、リーディングがとくに苦手な人に |
まず準1級リーディング対策に使えるオススメ教材をわかりやすくまとめましたのでぜひご覧ください。
でる順パス単 英検準1級
内容・評価 | |
概要 | 過去のデータを基に英検準1級頻出単語を完全網羅 |
オススメ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (5.0) |
対象 | 受験者全員 |
期待できる効果 | 効果的に英検準1級の頻出単語を取得して合格を目指す |
私は必ず手に入れなければならない書籍のひとつと考えています。
私も英検1級まで取得しましたが、この本は合格するために無くてはならない存在だと胸を張って言えます。
むしろこの本なしで受かった人ってどうやって単語勉強したの?というレベル
自分が英検準1級を合格した時もこのパス単を使いました。
- 過去のデータを深く分析
- 実際に出現する正確な頻出単語を掲載
- 単語帳はこれ以外ありえない
ずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
英検準1級 過去6回全問題集
内容・評価 | |
概要 | 過去6回分の過去問を収録する問題集 |
オススメ度/重要度 | (5.0) |
料金/コスパ | (5.0) |
対象 | 受験者全員 |
期待できる効果 | 実際に過去に出された問題で対策をして合格に近づける |
こちらも合格には必須の1冊です。
過去問を使って傾向や内容を掴んだり、スピード感に慣れるのは必須です
大学受験をする人はセンター試験の過去問を必ず事前に解きますよね?高校受験をする人は必ず事前に過去問を解きますよね?英検もそれとまったく同じです。
問題集と過去問は別物と考えてください。
過去問を事前に解いておかないと本番で予期しないアクシデントが発生する確率も高まります
- 過去問が対策でもっとも重要なピース
- 安心の旺文社
- 過去問なしに対策はあり得ない
準1級からは他の出版社からも過去問集が出版されていますが、私は旺文社のものを一番オススメしています。
7日間完成 英検準1級予想問題ドリル
内容・評価 | |
概要 | 定番の7日間で完成できる英検準1級問題集 |
オススメ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.5) |
対象 | 全受験者 |
期待できる効果 | 7日間で実践問題を解いて合格を狙う |
こちらは過去問に移る前に、問題慣れするために使いたい教材です。
いきなり過去問をやっても多分うまくいきません、間違えだらけになる状況が創造できますし、そうなるとモチベーションも大幅に下がります。
なので過去問に移る前に、このような問題ドリルを使って問題形式に慣れることが重要です。
どのようにプランを立てたらいいのかわからないという方の為に、私が推奨する英検準1級合格を目指すための最適4ヶ月プランは全部公開していますので。
気になる方は、ぜひ参考までに以下からご覧ください。
- 過去問に入る前の慣れに最適
- 7日間完成でコンパクト
- 安心の旺文社
英検準1級集中ゼミ
内容・評価 | |
概要 | 25日完成と大容量の予想問題集 |
オススメ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 全受験者 |
期待できる効果 | 上記の予想問題集よりも大容量 |
先ほど紹介した7日完成の予想問題集よりもボリュームの大きいのが25日完成の集中ゼミです。
- 7日完成の予想問題集=すでに準1級に対する知識や相応の英語力がある
- 25日完成の集中ゼミ=準1級の受験がはじめての人やレベルがまだ足りないと感じる人にオススメ
2冊両方とも買う必要はありません、自分の実力や経験に合わせてマッチするものを選んでみましょう。
最短合格! 英検準1級 リーディング問題完全制覇
内容・評価 | |
概要 | リーディング問題に特化した英検準1級の問題集 |
オススメ度/重要度 | (4.5) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 長文読解が苦手な受験者 |
期待できる効果 | 準1級レベルの長文問題を解いてスコアアップを狙う |
- リーディングがとくに苦手
- 長文を見るのも嫌だ
- 長文を特化して特訓したい
このような方々にオススメできるのがこちらの書籍です。
「英検準1級のリーディング問題」に完全特化しているため、的を絞った対策ができます。
また、長文だけでなく大問1の語彙問題に特化した問題集もあります。
CEFRに基づく英文法
内容・評価 | |
概要 | 全編英語の文法問題集 |
オススメ度 | (4.5) |
料金・コスパ | (3.5) |
対象 | 最低限の文法知識を完全カバーしたい人 |
期待できる効果 | 必要な文法を一括で網羅 |
日本語書籍のように見えますが、中身はルーシー・ベーカー著の「Grammar Matrix」です。
リーディング問題を解くうえで、スムーズに読めないという場合は、文法知識が足りない可能性が高いです。
CEFR B2レベルは、準1級レベルなので、ドンピシャの英文法範囲が完全にカバーされています。
総合英語 Evergreen
内容・評価 | |
概要 | 超有名な文法解説書 |
オススメ度 | (3.5) |
料金・コスパ | (4.5) |
対象 | 日本語の書籍で文法をカバーしたい |
期待できる効果 | 必要な文法を網羅 |
基本的には、先ほどの「CEFRに基づく英文法」の方がオススメですが、問題形式ではなく教科書型のもので文法知識を学びたい方にはコチラがオススメ。
「フォレスト英文法」という、絶大な人気を誇っていた文法書の後継です。
値段は安めなので手も出しやすいですね
毎日の英速読 頭の中に「英文読解の回路」をつくる
内容・評価 | |
概要 | 英文リーディングの速度を上げる為のテクニックと問題を掲載 |
オススメ度/重要度 | (4.0) |
料金/コスパ | (4.0) |
対象 | 長文読解が苦手な受験者 |
期待できる効果 | リーディング速度を上げて合格に近づく |
英文速読は準1級対策だけでなく、洋書の読書にも長く使える一生もののテクニックなのでむしろ覚えないと損だと私は考えています。
本書の内容は英検準1級に合格するような人には簡単かもしれませんが、とくにリーディングスピードに問題を抱えている人にはオススメです。
どの勉強をどの時期にやればいい?学習スケジュールを提案
ここまで、準1級のリーディングに特化した対策法を紹介してきました。
ただし、対策法を知るだけでなく、適切な勉強を適切な時期に行うのも非常に重要
「でもどの勉強をどの時期にやればいいかわからない…」
そんな方のために、私の経験を詰め込んだ4ヶ月間のオリジナル学習スケジュールを作りました。
誰でも無料で見れるように、記事にしましたのでぜひ以下からチェックしてみてください。
しかし、独学というのは自宅で筋トレ器具を買ってトレーニングするようなもので、続ける難易度が高く、やめたくなる瞬間は毎日襲ってきます。
- 「本当に自分ではどうしようもなさそう」
- 「自分だけだと何をすればいいか一切わからない」
- 「先生的な存在がいないとサボってしまう」
このようなタイプの方も多いのではないでしょうか?
私も学生時代そういうタイプだったので、気持ちは痛いくらいわかりますし、そのことについて自分を責める必要もありません
ただし、その状況で何もやらない場合、当たり前ですが合格する確率はかなり低いのも事実なんです。
「じゃあどうしたらいい!?」
そこでオススメなのが、英検を熟知した講師の方から格安で教えてもらえるウィリーズ英語塾
です。
内容・評価 | |
概要 | 業界でも珍しい担任制のオンライン英会話 |
オススメ度 | (5.0) |
月額 | 2,640円~ |
注目ポイント | 徹底して練られたカリキュラムで着実に成長できる |
期待できる効果 | やさしい担任の先生と一緒に英検合格とさらにその先へ |
月額 2,649円~という業界最安値クラスの値段で、徹底的に英検準1級を教えてもらえます。
英検準1級対策では他と比較できないくらい圧倒的にオススメ。
- 月額2,640円~は業界最安値クラス
- 一次試験も二次試験もカバーする徹底した英検特化コース
- 合格するだけでなく英語力の底上げになるような構成
- なんと英検1級合格者も多数
- ここまで英検に軸足を入れたサービスはない
- 無料体験は50分レッスン×2回!
英検1級合格者も多数輩出しており、すべてのスキルを担任の先生と着実に上達していけるのが特徴。
ウィリーズ英語塾の大きな特徴は、独自のウィリーズメソッド。
会話ばかりのオンライン英会話業界では珍しく、あり得ないほど細かく、緻密に4技能を鍛えるメソッドを持っています。
メソッドがここまで言語化されてわかりやすいのは稀!
一次試験から二次試験まで、もっと言えば単語学習などの基礎から最後の面接まですべて教えてもらえます。
ここまで最初から最後まで徹底しているのはココだけ!
実際私もレッスンを受けてみたことがありますが、他と比べてもトップクラスにやさしく、共感力があって、笑顔溢れる素敵な方でした。
淡々と進めるのではなく、生徒のペースを考えながら進めてくれたのが印象的
やさしい先生が「担任」として毎回レッスンをしてくれるのは安心ですよね。
正直言って、準1級に関連するどのサービスよりも圧倒的に自信をもってオススメします!
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※無料体験時にクレジットカード入力不要
「とはいえ私は二次試験の面接だけサクッとオンラインで対策したい」
そう思った方も安心してください、サクッとオンラインで二次試験の面接だけ対策したい人にオススメなのがQQ English!
内容・評価 | |
概要 | 全講師が資格持ちの格安オンライン英会話 |
オススメ度 | (4.5) |
月額 | 2,680円~ |
注目ポイント | 格安でサクッと二次試験だけ対策 |
期待できる効果 | プロの講師から面接のイロハを伝授 |
「一次試験は自分でできるけど、二次試験の面接だけは一人だと心配…」
そんな方にオススメです!
実際スピーキングは自分の力だけではどうにもならない、合っているかどうかもわからない
英検面接のレッスンは上記のようにシンプルです。
模擬試験は、実際の英検面接の流れを完全再現してもらえるので、試験前にサクッと受講するのがオススメ!
本番の準備ができるだけでなく、プロ講師から貰えるフィードバックや効果的な回答方法はとても貴重!
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ひとりでの勉強モチベーションを維持しづらいと感じる方は、以上のようなオンライン英会話と並行して独学を進めると、学習効率も将来的な英語力も大幅にアップできます!
もっと詳しく準1級対策にオススメのオンライン英会話を知りたい方は、以下のランキング記事をご覧ください。
「ただ、どうしても人間相手とレッスンをしたくない」
そんな方に最後オススメしたいのが、旺文社のテキストをデジタルで使える英検ネットドリル。
ただし、英検ネットドリルは教えてもらうものではなく、学習をさらに効率化させるような教材です
- 対策に絶対必要な「でる順パス単シリーズ」で音声使用可能
- トレーニング問題機能で対策効率アップ
- 弱点チェック機能で弱点を克服できる
- 二次試験対策に使えるバーチャル試験官機能
- 辞書機能でいつでもどこでもワンクリックで単語の意味を確認可能
- でる順パス単
- 過去問集
- 7日間完成予想問題ドリル
お馴染みの旺文社書籍を、デジタルだからこその機能とともに利用できます。
このようにパス単掲載単語を、簡単に音声付きで覚えられるのが素晴らしい!
各書籍に理解度チェックテストがあるので、勉強の組み立てがやりやすいですね!
二次試験対策は、バーチャル試験官と対策できます。
デメリットなどに関しては、実際に自腹を切ってレビュー記事を書きました、気になる方はぜひ読んでからご検討ください。
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