偏差値40から英語に目覚めイギリスの大学へ入学・卒業し、英検1級を一発で取得したJINです。
この記事の最後に、100人にアンケートを独自に取った結果を公開しています!
イギリスの大学を卒業した筆者が、シャドーイングの効果や効果が表れるまでの期間を解説!
意外と考えられていない効果や、効果がない部分、そして100人にアンケートを取った効果が表れるまでの期間をすべて公開します。
シャドーイングの効果や効果が表れるまでの期間が気になる方に、読んでほしい内容です。
「シャドーイングってどんな英語技能に効果があるのだろう…」
「どれくらいの期間やれば効果が実感できるのだろう…」
そんな疑問を抱えている方はいませんか?
本記事では、シャドーイングというトレーニングがどの英語技能に効果があるのか、そして学習者100人に聞いた「効果が表れるまでの期間」を独自に公開します!
- シャドーイングから得られる効果を理解できる
- 当サイト独自に行った100人アンケートの結果を見れる
- どれくらいの期間やれば効果を期待できるのかわかる
ちょっとだけ結果を教えてよー
しょうがないなー、半年以内に効果を実感できたと回答した方は半数以上いたよ!
シャドーイングを行うことで得られる効果まとめ
英語学習をしていると、シャドーイングは効果が高いと聞くことも多いですよね。
実際、シャドーイングにはスピーキングやリスニングスキルアップに、下記のような効果があると言われています。
- 発音がネイティブに寄ってくる
- アクセントとイントネーションが改善される
- 英語を訳さず理解できる
- 耳と口を同時にトレーニングできる
文法が得意でも話せない、言っていることがわからないという人にもシャドーイングはオススメです。
しかし、「正しい方法で行なう」というのが重要ですので、やり方についても注意をしましょう。
シャドーイングによるもっとも大きな効果の1つは、リスニングスキルアップです。
聞いたことを完全にコピーをするのがシャドーイング。
全神経を集中させて聞く必要があるために、リスニングスキルが非常に上がりります。
とくに「英語が早すぎてついていけない」や「すべてがつながって聞こえる」という問題に効果アリ!
それでは、シャドーイングの効果をそれぞれ詳しく説明します。
ネイティブのスピードに慣れる
シャドーイングをすることで、ネイティブの話すスピードに慣れます。
「英語が早すぎて何をいっているのかわからない」と感じる人は多いはずです、学校や英会話スクールでは、多くの先生はゆっくり、はっきりと話してくれるからです。
もちろん最初はゆっくりでもよいのですが、最終的にはネイティブが話すスピードに慣れる必要があります。
シャドーイングの練習をしていくと、最初は速すぎて聞き取れないことも。
しかし継続してやっていくと、必ずスピードに慣れて聞き取れるようになります
早すぎて聞き取れないなんて悩みも解決
単語のつながりがわかるようになる
「すべてがつながって聞こえる」これもよくある悩みです。
単語と単語がすべててつながって聞こえるために、リスニングの中でどこに区切りがあるのかわからないという問題です。
このつながりの音は、リンキングやリエゾンと言われます
簡単な例:Take up→×テイクアップ 〇テイカップ
単語を覚えて並べてひとつずつ読むといったような練習では、リンキングに慣れることは難しいです。
シャドーイングで聞き取れなかったところは、スクリプトをみて何と言っていたのか確認します。
これを繰り返すことで、リンキング音を理解し、単語ごとに聞き取れるようになります
発音がよくなりネイティブに近くなる
シャドーイングを行うと、耳で聞いた英語を忠実に再現するために発音が向上します。
聞き取れない、理解してもらえない大きな理由でありがちな「カタカナ発音」を改善できる点
たとえば、野菜は「ベジタブル」、食卓は「テーブル」だということはわかっていながらも、英語の発音になってしまうと、聞き取れない、伝わらないということが起きてしまいます。
発音やイントネーションが大きな要因な訳です。
ある程度英語が話せる中上級者になっても、発音が苦手という方も多くいます。
シャドーイングは、発音を改善させるためにとても有効なトレーニングです
アクセントやイントネーションが身体にしみつく
シャドーイングは、ネイティブのアクセントやイントネーションを、身体に覚えさせるにも効果的。
日本語は一定のトーンで話すことが多いですが、英語では日本語に比べると強弱や音の高低差があります。
強弱がなく棒読みになってしまいがちなのはこのような側面も強い
英語では各単語のアクセントや強弱で、重要な箇所がわかりやすいという特徴があります。
わかりやすい例を出すと、電車のアナウンス。
「この電車は横浜駅に停車します」という日本語アナウンスだった場合、各単語のトーンは一緒ですが、英語「We are stopping at Yokohama station.」だった場合
- We areは中くらい
- 赤字部分が強く
- 青字のatは弱く
ザックリですが、このように発音されます。
この文章で大切なのは、赤字の「停車する・横浜駅」というところであり、それ以外の部分は、情報を伝えるという点ではそれほど重要ではありません。
英語ではこのように強弱や音の高低差があるのが特徴。
シャドーイングを行うと、このアクセントやイントネーションが感覚的に改善され、身体にしみつきやすくなります
英語を英語のまま理解できるようになる
さらにシャドーイングでは、英語を訳さずに意味がとれるようになります。
とくに最初のうちは、話す前や聞いたことを、頭で日本語に訳してしまいがち。実際私もそうでした。
これは、英語の発音に慣れていないために、音と意味とつながっていないから
だからこそ、何を言われたのか理解するのに時間がかかり、反応も遅くなってしまいがちです。
シャドーイングによって脳がトレーニングされると、音が意味とつながるようになります。
日本語に訳さずとも瞬時に英語の意味が理解できるようにトレーニングできます、いわゆる英語脳というやつです
耳と口を同時にトレーニングできる
英語は多く聞き、話した人が圧倒的にうまくなります。
書いてある文章の文法や単語を理解できても、話せないのは経験の量が少ないからです。
シャドーイングならひとりでも、ある程度スピーキングとリスニングを同時に練習できます。
結果的に、聞いたことへの反応が早く、口から英語がすぐに出てくるようになる
口が英語を話すことに慣れてくると、自信もついてくるはずです
シャドーイングの効果がない場面
シャドーイングにはリスニングやスピーキングのスキルアップに大きな効果がありますが、レベルと練習方法によってその効果が出ない場合もあります。
とくに初中級者は注意が必要です。
初心者にあまりシャドーイングはオススメしない
シャドーイングは上級者向け、少なくとも中級者以上に大きな効果があるの練習法です。
英語のベースがないうちからはじめても、効果がないとはいいませんがかなり限定的になります。
というのも、基本的な文法構造や発音の練習、語彙力をつけなければ簡単な英文の意味すらとれないからです。
極端な例ですが、フランス語をまったくできない人が、フランス語をシャドーイングしたら…意味が分からず、音を真似るだけで、効果がないことは想像できますよね
このように、シャドーイングを行うのであれば、おおよその意味が取れるくらいの英語力をつけてから行わなければ効果がありません。
誰もがやみくもにシャドーイングするというのはオススメしません
音の違いがわからないと効果がない
英語には、日本語にない母音や子音が多くあります。
これらの違いが聞き取れないと、正確に発音をできまません。
たとえば、日本語話者が苦手な「R」の音は「L」の音と混同されがち
というのも「R」は日本語にはない音なので、もっとも近い「L」の音だと思い込んでしまうのです。
たとえば、音源は「pray」と言っているのに、聞き取れずに「play」と発してしまうというようなことがおきます。
ココの違いがわからなければ、正しくシャドーイングができず効果はかなり限定的
シャドーイングに挑戦するのであれば、まず音の違いを聞き取れるようになりましょう。
そうでない場合、効果があまり期待できません。
シャドーイングで文法力はつかない
また、シャドーイングでは文法力が直接あがることはありませんが、間接的に単語力の上達可能。
シャドーイングをする時には、文章の意味を理解している必要があります。
単語力が上がるというのは、正しくシャドーイングをするうえでわからない単語があれば調べる、これを行えば間接的に単語力アップ。
単語をだけを暗記するよりも、文章の中で出てきた単語は、どのように使うかも一緒に定着させられるのでいいですね!
文法力をあげたいのであれば、別の勉強法で
シャドーイングの効果が表れる期間
シャドーイングを正しく行えていれば、必ず効果はあらわれます。
当然ながら、効果が表れるには、練習する時間や頻度により個人差があります。
しかし、毎日15~30分の練習を続ければ1~3ヶ月でその効果に自分でも気づけるはずです。
ただし、1ヶ月で急に流ちょうになることはありえません(シャドーイング以外にも言えることですが)
3ヶ月以上続けていると、英語のスピードに慣れ、口から英語を話すことにかなり慣れてくるでしょう。
英語学習者100人にアンケートを取りましたので、ぜひご覧ください!
シャドーイングは反復練習が効果的
シャドーイングは一度に長くやるよりも、短い練習を何度も繰り返す方が効果的です。
なぜなら、シャドーイングは高い集中力が求められるからです。
長い時間やっていても集中力がかけてきて、シャドーイングの質が落ちてしまう
1時間やるよりも、30分を2回に分けた方がシャドーイングの効果がアップします。
脳への定着にもムリのない頻度で反復練習が効果的です
100人に聞いた!どれくらいの期間でシャドーイングの効果が出た?
今回は、「シャドーイングの効果ってどれくらいの期間で現れるのだろう?」という疑問にお答えするため、シャドーイングを使ったことがある英語学習者100人にアンケートを取り、調査を行いました!
シャドーイングの効果はどれくらいの期間で実感できましたか?
投票数 | |
---|---|
1ヶ月~3ヶ月 | 34票 |
4ヶ月~6ヶ月 | 32票 |
7か月~1年 | 11票 |
1年以上 | 10票 |
実感できなかった | 13票 |
この結果を見ると、半数以上の方が半年以内に何かしらの成長を実感されていることがわかります。
半年を基準にしてみるのもいいかもしれませんね。
シャドーイングにはどれくらいの期間で慣れましたか?
投票数 | |
---|---|
1ヶ月~3ヶ月 | 63票 |
4ヶ月~6ヶ月 | 22票 |
7か月~1年 | 4票 |
1年以上 | 2票 |
慣れなかった | 9票 |
シャドーイングに慣れるという面では、半数以上の方が3ヶ月以内に「慣れた」としています。
範囲を広げて半年以内にすると、80%以上の方が慣れている計算です。
シャドーイングではどの部分に効果がありましたか?
投票数 | |
---|---|
リスニング全般 | 44票 |
発音 | 43票 |
イントネーションとアクセント | 37票 |
訳さずに英語理解できる能力 | 24票 |
実感できなかった | 13票 |
意外にも「発音に効いた」という方が、予想外に多い結果となりました。
しかし、依然として「リスニング」がトップ票を獲得しています。
シャドーイングを他人にオススメしたいと思いますか?
投票数 | |
---|---|
オススメしたい | 68票 |
どちらでもない | 26票 |
オススメしない | 6票 |
「オススメしない」とネガティブな感情をもっている方は、たった6%に留まっています。
少なからず、収穫を得られた方が多いのでしょう。
シャドーイングを試してみた方の多くはポジティブな効果を実感できている!
インタビューの根拠
シャドーイング学習に関するアンケート
調査手法 | インターネットでのアンケート調査 (調査方法:CrowdWorks) |
調査対象者 | 英語学習者100人 |
対象者選定条件 | シャドーイングを使用したことがある学習者 |
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- 正しくできているか不安…
- まったく効果が感じられない…
- 毎日続けられない…
シャドーイングに関する記事では常に言っていることですが、多くの論文や科学的に効果が証明されているものの
- 正しくやれていないと効果がない
- 慣れるまでに時間がかかる
- 最初のうちは何をしたらいいのかイマイチわからない
上記のような悩みや不安が必ずつきまといます、私も実際に最初は「これでいいのかな…」という気持ちがありました。
そこで活用できるのがシャドーイング添削サービスのシャドテン
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- 上智大学 吉田研作名誉教授が監修
- 正しくやれていない人が多いシャドーイングを添削するサービス
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添削だけでなく、今までやったことがない人でも、歴が少ない人でも取り組みやすいように、わかりやすいチュートリアル動画も備えています。
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月額サービスなので、一旦やり方に慣れてしまえばいつでも解約できます。
正しいやり方に慣れるまで短期間使うというやり方もできるのがイイ!
また、7日間の無料トライアル期間があるので、1週間かけて続けられそうなのか判断できるのも良心的です
私も実際に使ってみたので、気になる方はぜひコチラのレビュー記事をチェックしてみてください!
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