かつて講師として英検を指導し、個人的には英検1級を一発取得したJINです。
ひとつ結論をいうと準1級と比べて、1級の二次試験の合格率は大幅に下がっています
この記事を見てくださっている方々は恐らく英検1級の一次試験を突破した方がほとんどかと思います、おめでとうございます。
合格まであと一歩です。
一次試験に合格したということは、しっかり対策さえすれば二次試験でも受かる可能性が極めて高い
しかし実は準1級と比べると、1級の二次試験合格率はかなり落ちています。
下の級と比べると圧倒的に狭き門になっているのです。
本記事では英検1級を二次試験含めストレートで合格した筆者が、英検1級二次試験の合格率から対策方法までまとめて解説します。
- 英検1級二次試験の合格率を知れる
- 対策として何をしたらいいのかわかる
- 明日から実践できるオススメの教材や対策方法が理解できる
一体どんなところが難しくなっているの?
そうだね、話す内容も時間もそうだし、より本格的な仕組みになっているんだ
本記事における主な情報源
作成元・著者 | 題名 |
文部科学省 | 各資格・検定試験とCEFRとの対照表 |
文部科学省 | 大学入試改革における英語資格・検定試験の活用について(関係資料集) |
文部科学省 | 連絡協議会用 試験概要説明 |
公益財団法人 日本英語検定協会 | 1級の試験内容・過去問 |
公益財団法人 日本英語検定協会 | 各級の目安 |
旺文社 | 資格・語学 | 英検 | 1級 |
※上記の文献、調査結果および情報源は筆者である私が英検1級記事を執筆するうえで基礎知識として参考にした文献の一部であり、必ずしも上記文献の内容に沿って執筆した訳ではございません
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英検1級二次試験の合格率と合格点
まずは英検1級二次試験の合格率や合格ラインについて解説します。
二次試験の合格率は65%前後か
1級以前の級では、筆記試験を突破すればほとんどの人が二次試験の面接には通過できるという状態でしたが、英検1級ではそうもいきません。
二次試験の合格率発表は、全体合格率に先立って2012年に廃止されており、データはさらに古いものになるためご了承ください。
2007年 | 56.1% |
2008年 | 58.5% |
2009年 | 59.4% |
2010年 | 62.6% |
2011年 | 61.8% |
1級以前の級にはあり得ないくらい低い二次試験合格率です。
2007年 | 84.2% |
2008年 | 85.2% |
2009年 | 87.0% |
2010年 | 87.4% |
2011年 | 87.3% |
このように、準1級と比べてみても下げ幅はなんと30%!
二次試験で落ちてしまう方がどれほど多いのかを物語っています
合格点は602/850点
英検1級二次試験の合格点は850点満点中602点です。
しかし、採点基準は受ける側として知る由も無いので、知っておく必要はありません。
英検1級の二次面接スピーキングの対策方法
それでは英検1級二次試験の対策方法を見ていきましょう!
英検の二次試験対策の第一歩は引き出しを増やす事
英語のスピーキングにおいて話し上手な人がスピーキングも得意だという考えがあります。
たしかに、話し上手というのはスピーキング能力上達において、大きな要素であるのは事実です。
しかしながら、外国語のスピーキング能力はそれだけではありません
そこで重要な考え方が「知識で固める」という方法です。
どういうことかというと、英検1級の二次試験面接の対策をたくさんし、傾向を掴んで、答えをあらかじめ用意しておくという訳です。
スピーキングに自信がない人ほど対策をしまくって、答えの引き出しをたくさん事前に用意しておきましょう
おすすめ面接対策書籍はこれ
英検1級の面接対策をする上で手に入れておきたい対策本はこちらです。
まずこの1冊を手に入れて傾向を掴んだり、解答のポイントを抑えましょう。
英検1級二次試験は単なる英会話ではありません、しっかりと出されるトピックや出題問題の傾向を掴んで、効果的な返しをテンプレートのような形で持っておくといいでしょう。
まず模範解答例を確認して、常にそこから応用していけるようになるとかなりいい準備ができます
時事問題にアンテナを張っておこう
英検1級の二次試験では、社会的かつ時事的な内容が出題されます。
英語力のみならず、時事問題にある程度精通しておくと得点を狙いやすい
私のオススメは、英語でニュースを毎日読む。
そこで私がオススメしたいのが、 英語ニュースを手軽に読める無料ニュースアプリの SmartNewsです!
スマートニュースで英語記事を読む方法は、以下の記事でまとめて紹介しましたので、ぜひ参考にしてみてください
英検1級はオンライン英会話で対策できる
ご存じの通り、すでに相当な英語力がない限り、英検1級対策をすべて独学で行うのはかなりタフです。
「よし、オンラインで対策しよう!」
そう思っても英検1級対策レッスンを行っているサービスは、下位級に比べて極端に限られています。
- 受験者数が他の級より少なくニーズが小さいため
- レベルが高く非ネイティブ講師の場合レッスンを行えない可能性があるため
- 合格者が一握りなので教え方を知っている人が少ないため
一番の理由は英検1級の特殊性やレベル、経験のない非ネイティブのアルバイト講師では教えられないという点でしょう。
だからこそ、英検1級にオンライン英会話を活用するなら、下位級よりもサービス選びが圧倒的に重要なのです。
ということで、実際に合格し、講師としても英検指導経験のある私が1級対策におすすめのオンライン英会話ランキングを作りました
もったいぶってもしょうがないので、結論を表にまとめました。
とはいえ、これだけで終わるのも寂しいので、ELT英会話を少し解説します。
内容・評価 | |
概要 | ロンドンの語学学校が運営するオンライン英会話 |
オススメ度 | (5.0) |
月額 | 14,300円~ |
注目ポイント | 日本人を熟知した最高クオリティのネイティブ講師 |
期待できる効果 | 英検1級に直進しながらその先を見据えた勉強もできる |
結論から申し上げますと、すべての側面を加味してELT英会話が断トツの1位です。
断トツでオススメする理由は、英検1級の指導だけでなく、すでに中上級レベルある学習者をさらに一歩進めてくれる場所だからです。
「なぜそんなことが言えるのか?」
そう思った方もいるかもしれません。
ちなみに私がELT英会話で受講しはじめたのは、英検1級を取得した後、もっと言えばイギリスの大学を卒業してからです。
「もう他の人から学ぶことなんてないのでは?」
私も一時期そう思っていたのですが、ELT英会話で学びはじめてから考えが変わりました。
これまでいかに感覚に頼って英語を運用していたかを思い知らされた
もちろん感覚で英語を運用するまでには相当の時間と努力がかかります。
しかし、感覚で英語を使えるようになったその先は、深い意図をもって難解な文法や単語、表現をすべて把握しながら操るレベルだと気づかされたのです。
私が言うまでもありませんが、ELT英会話はロンドンで35年以上、大手企業や政府機関に勤める駐在員の方々を指導してきた語学学校です。
ロンドンの語学学校クオリティなだけでなく、日本人の特徴すら熟知している他にない絶対的メリットがあります。
また、界隈では珍しい担任制かつ1レッスン50分なので、講師の方との関係を深められる
私はローラ先生というベテラン講師の方が担任なのですが、オンラインでしか会ったことないのに、長年知り合いかのような感覚があります。
- 「もっとやりたいことはない?」
- 「どこを重点的に鍛えたい?」
- 「変えたいところがあったら言って」
このように、レッスンをリードするだけでなく、柔軟に自主性も尊重してくださるので本当に続けやすいです。
相対的に見ると値段は安くないですが、ロンドンの語学学校からのレッスン+1レッスンが他社の2倍の50分間という側面を考えれば破格です。
まずは体験レッスンで雰囲気を感じてみましょう!
そして、私が実際に愛用していることもあり、オーナー様にムリを聞いてもらって、当サイト限定割引キャンペーン実施が決定しました!
この限定キャンペーンはいつ終了になるかわかりません、ご興味のある方はぜひ今すぐ体験レッスンだけでも受けてみてください!
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