本日は、英語・中国語・日本語のトリリンガルの英語講師、カナダに在住のAngela先生より寄稿頂いた英検についての考察記事をご紹介します。
(日本語で寄稿頂きましたが、一部、事務局の方で自然な日本語に変換して編集をしています。ご了承ください。)
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英検を受けるメリットについて
なぜ、英検を受けるべきか。
受験生の立場から考えれば、英検の資格を持っていることにより、英語の試験が免除される場合があります。
ですが、それ以上、私が最も重要と考える「英検を受験する」理由としては、特に日本人の子供に欠けている「社会問題についての思考力」が身に付くから、というものです。
アメリカでは、テクノロジーの進歩、例えばAIなどについて、いかに子供にしっかりと理解してもらい、そして正しく利用できるかについてを、学校でディスカッションの授業を通じて子供たちに教えてます。
そうした授業のために子供たちも自然に社会問題について考え、受け入れます。
英検を学習することによって、こうした社会問題について考えることができる、というのが私の考える英検受験のメリットです。
英検学習で子供の視野が広がる
英検の試験問題は歴史、科学、政治、バイオロジーなど幅広い内容が試験範囲となっています。
つまり、子供にとっても、こうした社会問題を学ぶ良いチャンスになっています。
今まで指導をしてきた生徒さんの中にも、「英検の内容は面白いから、続けられます」とおっしゃった方がいます。
英検の学習をきっかけとして、子供の視野を広げることを考えませんか。
英語の運用力もアップできる
英検は、最近、試験形式のリニューアル(改訂)がありました。
特にライティングの部分は英検3級と準2級ではE-mailを読み解く問題が加わり、2級から1級までは文章の要約問題が増加しました。
これは、一見難しそうですが、実は英語の運用力をアップさせるチャンスです。
なぜかというと、文章でずっと同じ言葉で繰り返して書くのはつまらないですよね。
日本語の作文と同じように、英文も、書けば書くほど上手になります。これは複数の生徒さんへの指導経験から、確実に言える事実です。
そして、書くことに慣れれば、自然と、よりスムーズな英文が書け、文法も正確に使い始めます。
文書をよく書ける人は、頭の回転も速くなりますよ!
私は、日々、生徒のみなさんに文書のロジック、そして英文の言葉づかいの指導に力を入れています。
記事の執筆:Angela先生
カナダに住んで11年目のAngela先生。過去には早稲田大学で6年間留学をされており、日本語は読み書きも含め非常に達者です。中国語・英語・日本語のトリリンガルという才媛ながら、親しみやすい笑顔で優しくレッスンをしてくださいます。
特に英検対策(1級まで対応可能!)と、TOEIC/TOEFLのスコアアップに向けての指導がお得意です。