スモールワールドオンライン英会話での新企画!英語学習お悩み相談室(保護者相談歓迎!)を開設しました。

 

初回の今回は、小学校5年生の男の子の親御さんから頂戴した英語学習にまつわるお悩みについて、ご紹介します。初回ということもあり、なんと5人もの先生が丁寧にご回答をくださいましたよ!

 

 

 お悩み内容

英語に興味がない小5の息子。英語を嫌いにはなってほしくないけれど、英語や英会話を楽しむというだけではなく、きちんと読む・聞く・話す・書くの4技能バランスよく身につけさせたいのですが・・・。

  

 

<学習したことをアウトプットしましょう!>

日本人は「読み」「書き」に強みがあります。

一方で、「話す」「聴く」は弱いと言われています。

今までの学校教育では学習した英文法を実践する機会が少ないことが理由の一つかと思います。

英文法学習の後には、必ずその英文法を使った英会話や英作文でアウトプットする機会を作り、実践力をつけていきましょう。

 

<学習提案>

アウトプットまで通した学習方法をいかにご紹介します。 まず、英文法の教材を1冊ご用意いただくところからです。

 

  1. 順番に各単元を学習します。 基礎から順番に学べて、また、学習進捗の確認も容易です。
  2. 英文法学習は教材を見ながら講師と口頭でレッスンします。 「読む」「話す」「聴く」を鍛えます。
  3. その文法事項を使った英会話や英作文を行います。 定着度を確認しながら、実践演習を行います。
  4. レッスン後には紙に問題を解いて理解力を深めます。 「書く」能力を鍛えます。

 

英語を基礎から学習しながら、4技能を全て鍛えましょう。 基礎からコツコツ学習を進めれば英検合格に繋がるはずです!

  

 

子供の英語能力アップについてですが、個人差はありますが、語学を習得する順序の基本は以下の通りです。

  1. 2000時間以上のリスニング
  2. コミュニケーションとして使う言葉の発言
  3. 読むこと
  4. 書くこと

 

母国語の場合、赤ちゃんが生まれて、ママ・パパと発話できるまで2000時間、その後、2・3歳からお話を始めます。(①)

4、5歳で、コミュニケーションをとりながら話し始めます。(②)

幼児~小学校入学程度で、「あいうえお」を習いながら読みます。(③)

そして、書きたいという思いを抱き、6歳頃から書くことを覚えます。(④)

 

英語を習得する場合にも、この習得の順番をきちんと理解することが大切です。

 

小学校5年生の男の子に的を絞って説明します。

 

男の子は、文法については中学に入ってからいくらでも理解できるようになります。前頭葉の発達と男の子特有の集中力があるからです。その点は、心配いりません。 ですので、小学生の時は上記の①番と②番を重視して、楽しく会話を身に着ける!ということが大事だと思います。

 

例えばよく見ているYoutubeや、好きなスポーツ、ゲームなどの中で使われる言葉や、生活の中でよく使う言葉を英語にしてみる!など・・・ 「英会話大手スクールのホームティーチャーのお宅に体験で4回通ったが、あまりやる気がなかったからか、今始めない方がよいと言われた。」 とのことですが、私は、早めに始めるに越したことはないと思います。 英語に興味がなくても、テキストなどから外国の文化を知る機会がありますが、子供にとって、日本文化との違いを知ることも大事です!

 

また、「外人スピーカーのレッスンで通じないので嫌になった」ということですが、いきなり大人の外国人と話すというのは、だれでも怖いと思います。外国籍の子供と話す機会が持てれば良いのですが・・・^^ 字幕でも良いので、海外ドラマや映画などで触れてみるのはどうでしょう?

 

日本語も読み書きができるようになるまで、生まれてから7、8年かかったと思います。 英語に関しても長い目で見てあげれば、きっとうまくいきます!

  

 

私も、ハーフの我が子に、日本語の四技能をバランスよく身に着けさせるのに苦労しています。
日本で生活している英語環境ではない日本人の子供に英語を身に着けさせるのは、かなりの工夫が必要ですね。

 

まずは、子供自身が学習動機を見つけられると少し楽になります。

 

私の子供達の場合は、祖父母の住む地区にお友達がいるので、夏休みにみんなで一緒に遊びたいというのが日本語を学びたい、という動機付けでした。

日本のアニメが大好きなので、夕食後、日本語の音読と漢字テスト、読解の問題集をそれぞれ一枚ずつ終えたら、好きなアニメを(英語の字幕なし日本語のみ)就寝時間まで見てもいい、というルールを作りました。

 

小学五年生なら、そろそろ映画も楽しんで見られる年齢だと思いますので、Netflixなどで海外の児童向けの面白い映画(ハリーポッターなどおすすめ!)やテレビ番組等を見せるというのはいかがでしょうか?
最初は字幕付きでも構わないです。

 

継続は力なり、です。一日30分でも15分でもいいんです。

おやつの後とか夕食後の機嫌のいいときに、毎日少しずつでも取り組んでいけば、1年後2年後には、結構な力になっているはずです!

  

 

楽しく英語を学びながら基礎力もつけたいというお悩み、とてもよくわかります。
英会話のフリートークをしているだけで、英語が本当に上達するのかしら?と不安になるかもしれませんね。

 

英語学習で大切なことは、正確な知識(accuracy)と自然な会話(fluency)の両方だと考えています。
英語教授法でも、この組合せを、生徒さんの特徴に合わせて、どのように進めるかということが重視されます。

 

文法や単語の勉強だけを行っていても、実際の場面でなかなか使えない、話せないというのは、fluencyの練習をする機会が少ないためですね。

長い目で見れば、きちんと文法や単語を勉強することは、とても大切です。
ただ、それと合わせて、並行して、学んだ文法や文型、単語を使う練習の時間も、同じぐらい大切です。

 

英語教授法のひとつに、PPP(Presentation, Practice, Production)という方法があります。

 

初めに、先生が新しく習う単語や文法等の説明(Presentation)をし、そのあとは例文等を使った生徒さんのPracticeの時間をとります。そして、最後のProductionの時間には、生徒さん自身が自由に文章を作り、話したり書いたりします。

 

Practiceの時間では、間違いがあれば指摘してaccuracyを高めます。
そしてProductionの時間では、毎回間違いを正すのではなく、fluencyに重点をおきます。

 

ここで大切なポイントは、PracticeとPresentationに十分な時間をとることです。
先生がいくらきちんと説明をしても、生徒さんがそれを使って表現出来なければ意味がないからです。

 

子供は、学んだことや知っていることを関係付けるのが、とても得意です。
例えば、ある単語を学んだら、それを使ってどんな文章が作れるか、その文章には、どんな文法が使われているか、どんな音なのか(リスニング、発音)、スペルはどう書くか等、それらを関連付けながら学ぶことが得意だし、これは4技能を高める上で非常に大切な能力です。

 

4技能(読み、書き、リスニング、スピーキング)は、実際には、相互に関連し合っているからです。

 

生徒が興味のあるテーマ、トピックを積極的に取り入れて、生徒さんの発言を引き出すような工夫も大切だと考えます。

興味のあるテーマやトピックを使ってPractice(例文練習など)とProduction(自分で文章を作って話したり書いたりする)を継続してみてください!

  

 

楽しいだけではなく、4技能バランスよく身につける方法について悩んでいらっしゃるとのこと。

 

私たち講師も、「楽しいだけのレッスンになっていないか?テクニックだけを伝えるレッスンになっていないか?教科書をなぞるだけのレッスンになっていないか?」など、常に自問自答しながらレッスンを提供しています。

 

私の場合、あまりやる気や関心がわいてこない、という生徒さんには、まず、ゲームでウォームアップします。そして、おさらいと称して、少しレベルを巻き戻します。

きちんとできている範囲をしっかりとおさらいすることで、生徒自身に、実はこんなに知っているのだ、できるのだ、と実感して、自信を持ってもらいたいからです。

 

自信を持ってもらってから、ようやく着手するべきレベルの勉強を始めます。

 

ゲームの選定一つにしても、先生の技量が試されていると、私は考えます。 例えば動名詞・不定詞を勉強していたら、それに関するゲームやワークシートを選びます。

 

楽しい!と言う思いでエンジンをかけて、勉強をして、また中継ぎでゲームをして、勉強をして、と言うレッスンプランを作っています。

お勉強のレッスンの合間にゲームをするのではなく、ゲームの合間にお勉強のレッスンをする感じです。

短くまとめますと、英検対策、4技能+文法を指導するときに、私はレベルを自由に行き来する、レベルを混ぜるレッスンと、ゲームやワークシートを教科書に混ぜるレッスンを展開しています。

 

最初は混沌としていますが、段々に割合をメインに切り替えて行って、最終的にはお勉強モードでレッスンができるように導くように指導しています。

 

ところで、私は、ご依頼頂いて保護者様からご相談の為のレッスン枠をご予約いただくこともあります。

あまりにお考えが煮詰まるようでしたら、カウンセリングのフリートークを予約したいのですが、とお伝えいただければ、レッスン枠を使ってご相談のみでも受け付けることが可能です。

 

日本語で問題点を洗い出し、解決策をご提案できるのも、私たちバイリンガル講師の強みだと思っています。少しでも参考になりましたら、嬉しいです。

 

 
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投稿日: Feb 12, 2021 | 閲覧数: 581 | カテゴリー: