実はIELTSを受ける3ヶ月前にTOEFLを受けて、大撃沈した経験がある、ライフタイムラーナー管理人のJINです。
単語の覚え方から問題集の基本的な使い方まで基礎を紹介します
TOEFL受験経験があり、イギリスの大学を卒業した筆者がTOEFL対策におすすめの勉強法を徹底解説!
単語の覚え方から問題集の使い方、対策の考え方まで基礎的な知識をまとめてご紹介します。
TOEFL初心者でこれから対策したいという方はぜひ読んでほしい内容です。
はじめてTOEFLを受ける人や、英語初心者のうちは、どのような対策をしてTOEFLに挑めばいいのかわからないですよね。
私もまったく同じ経験をしました。
当時はきちんと対策しなかった結果、先ほど出した写真のようにいいスコアが取れず撃沈
その後、私はイギリスの大学を卒業して英語講師としても経験を積んで、試験に特化した勉強が圧倒的不可欠であることを身に染みて感じています。
今回の記事では、当時TOEFL対策に何をしていいのか分からなかった過去の自分が知りたかったような情報をまとめて、初心者向けのTOEFL対策方法、勉強方法について完全解説!
【2023年】プロがオンライン英会話おすすめ30社徹底比較|目的別ランキング形式で紹介
すべてアクションプラン付きでわかりやすく紹介します!
- 初心者でもまず何をすればいいのかわかる
- どんな参考書や問題集が初心者向けなのか理解できる
- 段階を追って着実に対策を進めることが可能
問題集の使い方なんてわかってるよー解いて答え合わせするだけじゃん
まさに解いて答え合わせするだけというのがとても非効果的な使い方だよ!
本記事における主な参考文献・情報源
リサーチに利用したプラットフォーム・情報元
Educational Testing Service | TOEFL 開発元組織。 |
Google Scholar | 論文、学術誌、出版物の全文やメタデータにアクセスできるGoogleプラットフォーム。 |
CiNii Articles | 学術論文情報を検索の対象とする論文データベース・サービス |
CiNii Books | 大学図書館等が所蔵する本の情報検索サービス |
J-STAGE | 文部科学省所管の独立行政法人科学技術振興機構が運営する電子ジャーナル公開システム。 |
IRDB | 国内の学術機関リポジトリに登録されたコンテンツのメタデータを収集し、提供するデータベース・サービス。 |
※上記の文献、調査結果および情報源は筆者である私がTOEFL記事を執筆するうえで基礎知識として参考にした文献の一部であり、必ずしも上記文献の内容に沿って執筆した訳ではございません
絶対にやっておきたい基本的なTOEFL対策手順
技能別の勉強法に移る前に、まずやっておきたい基礎的なTOEFL対策の手順をご紹介します。
非常に重要な部分になりますので、ぜひ読んでみてください!
私が飛躍的に英語力を伸ばすことができた勉強に対する考え方【音声解説付き】
今でも信じられないのですが、私は18歳のころ、TOEFLで49点という低いスコアをとってから、3ヶ月でIELTS 6.5(TOEFL ibt換算で約90-99)を取得しています。
勉強量はもちろん多かったのですが、それ以上に今重要だったと思うのが勉強と目標に対する考え方の部分です。
実際に勉強をはじめる前に目標設定や、スケジュール組みなどをやっておくのがオススメです
昔からあるPDCAのフレームワークに沿って、効果的に勉強を改善しながら進められたのが最大の要因です。
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Act:改善
簡単にいえば、上記の頭文字を取って、サイクルを回して改善を続けるというものです。
この記事ですべて紹介すると長くなってしまうので割愛しますが、私が当時行ったすべての行動、考え、目標設定の方法などはコチラの記事で解説しました。
TOEFL対策をはじめるまえに
- 具体的な目標スコア
- 目標達成日
- 目標を達成した後の目標
少なくとも、この3つを考えて、紙に書きだしましょう!(毎日見えるところに貼っておくとなおよし!)
まずは現在の実力と目標との差を実感する
試験勉強のセオリーは「まず公式問題集を1回解いてみる」
目標スコアを設定したうえで、まず自分の立ち位置を理解しておく必要があるからです。
- 目標スコアとの差が大きい→中期的に中間地点の目標も立てる
- 意外と目標スコアとの乖離が少ない→苦手部分を克服 or 得意を伸ばすなど特化した戦略を立てる
- まったく理解できない→まず基礎から固める必要がある
TOEFLには、公式問題集があるので、まずは公式問題集を手に入れて自分の立ち位置を理解しましょう。
- TOEFL公式問題集を手に入れる
- 本番と同じ時間で測って採点する
- 目標との差分を理解し、苦手ポイントや得意ポイントを理解する
この工程を踏まないと、目標に直進できるような対策はできません。
自分の苦手克服ポイントや、スコア稼ぎポイントは自分にしかわからないのです。
TOEFLレベルの単語を覚える
物事は一つひとつこなしていかないと結果的に最終的な目標にはたどり着けないものです。
とくに単語に関しては、足りないとスムーズに解くことすらままならないため、単語帳の5割、6割を覚えてから実践に入るのがオススメ。
何で最初から問題を解かないの?
満足に問題を解けないうちから問題を解いても時間のムダになる可能性があるからです
私がずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、ぜひ参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
- TOEFLに特化した単語帳を1冊買う
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
基礎知識が足りないと感じる方は1冊日本語の教本を読もう
公式の過去問題集を解いてみて
- まだ英語力があまりないと感じる
- 1回受けたけどいいスコアが取れなかった
- まったく解けている感覚がない
このような場合は、問題集や公式問題集に入る前に必ず日本語で書かれた教本、攻略本を1冊読破するのがオススメ。
コチラがもっともやさしいレベルでTOEFLの形式に慣れることができる、日本語の参考書です。
知っておくべき情報が網羅されており、演習問題も付いています。
オススメする理由は、攻略本に載っている演習問題は本番とまったく同じ形式で作られているものの、難易度が本番よりも低く設定されているから
初心者でも解けるようなレベルで、本番さながらの形式を体験できるというのは初心者にとってメリットでしかないと考えます。
もうひとつレベルが上の参考書がほしい場合は、コチラがオススメ!
- 過去問が難しすぎると感じた方は、日本語の参考書を1冊手に入れる
- TOEFLの内容や要点を日本語で理解しながら、問題形式に慣れる
- 1冊終えたら、洋書や過去問にチャレンジ
公式過去問をまず解いて、まったく理解できなかったのにそのまま洋書で続けるのは遠回り!
文法力・構文力が足りない人は必ず土台を作っておく
リーディングやリスニングで文をかたまりとして読めない、聞けない場合、文法や構文知識が足りていない可能性が非常に高いです。
- 単語の意味はなんとなくわかるけど、文章として理解できない→文法・構文力不足
- 単語もわからないし、文章としても理解できない→語彙・文法・構文力不足
TOEFLではさまざまな文法が使われています。
文法知識は4技能すべてで助けになる
つまり、リーディングやリスニングでスラスラいかず、頭がこんがらがってしまったという場合は、英文法の勉強、再チェックが必須となります。
スコア90前後を狙うのであれば、高校卒業レベルの文法はカバーしておきたいです。
オススメの英文法テキストは「CEFRに基づく英文法」
CEFRのA1~B2レベルの文法を網羅し、問題を解いていくというテキストです。
TOEFL換算をするとB1は41~71、B2は72~94、そのレベルの英文法範囲が完全にカバーされています。
ちなみに日本語書籍っぽいカバーですが、中身は洋書です
問題形式ではなく、教科書のような日本語の解説本が欲しいという方は「総合英語 Evergreen」のような英文法書で基礎をつけるという形になります。
ただ、私は最初に紹介した問題集型である「CEFRに基づく英文法」の方が、TOEFLでの応用は利きやすいと感じます。
- 単語はなんとなく理解できるけど、文として読めないのは文法力不足!
- CEFRに基づく英文法または総合英語 Evergreenで最低限の文法知識をつける
手遅れになる前に、最低限レベルの文法・構文をカバーしておくのは非常に重要です!
最終的には過去問(公式問題集)をやり込むのが一番の対策
最終的には、公式問題集を使った勉強、研究、攻略がもっとも効果的です。
TOEFL教材は市販問題集と公式過去問とでかなりのレベルの差がある場合が多いので、過去問は唯一無二の存在となります。
そして、対策を進める際には、絶対に気を付けなければならないことがあるので解説します。
本番さながらの時間設定で行う
本番のスピードに慣れることは非常に大切です。
リスニングの場合、できる限り細切れにせず、本番と同じように解いていってください。
問題をはじめたら絶対に途中で止めたりせずに続ける
自分なりの戦略も立てられますし、本番でパニックになる可能性が大幅に下がります
答え合わせは必ずしっかり行う
- なぜ、どのように間違えたのか
- 答えはどこにあったのか
- どのような思考回路で自分は間違いに行き着いてしまったのか
リスニングの場合はスクリプトを見ながら上記の項目をすべてチェックしましょう
リスニングスクリプトを確認
これできていない人が本当に多いです!
答え合わせが終わったら必ずリスニングスクリプト(原稿)を読んでください!
スクリプトを使ってこそ過去問を使った対策が捗ります。
原稿内で自分がまったく理解できなかった単語や、知っていたもののリスニングでは聞き取れなかったギャップのある単語や表現を、すべて割り出すという作業です。
知らなかった単語や表現はすべてまとめて覚えなおしましょう。
知っていたもののリスニング内で聞こえなかった単語や表現は今一度しっかりと発音を復習しましょう
過去問を使い倒すというのはこういうことです
答え合わせの時は音源を聞きこむ
スクリプトを確認する時は、音源を止めたり巻き戻したり、満足して聞いて理解できるようになるまで聞き込んでください。
リスニングの音を頭に叩き込みましょう
同じ問題は最低2回行う
過去問の1周目を終えたらもう一度戻って問題をやり直しましょう。
2周目に入るころには1周目にわからなかった単語は理解できているはず
- 正解率は上がったか
- リスニング理解度は上がったか
- 聞こえない単語は無くなっていたか
上記に注目をしてください。
99%の人が1周目より高い得点が取れているはずです。
1周目より低い人は、先ほど紹介した答え合わせやわからなかった単語の取得を怠っている人
プロセスをひとつでも怠ってしまうと伸びません、これははっきり自信を持って言えます。
問題集や教材を使った効果的なTOEFLリーディング対策法
まずはTOEFLリーディングでスコアアップを目指すための勉強法を紹介していきます。
多読を理解して英語を読む習慣をつけよう
「多読」とは、漢字のとおり英語で書かれたものを、大量に読むことを表し、英語では「Extensive reading」または「ER」と呼んでいます。
- 幅広く
- カンタンに
- 楽しめるものを
以上のような側面を特徴としています。
問題を解いたり、何かを暗記したりすることはなく、とにかくいろいろ読む!
辞書を頼らずに、テンポよく読んでいくことが重要
「多読」と言ってしまうと難しく聞こえますが、カンタンに言えば「読書趣味の習慣をつけよう」ということです。
だからこそ、簡単に楽しめるものを読むという側面も重要視されています。
ただし、TOEFL対策ではすべて「楽しく」という訳にはいかないので、応用した形で使います
まずセオリーとしては、TOEFLによく出題されているアカデミックなトピックを扱うニュースサイトを毎日チェックすること。
ただし、上記はネイティブ向けの専門サイトなので、難しすぎて逆効果という場合も考えられます。
多読は簡単に読めるものでなければならない
そこで私が提案したいのは、「VOA Learning English」と「SmartNews」
VOA Learning Englishは、ボイスオブアメリカが作る英語学習者向けのコンテンツサイトで、SmartNewsは英語ニュースを手軽に読める無料ニュースアプリです。
多読素材を選ぶ際は「TOEFL要素×自分が楽に読めるレベル」のものを選んでみましょう!
- National Geographicを覗いてみて楽に読めるかどうかチェック
- 難しいのであれば、VOA Learning English、スマートニュースをチェック
- 自分が楽に読めるものを見つけて、毎日習慣化させる
\ 毎朝たった3分、ニュース記事で英語を浴びる /
※今すぐダウンロードして完全無料で使えます
精読と音読はリスニングスクリプトを使って行う
「精読」とは、特定の学習目的や課題を持って、 漢字のとおり詳細に文章を読むこと。
The readers carefully and closely read a short text with the intention of gaining an understanding of as much as detail as possible.
訳:できるだけ多くの詳細を理解することを意図して、短いテキストを注意深く読むこと
引用元:Learning Teaching, 1994
英語では「Intensive reading」と呼び、大量に文章を読む多読(Extensive reading)とよく比較されています。
- ゆっくりと
- 注意深く
- 短く難しいものを
このような要素が主に重要と言われていますが、「多読」に比べるとかなり曖昧で、日本でいう「精読」はさらに複雑。
決まったルールはなく、英語講師でも全員細かいやり方は異なります。
私は、既に上級レベルがある人を除き、TOEFL対策の際はリスニングスクリプトの精読を推奨しています。
リスニングスクリプトを精読すれば、ムリなく行えるうえに、リスニングとの相乗効果も期待できる
やや奇抜なアイデアかもしれませんが、非常にオススメです。
ここから具体的なアクションプランを解説します!
音読は学校でもやるものなので、どんなものかイメージしやすいかと思いますが、実は間違った効果的ではないやり方をしてしまっている方が多いです。
「意味がない」とも思われがちですが、しっかり行えば効果は期待できます!
最後のリピーティングおよびシャドーイングは、主にリスニングのためのものです。
ただし、シャドーイングは正しく行えるようになるまで時間がかかるので、すでに上級者の方以外であればリピーティングの方がオススメ!
この手順を踏めば、リーディングとリスニングの両方で、大きな相乗効果を見込めます!
TOEFLリーディング問題を解く10個のコツ、オススメの参考書や問題集などは以下の記事で詳しく解説しています。
TOEFLリスニングを効果的に対策するうえで知っておくべき3つのこと
ここではTOEFLリスニングを攻略するうえで、知っておいてほしいことを5つ厳選して紹介していきます。
もっとも重要な対策が単語なのは変わらない
英語力の基盤となるのは単語力です。
リスニングでも、これはまったく変わらない不変の事実です。
4技能のすべてはまず語彙力という基盤から始まります。
単語力はリスニング能力のポテンシャルを決定するようなものです
なるほど、単語レベルが1でリスニングレベルは2にならないって感じだね
アカデミックなTOEFLでは更に単語力が重要
TOEFLはただ単に英語の力を測るだけのテストではありません。
TOEFLは、大学や大学院留学する人が受けることになるテストなので、一般的な英語でなく学術的な英語力が求められます。
リスニングテーマもほぼアカデミックなテーマ
単純な一般単語力ではなく、TOEFLに合致するアカデミックな単語力を付けなければいけないのです、適当な単語を覚えていては遠回りになります。
そこでまず必要になるのがTOEFL専用の単語帳です。
一番のオススメはコチラ!
私がオススメする効果的な単語の覚え方
すでに自分の中で確立された覚え方がある人はそのまま覚えましょう。
- 単語帳をそのまま使う
- ノートに書きだす
- 暗記ペンや暗記シートを使う
- とにかく単語帳を読み込む
この4つの方法で覚えている人は、ぜひ参考程度に、私がIELTSを勉強していた頃から、イギリスの大学を卒業するまで使っていた覚え方をオススメしたいです。
皆さんも「暗記したはずなのに忘れた…出てこない…」なんて経験はありませんか?
私が推奨するのは単語カードや暗記アプリを使った覚え方です。
ずっと実践してきて累計約15,000単語を覚えた英単語の覚え方は以下の記事で紹介しています、参考程度でもいいので見ていってください!
また、さらに科学的に深掘った12のテクニックや考え方や、英単語を忘れてしまう原因を知りたい方は、以下の2記事がオススメです!
リーディングで使える単語=リスニングで使える単語ではない
どのような覚え方を採用しているかにかかわらず、リーディングで使える単語=リスニングで使える単語ではありません。
リーディングで使える単語=文字列を目視して意味を理解できる単語
リスニングで使える単語=音を聞いて意味を理解できる単語
つまり、仮に単語を10,000単語覚えたからといって、音で認識できるレベルになければ、リスニングで使える単語が10,000単語というわけではないのです。
だからこそ、せっかく覚えた単語をリスニングでも使えるよう、音声を聞きながら音でも覚え、実際に口に出しながら覚えるのが重要になります。
- TOEFL特化の単語帳を1冊買う
- 自分の好きな覚え方で覚える
- まだお気に入りの覚え方がなければ、コチラの記事をチェック
問題集を使うときはスクリプトに目を通し必ずもう一度聞いてみる
答え合わせ中はTOEFLリスニングのスクリプト(原稿)に必ず目を通しながら答え合わせをしましょう。
自分が聞いて分からなかったところを文字で見ることで「どこで」「どのような」聞き間違い、もしくは聞き取れなかったのかを理解することが出来ます。
鉄は熱いうちに打てと言いますが、聞いたリスニングの内容をなんとなく覚えているうちに答え合わせをしてしまいましょう
「どこで」「どのように」間違えたのかを調べ上げたら原稿内で自分が分からなかった単語をすべて割り出し覚えてください。
分からなかった単語はすべて先ほど紹介した単語カードにすべて書き留め覚えるようにしましょう。
多聴力と精聴力は日々の生活でカバーしよう
- 精聴力:内容を正しく聴く力、丁寧に聴く力
- 多聴力:異なる英語の英語リスニングにたくさん触れる
リーディングの記事では、多読力と精読力という話をしましたが、リスニングでも多聴と精聴は重要です。
リスニングというと、動画やリスニング教材を思い浮かべてしまうかもしれませんが、TOEFLリスニングでは映像が流れないため、映像付きの素材はオススメはしません。
映像があるのとないのでは入ってくる情報量が格段に違う
音声だけの媒体では、やはりポッドキャストや英語のラジオが多聴には効果的でしょう。
さらに応用編としてオススメしたいのが、BBC Learning English、私の中では世の中にある無料英語教材の中で最高峰だと思っています。
TOEFLに特化しているわけではありませんが、BBCが作ったポッドキャストも用意されています。
BBC Learning Englishについては、別の記事で詳しく解説しています。
さらに、凝った音声メディアを使用したい場合は、オーディオブックも非常にオススメできます。
精聴力に関しては
- シャドーイング
- ディクテーション
- 音読
このような学習法で高めることができます。
ディクテーション
ディクテーションは、音声を聞いた後に、音源を止めて自分が聞き取った文をそのまま文字起こしする、かなり有名なリスニング勉強法です。
言葉だけではわかりづらいかと思いますので、ディクテーションに関するわかりやすいオススメ動画を紹介しておきます。
TOEFLリスニングにおいては、精聴力という面でディクテーションはかなり役立つものです。
リスニング精度の向上
聞き取れなかった箇所の明確化
苦手な単語やフレーズの割り出しなど
ディクテーションのやり方や効果については個別の記事で解説しています、気になる方はぜひチェックしてみてください。
シャドーイング
シャドーイングは言葉通り、音声を聞きながら、その音源の陰になるように自分で声に出して発音する練習方法です。
最近ではとくに人気の勉強法ですよね。
こちらも、わかりやすい動画をまず参照していただければと思います。
- 英語の音に対する感度を向上
- リスニング集中力のを高める
- ネイティブスピーカーの音やスピードに慣れる
シャドーイングのやり方や効果、コツ、オススメ教材についても個別の記事で解説しています。
シャドーイングはわりと工数がかかるトレーニングなので、より簡素的に行いたい場合はリピーティングもオススメ!
TOEFLリスニングを解くコツ、オススメの参考書や問題集などは以下の記事で詳しく解説しています。
難しいライティング問題のおすすめ対策法・勉強法
アカデミックライティングを上達させるというのは簡単なことではありません。
ここでは、ライティング知識ゼロから、イギリスの大学で多くのエッセイを書いて実際に卒業した筆者が、オススメするライティング対策の方法を紹介します。
アカデミックライティングのルールを学ぶ
「Dos and Dontsを知れ」
これは私がイギリスの大学で最初にいわれたことです。
Dos(すべきこと)
Donts(すべきでないこと)
キチンとしたアカデミックライティングのルールを知ってから、それに沿って書きなさいということです。
多くの人が思っている以上に、アカデミックライティングに自由はありません。
言語的にライティングでやってはいけないことは、基本的に決まっています
アカデミックライティングのルールに馴染みのない人は、まず書き方ルールの載っている本で対策をする必要があります。
もっとも基礎的なライティングルールについては、以下の記事でまとめて紹介しています。
TOEFLライティングに特化した問題集で問題形式を掴む
アカデミックライティングのルールを理解できたら、次に手をつけるべきはTOEFLライティング問題に特化した勉強です。
ライティング問題に特化した問題集は結構あるので、ぜひ解答例と自分の書いたライティングと違いを見比べてみましょう。
TOEFLライティングの問題集や参考書でオススメしたいものはコチラ!
書籍名 | TOEFL iBTテスト必修フレーズ100 | TOEFLテストライティング問題100 | TOEFL iBT® TEST ライティングのエッセンス | TOEFLテストライティングの方法 | 大学生のためのアカデミック英文ライティング |
おすすめ | (4.5) | (4.5) | (4.0) | (3.5) | (4.0) |
値段・コスパ | (4.5) | (4.5) | (4.0) | (4.0) | (4.0) |
特徴 | ・TOEFLライティング&スピーキングの必需本 ・本番でそのまま使える鉄板フレーズが満載! ・基礎的文法力のアップにも◎ | ・TOEFLライティング特化の問題集 ・ライティングの基礎情報~実践問題まで ・リーディングやリスニングの他シリーズもおすすめ◎ | ・TOEFL80~100点を目指す上級者向け ・一貫性と論理性のある文章に ・問題数もたっぷり36問+模試付き! | ・高スコアを目指したい上級者向け ・TOEFLライティング+本格的な英論文の書き方を学ぶ ・海外の大学・大学院進学にも◎ | ・アカデミックライティングを理解できる ・ルールブックアカデミックライティング入門に最適 |
各ライティング問題集の詳細は以下の記事で詳しく解説しています。
ただしライティングの上達は実践→添削しか方法がない
リーディングやリスニングであれば、公式問題集などを使ってひとりで対策できますが、ライティングは違います。
冒頭でお話ししたように、ルールを知ってからライティングを上達させるには、実践して添削してもらうしかないのです。
自分が100%を出し切って書いたライティングを自ら採点するのは不可能
とにかく書いて、間違えたところを添削してもらい、改善点のフィードバックを貰う、それしかないのです。
リーディングやリスニングは自分でも実践トレーニング可能、しかしライティングは机上の空論までしかひとりで到達できない
- 自分の文章を自分で添削するのは不可能
- 正解や間違いを判断できない
- 仮に自分で添削できたとしても収穫が少なすぎる
ここで問題なのは「誰に添削してもらうのか」
アカデミックライティングに精通した人が周りにいて、かつ添削を手伝ってくれる人がいるのであれば問題ありませんが、なかなかそうもいきませんよね。
しかし今はいい時代です、オンラインでも安く英文添削を行ってくれるサービスがあります
私が実際に受講した中でもっともオススメしたいのは、業界最安値のオンライン英会話ながらアカデミックライティングレッスンもあるスパトレです。
オンラインで公開添削のようなリアルタイムでライティング課題の添削をしてくれるだけでなく、IELTSスピーキングレッスンも備えているので一石二鳥、またオンライン英会話業界最安値なのも魅力的です。
7日間の無料トライアルもありますので、気になった方はぜひ試してみましょう!
内容・評価 | |
概要 | ライティング添削ありの業界最安値オンライン英会話 |
オススメ度 | (4.5) |
料金 | 月額 4,900円~ |
対象 | 初心者~中級者中心 |
期待できる効果 | 負荷の高いIELTSスピーキング+ライティング対策を毎日行ってスコアアップ! |
スピーキング+ライティングで一石二鳥、しかも激安!
2019年に始まったかなり新しいオンライン英会話ですが、業界最安値の破格設定でさまざまなレッスンを提供しています。
ライティング添削含め「安くTOEFL対策をオンラインで」ということであれば、一番オススメできます。
実際に私も1ヶ月受講してみましたが、アカデミックライティングレッスンは値段にしてはかなりクオリティが高いと実感しました!
アカデミックライティングレッスンでは、宿題として書いたライティングをこのように公開添削のような形で添削してもらえます。
さらに最近では、新しく「TOEFL特化のライティング講座」がはじまったので、公開添削でも問題ない方はスパトレ一択です。
- 日々格安でライティング力を高められる
- どんどん文章の精度が洗練されていく
- TOEFLだけでなく将来使えるライティング力を手に入れられる
7日間の無料体験期間でどのレッスンも自由に受けられますので、気になる方はぜひ無料体験レッスンを受けてみてください!
\ 業界最安値で成果にこだわる英語環境 /
※無料体験後の入会義務は一切ありません
TOEFLライティングのコツや問題形式については、以下の記事で詳しく解説しています。
TOEFLスピーキングはフレーズ取得と実戦練習でスコアアップを目指す
ここでは多くの人が苦手とし、対策法に困っている人が多いであろうTOEFLスピーキングの勉強法や対策方法を見ていきましょう。
テンプレートを頭に叩き込む
英語で話す時にもっとも大切なのは「型」を覚えてしまうことです。
これは日常英会話でもスピーキングのテストでも同じことで、論理的な解答を作る際に大変役に立ちます。
- I agree/disagree with the idea that…(まずは自分の主張を明確にする)
- First, Second, Finally…(次に主張に対する理由を挙げて述べる)
スピーキング対策用の参考書にはこの型について書かれているものも多いので、本番前に頻出のものは覚えてしまうといいでしょう!
テンプレートを増やせるオススメのスピーキング参考書
書籍名 | 完全攻略! TOEFL iBTテスト スピーキング ライティング | TOEFLテストスピーキング問題110 | TOEFL iBT® TEST スピーキングのエッセンス |
おすすめ | (4.0) | (4.5) | (4.0) |
値段・コスパ | (4.0) | (4.0) | (4.0) |
特徴 | ・TOEFLスピーキング+ライティングの入門書 ・問題概要から模擬テストまでこれ一冊 ・TOEFL受験がはじめても人にもおすすめ◎ | ・TOEFLスピーキング特化の問題集 ・必要な型&メモ取りのコツを学ぶ ・豊富な問題集で毎日継続学習 | ・上級スコア&スピーキングをより深く学びたい人に ・「論理マップ」でアイデアや情報のまとめ方を学ぶ ・模擬テスト2回分 |
オススメのTOEFL参考書、問題集については、以下の記事ですべてまとめて解説しています!
採点基準を事前に頭に入れておく
スピーキング試験において重要なのは、まず「採点基準」を知っておくことです。
文法や使用単語を間違えなければ高得点を取れるという訳ではなく、基準に沿ったアプローチでスピーキング問題に挑む必要があります。
- 質問に対して適切に答える
- 全体理解:発言がどれだけ理解できるものか
- 構成:答えはしっかりと構成され、組み立てられているか
- 流暢さ:頻繁に止まることなくスラスラ話せているか
- 発音:個々の単語を正しい発音で発音できているか(訛りではなくあくまで発音)
- 文法:高度な文法を使っているか
- 語彙:適切かつ幅広いボキャブラリーを使用できているか
少なくとも上記の基準を意識しながら対策をしていきましょう
答えの丸暗記はNG
「引き出しを増やす」これは重要なことですが、なんでも問題集に掲載されている答えを丸写ししようという訳ではありません。
使えそうな要素を選定して抜き取って引き出しに入れましょうということです。
丸暗記は絶対しないようにしましょう
丸暗記したテンプレは簡単にバレてしまいますし、応用が利かなくなります。
丸暗記しただけでは意味がありません
必ずマイクを使ってスピーキングを練習しよう|オンライン英会話一択
私がTOEFLを受けたときにもっとも衝撃的かつ、準備できていなかったのが、パソコンに向かってマイクでスピーキングをするという体験でした。
認識はしていましたが、実戦を積んでいなかったので違和感が拭えないまま力を出し切れなかったのです。
自分の実力を出せない状況は、一番避けなければならない
スマートフォンの録音アプリで自分の声を録音するのもアリですが、やはり一番オススメなのはオンライン英会話サービスを使って場慣れするという方法。
せっかくドンピシャで使えるサービスが現代にはあるので、使ってみない方が損です。
結論からいうと、TOEFL対策ができるオンライン英会話でもっともオススメできるのはEFイングリッシュライブです
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 |
サービス名 | EF English Live | スパトレ | ELT英会話 |
おすすめ度 | (5.0) | (4.0) | (4.0) |
無料体験 | 7日間 | 7日間 | レッスン1回 |
値段 | 一律 8,900円 | 月額 4,900円~ | 月額 14,300円~ |
講師 | 資格持ちネイティブ | フィリピン人中心 | 有資格ネイティブ |
TOEFL | 〇 | 〇 | 〇 |
ひと言ポイント | TOEFL対策に特化したコースあり | TOEFLライティングも安く学べる | 最高クオリティの講師と徹底的にTOEFL強化 |
コメント