偏差値40台の高校を卒業後、イギリスの大学に進学し、卒業したJINです。
結論、イギリス英語は東西南北で別の言語かってくらい違います
イギリスに5年住んだ筆者がイギリス国内にある主要アクセントを徹底解説!
もっともスタンダードと言われているイギリス英語から、別言語のように異なるイギリス英語まで、まとめてご紹介します。
イギリス英語に興味がある方に、とくに読んでほしい内容です。
英語の区分を分ける時によく言われるのは
- アメリカ英語
- イギリス英語
たしかにアメリカ英語とイギリス英語には大きな違いがたくさんあります。
たとえば 同じ物を表すときに使う単語が違ったり、スペルが違ったり、発音やアクセントが違ったり…
しかしアメリカ英語の中でも、そしてとくにイギリス英語の中ではその中でも多く細分化されます。
地域や階級(かつて)ごとによってアクセント、発音、使う単語や言い回しが全然違うんです
イギリス内で話されている英語の種類をすべて特定、はさすがにできませんが、今回の記事ではイギリスで話されている主な英語アクセントにフォーカスして紹介していきます!
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- 有名なイギリス英語アクセントを知れる
- 各英語を話す有名人を紹介
- 4年イギリスに住んだ筆者が解説
日本語の方言や訛りと同じ感じ?
うーん…そうともいえるけど、隣町に言ったら英語が少し違う、ということはよくあるレベルだね
イギリス英語はひとつじゃない!イギリスで話される主なアクセント16選
それでは有名なイギリス英語アクセントを16個ご紹介。
おおまかにカテゴライズしたものとなっていますが、実際のイギリス英語はさらに細分化されています
~を使う有名人を記載していますが、歳を重ねるにつれて話し方が変わる人や、メディア出演の際はニュートラルな標準的なアクセントを使う人もいます
容認発音(RP)
クイーンズイングリッシュ、RPとも呼ばれる王室やBBCアナウンサーが使う発音としても知られる事実上の標準発音です。
とはいえ容認発音が話されているイギリス英語の大多数と言ったらそうではありません。
一般社会では南部の教養がある人や、私立(パブリックスクール)上がりの人が使う印象が強く、Posh accent(上流階級のアクセント)とよく形容されます
日本でいうお嬢様、お坊ちゃま的要素はあります。
多くの人が使っているから標準という訳ではなく、支配層が使っている(かつて使っていた)から一応標準になっているといった感じです。
コックニー(Cockney)
上流英語の容認発音とは真逆のような存在で、ロンドン東部の下町英語といったところ。
押韻スラング(Rhyming slangs)という、隠語のようなスラングがあり、理解するのが非常に難しいアクセントでもあります。
現在では昔のように完全なコックニーは徐々に薄れてきています
- Apples and pears=Stairs(階段)
- Adam and eve=Believe(信じる)
- Bread and honey=Money(お金)
- Mince pies=Eyes(目)
- Lady godiva=Fiver(5ポンド)など
- ハリー・レドナップ
- デイビッド・ベッカム
- アルフレッド・ヒッチコックなど
エスチュアリー・河口域英語(Estuary)
日本語では河口域英語というようです。
これはロンドンテムズ川周辺で使われるようになったためで、エスチュアリーには河口という意味があります
上流でもない下流でもないロンドンの中間層が作り出したと言われ、RPよりくだけているものの、コックニーより俗感や下町感がない形になっています。
エスチュアリーと似たような英語を話す人は、RPやコックニーと比べるとかなり多いイメージがあります
- ラッセル・ブランド
- アデル
- エイミー・ワインハウスなど
MLE(Multicultural London English)
マルチカルチュアルイングリッシュ、または
- ロードマンイングリッシュ
- ジャフェイカン
- ゲットーイングリッシュ
などと呼ばれることもあります。
ロンドンのラッパーやストリート界隈で使われがちな英語で、独特の表現は元々イギリスと繋がりが深いジャマイカや東部コックニーの影響を大きく受けている面が多い
私もイギリスに住んでいた頃、MLEを話す友人がいたり、一緒に住んでいたりしたこともありますが、英語からノリまでまったく違っておもしろかったです。
より詳しく知りたい方はNetflixシリーズの「トップボーイ」やイギリスのグライムミュージックで深く掘り下げることができます。
エセックス(Essex)
ロンドン東部の隣にあるエセックス州で話されている英語です。
セクシーなアクセントという人もいれば、嫌いな人も多い賛否両論があるアクセント。
エセックス州は大きな州なのでその中でもアクセントの枝分かれがあります
- ジェイミー・オリバー
- ラッセル・ブランド
- オリー・マーズなど
ウエストカントリー(West Country)
名前の通りイングランド西部のアクセントをおおまかにまとめたイングリッシュアクセントです。
一応後述のブリストルもこの括りに入ります。
しかしウェストカントリーアクセントというともっと西側のコーンウォールやデボン、ドーセットを表している場合が多いです
ちなみにコーンウォールの人たちは独自のアイデンティティを持っており、自分たちはイングランド人ではない、コーンウォール人だ!という意見の人が多く、実際かつてはコーンウォール語というものがありました。
- クリス・マーティン
- ロジャー・タイラー
- アダム・ララーナなど
ブリストリアン(Bristorian)
名前の通り「ブリストル」で使われている英語です。
2019年に行われたBig 7 Travel社によるアンケート調査によると、ブリストリアンアクセントは、イギリス国内の英語アクセントでもっとも人気がないアクセントに選出されたとのことです。
- ジェームズ・メイ
- ハンナ・マレー
- ラッセル・ハワードなど
ノーフォーク(Norfolk)
私も長い間住んでいたイングランド東部のノーフォーク州で話されている英語アクセントです。
田舎もんっぽいという評判もちらほらあったりします
BeerとBearやDeerとDearの違いが薄くもはやわからないレベル。
- デリア・スミス
- マイク・ガスコイン
- オリヴィア・コールマンなど
スカウス(Scouse)
スカウスはイングランド北部の都市リバプール英語を指します。
聞いたらすぐにわかるくらい北部都市の中でもかなり特徴的な英語です。
イントネーションなど最初はかなり理解が難しいものの、一旦掴むと意外とわかるアクセントでもあります
- スティーブン・ジェラード
- ビートルズ
- ショーン・エバンスなど
ジョーディー(Geordie)
イングランド北部ニューカッスルで使われている難解英語です。
難解レベル的にはイギリス内でもかなり高く、本当に何を言っているのかまったくわからないということもあります。
そういうところも北部の魅力でしょうか
- スティング
- シェリル
- アラン・シアラーなど
マンキュニアン(Mancunian)
イギリス第2または第3の都市という認識のマンチェスターで話されている英語です。
鼻声なところが特徴的!
個人的な印象ですが、他の北部アクセントと比べると比較的理解しやすい気がします
- ギャラガー兄弟
- バーナード・ヒル
- ダニー・ボイルなど
ブルミー(Brummie)
イングランド中部の大都市、バーミンガムで使われている英語です。
ネットフリックスのドラマ「ピーキー・ブラインダーズ」はバーミンガムを舞台にしているので、興味があればオススメ!
イギリス国内ではあまり人気のアクセントではありません
- オジーオズボーン
- ロブ・ハルフォード
- ジョン・オリバーなど
スコティッシュ(Scottish)
名前の通りスコットランドで話されている英語を指します。
個人的な経験でいうと、もしかしたら数あるイギリス英語の中で一番難解だったかもしれません
スコットランドを舞台にした映画「トレインスポッティング」ではアメリカで字幕付き上映されたこともあります。
スコティッシュ英語と言っても、一括りではなくグラスゴーとエディンバラでは違ったり、そこからさらに分岐します。
ノーザンアイリッシュ(Northern Irish)
イギリスを構成する1国である北アイルランドで話されている英語です。
地理的にはアイルランド島なので、アイリッシュ英語にかなり近いものがあり、セクシーなアクセントとして評価されることも多々あります。
- ジョージ・ベスト
- リアム・ニーソン
- ヴァン・モリソンなど
ウェルシュ(Welsh)
ウェールズで使われているかなり特徴的な英語です。
もちろんウェルシュアクセントと言ってもウェールズ国内の北部と南部では異なります
ウェールズ語自体がかなり特徴的ということで、ウェルシュ英語も特徴的なのかもしれません。ウェールズ語はアルファベットの並びを見るだけでも難解であることがわかります。
- ライアン・ギグス
- アンソニー・ホプキンス
- キャサリン・ゼタ・ジョーンズなど
ヨークシャー(Yorkshire)
イングランド北部のヨークシャー地域の英語を指します。
とはいえ、ヨークシャーは非常に広い地域ですから、ヨークシャー内でも区域によっては結構異なります。
隣町でも英語の種類が違うなんてこともあるからおもしろいですよね
- ジュディ・デンチ
- ルイ・トムリンソン
- ゼイン・マリクなど
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