イギリスの大学を正規で卒業、英検1級に合格して、次の目標をケンブリッジ英検のCPE合格に定めている、ライフタイムラーナー管理人のJINです。
結論からいうとケンブリッジ英検CAEはCEFRのC1レベルに該当します
- 英検1級と同等またはやや上のレベル
- ケンブリッジ英検の中では2番目に高い難易度
- 実際に問題を見ると英検準1級と1級の間くらいだと思った
結論から言ってしまうと、ケンブリッジ英検のCAEは英検準1級よりもやや高いレベルになります。
実はどちらかというと英検なら1級の方が近い難易度
私は一応英検1級、TOEIC満点近くのスコアを取得しており、IELTSやTOEFLも受験経験がありますので、ケンブリッジ英検CAEの難易度を比較的にお伝えできるのではと思っています。
本記事ではそんな筆者がCAEの難易度やレベルについてデータを使いながら分析していきます。
英検1級におすすめのオンライン英会話・講座ランキング|合格者が6社比較
- 英検準1級、1級、TOEIC 930点取得の筆者が見るケンブリッジ英検CAEの難易度がわかる
- イギリスの大学を正規で卒業した筆者が考えるレベル感
- データを駆使して世界でのCAEの立ち位置をカンペキに理解できる
CEFRのC1ってどんなレベルなの?
そうだねぇ…英検1級とかTOEIC 満点はC1に分類されているよ
ケンブリッジ英検CAEが英検準1級より難易度が高いのはCEFRを見ればわかる
まずは、ケンブリッジ英検CAEの難易度を別のテストとの比較や、CEFRのデータを分析して徹底的に解説していきます。
CEFRならひと目でわかる!ケンブリッジ英検CAEの難易度・レベル
CEFR(セファール)というのは、ヨーロッパ全体で外国語学習者の習得状況を示す際に用いられるガイドラインです。
一番下はA1から最高レベルのC2まで区分化されています。
- 英検準1級:B1~B2レベル
- TOEIC:LRとSWの合計1560~1840がB2レベル
- TOEFL ibt:72~94でB2レベル
- IELTS:5.5~6.5を取ればC2レベル
- ケンブリッジ英検 CAE:B2~C1レベル
CEFR | 能力レベル別に「何ができるか」を示した熟達度一覧 |
C1 |
|
B2 |
|
C1にもかかっているCAEは依然としてかなり高いレベルであることがわかります
ちなみに世界や日本の平均はCEFRでどれくらいなのか
CEFRの数値を出されてもあまりピンとこない人も多いかもしれません。
ここでCEFRの数値をわかりやすくするために世界各国や日本の平均を考察してみましょう
スウェーデン発祥の語学を中心にした国際教育機関であるEF Education Firstが独自に算出した数値であるEPI/CEFR換算を見るととてもわかりやすいので紹介します。
CEFR | EF EPIスコア |
Pre-A1 | 1-199 |
A1 | 200-299 |
A2 | 300-399 |
B1 | 400-499 |
B2 | 500-599 |
C1 | 600-699 |
C2 | 700-800 |
EF Education Firstの公式ではこのように結論付けられています。
- 日本の平均英語力をCEFR換算で算出するとB1レベル
- 世界1位のオランダはCEFR換算でC1レベル
- ヨーロッパ平均B2レベル
- アジア平均B1レベル
世界1位のオランダは平均で英検1級レベルの英語力を持っていると考えると凄いですよね!
ケンブリッジ英検公式が定めるCAEのレベル・難易度
ここで運営するCambridge Assessment Englishが公式に記載しているレベル感を紹介しておきます。
英語サイトになるので簡略的に翻訳してポイントをまとめます。
- 世界にある9,000以上の教育機関、企業、政府機関が、英語学習における高いレベルの証明としてC1 Advanced(CAE)を採用している
- CAEに向けた学習は、学習者が英語圏での勉強、仕事、生活において最大限に活用できる英語スキルを身につけるのに役立つ
- この試験は、B2 First(FCE)からC2 Proficiency(CPE)に向かうための重要なステップとなる
この文を読むと、仮に一番上のレベルであるCPEを1級と捉えるのであれば、準1級のような役割をはたしていることがわかります。
実際に問題を見てみて感じるケンブリッジ英検CAEの難易度
- 英検(1級、準1級、2級)
- TOEFL
- IELTS
- TOEIC
私はこれまで上記の英語テストを受験した経験もありますが、ケンブリッジ英検CAEのレベル感はたしかに英検準1級に近いと言われている理由も理解できます。
CEFRでは英検準1級よりも1級に近いとしていますが、私の感覚では準1級の方が近いかなと感じます。
一方Use of English問題など英検やTOEICにはないような特殊な問題もあるので一概には比較できません
ケンブリッジ英検対策におすすめのオンライン英会話ランキング
ケンブリッジ英検というのは日本ではかなり認知度が低いテスト、専門対策サービスを提供しているスクールは他テストに比べると圧倒的に少ないのです。
さらにオンライン英会話となると数えるくらいしかありません。
そこで今、ケンブリッジ英検CPEの対策を実際にオンライン英会話で行っている、当事者の私がケンブリッジ英検に対応しているオンライン英会話をまとめてランキング化しました。
ランキング | 1位 | 2位 | 3位 | 4位 | 5位 |
サービス名 | ELT英会話 | Preply | italki | ユニバーサルスピーキング | カフェトーク |
オススメ度 | (5.0) | (4.0) | (3.5) | (3.5) | (2.5) |
体験レッスン | レッスン1回 | 値引き価格のトライアル | 値引き価格のトライアル | 1000円分相当 | なし |
値段 | 月額 14,300円~ | 講師により変動 | 講師により変動 | 月額 3,300円~ | 講師により大幅に変動 |
講師 | 有資格イギリス人のみ | ネイティブ中心 | ネイティブ中心 | フィリピン人、日本人、カナダ人 | ネイティブ中心 |
ケンブリッジ英検の専門性 | ◎ | ○ | ○ | ○ | △ |
対象の級 | すべての級 | FCE・CAE | すべての級 | 不明 | 不明 |
ちなみに、私が実際に受講しているのは、もちろんELT英会話です。
\ 筆者も実際にケンブリッジ英検コースを受講 /
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詳しいランキングや各サービスの特徴などはコチラの記事で解説しています。
ココで簡単に1位~3位の概要をご紹介します
ELT英会話は、今でも実際に継続受講しているので、少しだけ中身を紹介しておきますね!
- 資格持ちのイギリス人に直接担任として教えてもらえる
- 的を絞った的確な指導で効率的に合格を目指せる
- 私は今まで気にもしなかった細かいところまでしっかりと気づいて、正しい方向性で対策できるようになった
結論、ここまで継続受講してきて、まったく後悔はありませんし、本会員になる前に見えなかったこともたくさん見えてきました。
現在、ケンブリッジ英検CPEの合格を目指して、ケンブリッジ英検試験官のベテラン講師、ローラ先生にオーダーメイドカリキュラムの担任制(レッスン時間固定)で教えてもらっています。
独学でやっていた時に気づけなかったことをたくさん気づかせて貰えたのが、結論もっとも大きなメリットです
自分ではまったく気にもしなかった基礎固めから解答テクニック、対策法まですべて教えてくれます。
レッスン外でもEdmodoという教育向けプラットフォームで、練習問題や読んでおくべき資料などを送ってくれますし、質問があればいつでもそこで回答してくれます。
担当講師によってはEdmondoを使用して質問に回答する場合もありますが、すべての講師が同じようなアプローチを取っている訳ではありません
日本にいながらこのレベルの講師に直接担任としてオンラインで教えてもらえるというのは、多分ココ以外ないです。
私の場合は、先生オススメの「Objective Proficiency」という教材を別途購入し、教材内容+先生が持ってくる独自資料に沿いながら授業を受けています。
レベルにピッタリ合った教材を選んでいただき、合格に向けて効果的に進めている実感があります
さらに「Objective Proficiency」を購入する前に、PDFコピーを使ってレッスンをしていただき、内容や難易度がどの程度なのか事前に理解したうえで適切な問題集を手にできてよかったです。
宿題に関しても、私の生活に合わせて仕事が忙しいときは少な目、ガッツリやりたいときには多めに出してくれるのでタイムマネジメントも非常にやりやすいと感じます。
ケンブリッジ英検対策の場合、スピーキングだけでなくライティング、リスニング、リーディングとオールインワンで総合対策。
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