偏差値40台の高校を卒業後、イギリスの大学に進学して卒業したJINです。
一切の後悔は無いですが、もう一度1からやり直せと言われたら正直キツイかも…
- 実は英語力さえあれば海外の大学に行くチャンスは十分にある
- ただし英語力がない場合は猛勉強が必須
- 実際に私は偏差値40の公立高校で追認試験を何度も受けたくらいですが、イギリスの大学に行って卒業できました
恐らく今この記事を読んでくれている皆様は少なからず
- 海外の大学への進学を考えている、興味がある
- 高校生で日本の大学に行くか海外の大学に行くか迷っている
- 日本の大学生で海外大学への編入を考えている
- 海外の大学に留学してみたい
このような方たちが多いはずです。
- 日本の専門学校へ進学
- 海外の大学 or 専門学校にチャレンジ
- 就職
4つの選択肢を平等に迷っていた時期がありました。
しかし、タイトルにもあるように私は偏差値40台の公立高校出身
一番やめとけと言われていたのが海外の大学への進学でしたが、最終的にフリーターでお金を貯めてから海外の大学にチャレンジすることを選びました。
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- 海外進学の現実を知れる
- 海外進学のメリットとデメリットを理解できる
- 今後の進路決断に役立つ可能性がある
英語はできないけど海外の大学に行きたいでーす
じゃあまずは英語を猛勉強するところからはじめないとね
日本のどこにでもある公立高校から海外の大学に進学する際に起こった3つの困難
ここでは、私がどこにでもある偏差値40台の高校から、海外大学への進学を決意する際に直面した困難をまとめていきます。
学校からのサポートは皆無
まず直面した困難は学校からのサポートは皆無だった為、自分ですべて行わなければならなかったこと。
恐らく私の母校から過去に海外の大学に直接行こうなんて思った人はいなかったはずです。
英語やグローバルに特化した私立高校にでも通っていない限り、学校からのサポートはありません(正直応援もされません)
むしろ英語ができるとなると、先生方は何とか英語だけで入れる日本の大学に入学させようと必死に説得してきます。
もし海外の大学の進学を本気で考えているなら、流されないように…というよりも、本気で気持ちがあるなら流されないです
応援されないなんてムリかも…
周りにそういう人がいない限り孤独に耐えられないと難しいよ
英語力のアップには自主勉強のみ
学校で英会話を教えてもらえるわけでも無いですし、英語のクラスが増えるわけでもありません。
海外の大学への進学を決意したからと言って学校で何かが変わる訳でもなく、学校ではいつも通りの授業をみんなと一緒にやります。
もちろん国語や社会などの授業も受けます。
しかし、受験英語がまったく使えない英語だと思っているのは間違い!
なぜなら大学入試レベルの英語は、そもそも知っておかなければならない基礎レベルの知識だから。
学校でプラスアルファ英語の勉強が出来ない分、文法や受験用単語以外の面ではとにかく自主勉強がものを言います。
海外大学進学を決意した高3の夏から次の年の春までは図書館にひとりで籠って人生で一番勉強しました。
「受験勉強はチームプレーだ」という言葉がありますが、海外進学を決意した場合は、他に同じ考えの人が居ない限りはひとりの戦いになります。
他の友人たちともまったく話が合わなくなります。
孤独な戦いになる、そして喜びも勉強も他の人と共有できない
でもこれに耐えられないと外国でも耐えられないよね
具体的にいうと、当時3ヶ月でIELTSを4.5から6.5(英検でいうと準2級レベルから準1級~1級レベル)に伸ばしました。
勉強量はもちろん多かったのですが、それ以上に今重要だったのが勉強と目標に対する考え方の部分です。
実際に勉強をはじめる前に目標設定や、スケジュール組みなどをやっておくのがオススメ
昔からあるPDCAのフレームワークに沿って、効果的に勉強を改善しながら進められたのが最大の要因です。
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Act:改善
簡単にいえば、上記の頭文字を取って、サイクルを回して改善を続けるというものです。
この記事ですべて紹介すると長くなってしまうので割愛しますが、私が当時行ったすべての行動、考え、目標設定の方法などはコチラの記事で解説しました。
さらに具体的なIELTS対策方法(やったことなど)は、以下の記事で完全に解説しています。
関連記事:【完全版】IELTSで初心者が6.0~6.5を目指すためのイチオシ勉強法まとめ
日本における海外留学の現状
留学サポートの少なさは、まだ日本で海外留学という選択が少ないために、サポート体制が整っていないのです。
こちらのチャートは文部科学省が平成26年4月に発表した「若者の海外留学を取り巻く現状について」という資料の中のチャートを作り直したものです。
5つの国の中で日本は2002年から最下位、爆発的に伸びている中国と比べ、日本は下降線をたどっています。
最近海外向きの若者が増えてきて留学する学生が多いと思っていましたが、間違いだったのかもしれません
コチラのチャートでは単純な留学者数ではなく学生人口からみて何%の人が留学したのかを表しています。
パッと見てわかるように、日本は留学率においてもとても低い水準であり、OECD諸国では最低レベルであることがわかります。
やっぱり海外に行くのが正解なんだね!
いやいや、まったくそんなことない、国内志向が悪で海外志向が善という訳では決してないからね
海外の大学への進学を決意した4つの理由
それでは当時17歳、18歳のころ偏差値40台の公立高校に通っていた高校生の私が、海外の大学への進学を決意した理由について書いていきます。
日本の大学で英語を学ぶことが出来るのかという疑問
まず一番はじめに沸き上がってきた疑問は、日本の英語学科に行ってしっかりと英語を学ぶことが出来るのだろうかという疑問です。
英語教育で有名な難関大学へ入ることができれば、卒業時に英語が使えるようになっているのかもしれません。
通っていた高校も高校だったので数学に関しては数A、数ⅰまでしかやらなかったし、高校1年の時には3教科で落第して留年しかけました。
さすがにそのレベルから当時難関大学へ入学するのは漠然とムリかなと考えていました。
じゃあ英語以外の教科から逃げたってことでいい?
それで間違ってない、英語以外の教科にはまったく自信がなかったんだ、正直今でも逃げたという意識は少しある
ちなみに英語ができるようになった今だから言えるのは、「英語だけできてもスキルでもなんでもない」ということ。
単純に日本の大学への疑問
元々高校入学当時は、日本であろうが、海外であろうが大学へ進学するつもりはまったくなく、何なら中学時代には勉強なんてしたくないから高校にも行かないと宣言した程の勉強嫌いでした。
そのため大学生活や華やかなキャンパスライフへの憧れなども一切ありませんでした。
大学に行こうと考えたのは単純に英語と他の知識を同時に現地で学びたい
それ一本でしたので、サークル活動や遊びがかなり重視されていると聞いていた大学進学は常に疑問に思っていました。
いや、日本の大学に行けばそれはそれで楽しい日々が送れたことでしょう。
しかし、卒業した時に英語が喋れるようなっていたかどうかと考えると、おそらくムリだったと思います
もちろんどんな環境でも頑張れる人は努力して英語が喋れるようになる人もいますが、日本の大学は勉強環境という観点からみると誘惑が多すぎると感じたのです。
私は恐らくその少ない一定数の頑張れる人にはなれなかったはず…
でもそれって自分次第だよね?
さっきから痛い所を突いてくるね、結果論だけどイギリスにいることでストイックに努力し続けられたとは思う…
首都圏の日本の大学VS海外大学の正規留学 経済的費用対価
小さな街出身の私です、たくさんのお金は持っていません。
大学費はとても大きな買い物でありムダにすることは一切できません。
正規留学は間違いなく高価なお買い物ですが、実家を出て東京で大学生活を送るのも高価なお買い物であります。
単純に海外の大学に行けば、英語だけを勉強する日本の英文学科より、海外の大学で英語以外の専攻をしたほうがより多くのことを学ぶことができるのではと思ったのが大きなキッカケでもあります。
(追記:2021年)イギリスに関しては、私の時代よりもかなり学費と物価が高騰しているようです…正直にいうと今の時代だったら私はイギリスに行けないくらいの上昇幅です…
でも日本の大学と比べたら高いんでしょ?
それは間違いない、だからこそ生活費なんかはかなりストイックに切り詰めなければならなかったよ
(追記:2022年)直近で正規留学を取り扱っている「留学情報館」と独占インタビューを行いました、資金に応じてあらゆる選択肢があるとのことなので、気になる方はぜひ以下からインタビュー記事を読んでみてください!
海外でもやっていけるだろうという確固たる自信
単身で海外の大学に行くなんて勇気のある人だね、と言われることも多々ありますが、間違いです。
勝算のない戦いはしません。
勝機が無いと自分で思ってしまうくらいならやらないほうがいいと思うような性格です
ムリそうだなと自分で思うことはないですし、頭の中で道筋を立てて出来そうだなと思ったことにだけ行います。
それって冒険好き、アドベンチャラスとは違いますよね。
とにかく当時は自分の頭の中で何度もシミュレーションした結果失敗する絵は一度も浮かびませんでした。それが確固たる自信に変わり冒険的、アドベンチャラスに見える挑戦をした訳です。
- 英語で行われる授業や勉強に付いていけるかな
- 海外の生活に馴染めるかな
- 英語でコミュニケーション取れるかな
こんなことは一度も考えたことはありませんでした。
自信家と捉えられることも少なくないのですが、これも間違いで、出来ないものは出来ないとはっきり諦めます。
不安、本当になかったの?嘘ついてない?
カッコつけたのは事実だけど…失敗するイメージは何度シミュレーションしても1回も浮かばなかったよ
これから海外の大学へ正規留学を考えている人たちへのメッセージ
最後に、日本の大学に行くか海外の大学へ正規留学をしようか迷っている人へ少しメッセージを送りたいと思います。
この記事を見てくれている人それぞれみんな違う境遇に居ると思います。
- 私のようにお世辞にも頭がいいとは言えない高校に通っている人
- 英語に特化した私立高校に通っている人
- 裕福な家庭の子
- 大学に行けるかぎりぎりの経済状態の家の子
まず言いたいのはとにかく自分でリサーチしてみること
インターネットが普及している今、スマホやパソコンがあればいくらでも情報は出てきます。
- 先駆者のアドバイス
- どのような形での留学が適切なのか
- どこの国に興味があるのか
- 奨学金を貰えるのか
調べることは山ほどあります。
そこでまず、イメージトレーニングをしましょう。
しかしいいイメージ、勝算しかない!と思う人はリサーチを基にあらゆる手を使って自分の夢を実現できるように努力しましょう。
反対されても何度も何度も説得、必ずいつか道が開けてきます。
ここで言っておきたいのは、この決断に関して後悔をしたこともなければ、失敗だったと思ったこともありません
これが大学正規留学を終えた今の私が言えることです。
ただもうひとつ言えるのは「海外進学が正しい訳でもないし、すべてでもない」です。
いろいろな情報を吟味して、自分が後悔せずにがんばれる道に進めば、海外であっても、国内であっても、国内から語学留学でも、ワーホリでもどこでもいいのだと思います。
留学に行きたいと思ったらまずプロに相談するのが一番
当ブログのようなブログ記事やサイトを見て情報収集するのももちろん大切です。
しかし、私はとりあえず行ってみたいという気持ちがあるのなら、すぐにでもプロの留学センターに相談されることを強くお勧めします。
留学経験者には自分が通った道しかわからない
私のような経験者は経験や体験は語ることができても
- どんな国があなたに合っているのか
- どんな大学(語学留学なら学校)があってどんな特徴があるのか
- 全体をみたときのオススメ
- 費用を考えた時の最適な道
このような質問には答えられません。
なぜなら私は、私の通ってきた道しかわからないからです。
ブログで情報収集はおすすめ、でもそれだけでは実現できない
私も17歳、18歳の頃は、さまざまな先駆者の方のブログを読んで想像を膨らませていましたが、それだけでは想像止まりです。
「行きたいな」という漠然な想像を現実化させる為には、まずプロの方の無料カウンセリングを受けるべきです。
そうすればお金、学力、英語力などの面で現実に直面できる
カウンセリングした後に留学しない選択というのはよくあること
カウンセリングを受けたからと言って必ず留学しなければならないなんてこともありませんし、カウンセリングを受けたうえで止めたなんてよくあることです。
ネットでググるだけではわからない、リアルな情報をプロの方は持っている
私もそうです、なぜか大学留学する際に私が自分ですべてやったと思われている人も多いですが、最初は留学センターを利用しました。
相談するまではそこまで明確なことはわかりませんでした。
いうまでもありませんが、カナダからイギリスに変えた選択に後悔はありません。
カウンセリングする留学エージェントはどうやって見つければいいの?
大学正規留学は、取り扱っているエージェントが少ないので、近くに取り扱っているエージェントがあるか探してみましょう。
よく「JINさんが使ったエージェントを教えてください」とメールをいただきます。
私は、人づてで名古屋にあった個人経営のエージェントを利用しましたが、今はなくなってしまったためご紹介できません、申し訳ございません
そんな中、直近で正規留学を取り扱っている「留学情報館」の代表取締役の方と独占インタビューをさせていただき、大学正規留学に関して非常に貴重なお話しを聞くことができました。
高校から海外の大学に行く方法で迷っている方、「行きたい気持ちは山々だけどうすれば…」と思っている方は、ぜひ以下のインタビュー記事を読んでみてください。
\ 海外の大学に15,000人以上送り出した実績 /
※カウンセリング後の留学義務はありません
正規留学ではなく、語学留学やインターンシップ付きの留学をご希望の方であれば、最近縁があってインタビューさせていただいた有名留学エージェントの「スマ留」さんであれば
「少しだけ気になっている方でも全然ウェルカムです!」と言っていただいているので、ぜひお気軽に無料カウンセリング(オンライン可)で想像を現実化させてみましょう。
コメント
コメント一覧 (10件)
こんにちは
拝見しました 今現在高校三年です。
イギリス進学について悩んでいます。
将来は特別支援教育に興味があります。漠然としたイメージを持つものの、自分の中ではあまりしっくりきていないのが本音であります。
視野を広げたい、英語を喋れるようになりたい、異文化に触れてみたい、海外の友達を作りたい、といったような動機しかなく強い目的があるわけでもありません。
また、私は英語が得意ではなく学力的に心配なことが沢山あります。その他にも、金銭的な問題もあり、不安です。
貴方様に相談に乗っていただけたら幸いに存じます。ぜひともお話を聞かせて頂きたいです。
宜しくお願い致します。
雨宮様
コメント頂きありがとうございます。
ぜひ僕なんかでよろしければ相談に乗ります!
込み入った相談となりますとメールでのやり取りのがやりやすいと思いますので、もしよろしければ以下のお問い合わせフォームからメールアドレスとご質問内容を添えて送信して頂ければと思います。
お問い合わせフォーム:https://lifetime-learner.com/enquiry/
よろしくお願いいたします。
管理人
こんにちは、今私は高校1年生です。
海外の大学に興味はあるものの学力が低く海外だけでなく日本の大学も受かる気がしないです。
でもJINさんの記事をみると、共通する部分があり海外の大学についてより知りたくなりました。
ぜひ色々教えて欲しいです。
コメント頂きありがとうございます。
高校1年生であれば今後どんな決断をするにせよ全然時間はたっぷりあります、今からしっかり勉強を始めれば必ず学力は上がると思いますよ。
まず英語にも興味があるのであれば学校の英語で1位を取るくらいの意気込みで一回猛勉強をしてみるのがおすすめです、頑張った結果どうなるかで学ぶことはたくさんあると思います。
またツイッターでは英語や留学に関する情報をリアルタイムで発信しています、都度都度コメントで質問して頂ければお答えしますのでぜひご興味ありましたらよろしくお願いしますhttps://twitter.com/ScratchhEnglish
質問なんですが、英語力が大学が課してる条件に満たされれば高校の成績があまり良くなくても海外の大学行けますかね?
ご質問ありがとうございます。
国や大学によって多少異なると思いますが日本の高校の内申はそこまで関係ないです、どちらかというと英語と特定分野の実力の方が圧倒的に大切だと思います。
こんにちは!
海外(特にイギリス)への進学を考えている男子高校生です。
海外大学進学に対する質問(費用、行く前にするべきこと、行ってからの生活になどなど)
がたくさんあります。
ぜひご相談に乗っていただけないでしょうか?
コメント頂きありがとうございます。
ご相談に関しては「お問い合わせ(https://lifetime-learner.com/enquiry/)」の方からメールにて承っておりますので、ぜひ状況やバックグラウンドなどをできるだけ詳しく添えて質問して頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。
管理人
こんにちは!
私はイギリスの大学への進学を考えている者です。
記事を読んで、よりリアルな進学計画、留学体験を得られるのではないかと思いコメントさせていただきました。
親には反対されており、自分で明確に調べてまた説得しなければなりません。
もしよろしければ、相談に乗って頂きたいです。よろしくお願いします。
コメント頂きありがとうございます。
ご相談に関しては「お問い合わせ(https://lifetime-learner.com/enquiry/)」の方からメールにて承っておりますので、ぜひ状況やバックグラウンドなどをできるだけ詳しく添えて質問して頂ければと思います。
よろしくお願いいたします。
管理人