グローバル化に伴い、ますます早期英語学習の推奨がされています。
でも、どのような英語学習をすればいいのか、どのような教材を使えばいいのか、悩んでいる保護者の方も多いのではないでしょうか?
「英語が話せて当然」と言われる時代になり、私たちが習っていたような英語学習とは大きく変わってきました。
小学生の英語では、文法重視ではなく、英会話を重視する学習方法が取り入れられています。
そのような新しい英語教育を受けることになる子どもたち、そんな小学生たちの英語学習の方法として、どのようなものが良いのでしょうか。
目次;
1.まずは英語が楽しいが一番!
当然のことですが、子供は「勉強」があまり好きではありません。
新学習指導要領で、算数・国語・理科・社会の4教科の内容が大幅に改修されて、難しくなったうえに、英語まで勉強しないといけないというプレッシャーを与えてしまうのは逆効果です。
英語=勉強と言うイメージを払しょくさせて、自ら楽しいと思ってもらえるように仕向けていく必要があります。
そのために、まずは英語のアニメやDVD,英語の歌から触れさせるというのは良いアプローチではないかと思います。
例えば、たまたま見ているDVDに英語がついてきた!というような状況にして、さらには保護者も一緒になってDVDを楽しむようにできれば、ベストです。
大好きなお母さんお父さんが楽しんでいる姿が子供には一番刺激があり、また、親に褒められたり、親の知識や発音を上回った!と感じて自己肯定感を得ることができると、子供は、もっともっと英語に触れたい、と思うようになります。
2.考えなくても見てわかる、教材を使いましょう。
小学生の英語学習においては、英語の文字だけが羅列したような教材はおすすめできません。
英語のまますんなり理解してもらうためにも、「考えなくても見てわかる」ということをモットーに教材を探してください。
いちいち日本語で対訳が全英文について書いてあったり、日本語がメインになってしまっている教材も小学生には不適切です。
英語の文章がそのまま絵になって解説されているのも、英単語しか書かれていないもの、短文のものを選ぶようにして、カラーがふんだんに使われているものを選びましょう。
その中でも、英語絵本は、とても優れた教材になってくれると思います。
子供はきらきらした絵を見て、英語を耳で聞いてイラストのまま理解するのです。
さらに、飛び出す英語絵本や、感触のある絵本、キラキラとした光沢のある英語絵本などが特におすすめです。
3.ディズニー映画にも字幕でチャレンジしてみよう!
小学校低学年生には、まだ字幕の映画は難しいかもしれません。
でも、ディズニー映画で使われている英語は、実は、子供向けの簡単な英語しか使われていません。
また、SFやサスペンスなどの汚い英語が使われていないので、きれいな英語を学ぶことが出来ます。
いきなり長編の映画は字幕に慣れていない子供には難しいかもしれませんが、10分・15分アニメなどから字幕デビューをさせてみるのも良いですね。
好きなキャラクターになりきって名台詞を使ってみたり、歌を一緒に歌ったりすると、知らず知らずのうちに英語への興味が湧いてくるでしょう。
4.家でできる会話フレーズ集を増やしましょう。
親子での英会話も、小学生のお子様が英語学習する上で最適です。
普段お母さんが子供に言っている会話を、そのまま英語で伝えるだけでいいのです。
「手を洗いなさい。Wash your hands.」
「ごはん用意できたよ。Dinner is ready.」
「宿題したの?Did you finish your homework?」
・・・などの英文を、徐々に増やしていってみてください。
子供は、
「まだだよ。Not yet.」
「今からやるよ。I’ll do it.」
「わかった。All right.」
などの簡単な返しでかまいません。
朝のあいさつを増やしたり、
「お腹が空いた。I’m hungry.」
「のどが渇いた。I’m thirsty.」
などのフレーズも増やしていってみてください。
5.まとめ
小学生になると、習うこと・学習することが大幅に増えて忙しくなります。
その中でも英語は日本語と文法構造が全く反対なので習得に時間が掛かり、挫折してしまう子もいるのが正直なところです。
お子さんが大人になるころには、国際化が進み、英語の必要性がますます高まることは間違いがありません。そんなお子さんが、子供のうちから英語嫌いにならないように、保護者の方がサポートする必要があります。
サポートといっても難しく考えることはありません。
一緒に楽しんで映画を観たり絵本を読んだりするたけで、子供は、どんどん英語が好きになってくれます。
毎日少しずつ英語に触れさせて、英語脳ができるようにしましょう!
さっそく今日から始めてみてくださいね。